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【初心者OK】Keplr Walletを使ったIBC Transferのやり方

この記事から分かること
  • KeplrウォレットでIBC Transferを行う方法
  • IBC Transferを行う際の注意点
この記事を書いた人
  • Core30経理職
  • 米国公認会計士(ワシントン州)
  • 2021年上期の仮想通貨バブル期にアルトコイン投資とBCGに夢中になりクリプトの世界へ
  • 現在は強気相場が予想される2024年の半減期に向けてビットコインをコツコツ積み立てる堅実スタイル
  • 仮想通貨投資は500万円以上、NFTは50点以上保有、BCGは20作以上プレイ。一番やさしく丁寧なクリプト情報を発信しています

本記事ではKeplrウォレットでIBC Transferをマニュアルで行う方法について解説しています。

以下のようなCosmos系のサービスであれば必要なIBC Transferは自動で行ってくれるケースが多いです。

さとう

必要な場合は本記事の内容を是非参考にして下さい。

目次

Keplr WalletのIBC Transferのやり方

Keplr Wallet(ケプラーウォレット)でIBC Transferをマニュアルで行う方法について解説していきます。

マニュアルでIBC Transferを行う方法
  1. 開発者モードをオンにする
  2. IBC Transferのチャンネル設定
  3. 送金先アドレスを入力してIBC送金

ちなみに、手動でKeplr WalletでIBC Transfer(IBCを利用した送金)を行う必要はない場合が多いです。

サイト上の操作で自動的にCosmos Network間をまたげるようになっている場合がほとんどだからです。

先に次の内容をご覧ください。

①開発者モードをオンにする

本記事では仮想通貨ATOMをブロックチェーンCosmos HubからブロックチェーンStrideにマニュアルでIBC Transferを行う方法について解説していきます。

KeplrウォレットのマニュアルのIBC Transferは、開発者モード(Developer Mode)でないと行えません。

さとう

2023年4月12日時点では、スマホアプリ版では開発者モードをオンにできないため、マニュアルのIBC Transferは出来ません、PCアドオンのKeplrウォレットを利用するようにしましょう。

以下の手順でKeplrウォレットを開発者モードに切り替えます。

  • 左上の横3本線をクリック
  • 「Settings」を選択
  • 「Developer Mode」をオン
keplr-ibc-transfer-1

②IBC Transferのチャンネル設定

開発者モードをオンにすると、Keplrウォレットの下部に「IBC Transfer」が表示されるようになります。

さとう

次に送金に必要な情報を入力します。

以下の手順でIBCのチャンネルを設定します。

keplr-ibc-transfer-2

Destination Chain(送金先ブロックチェーン)にStrideを選んだら、Channel IDを入力する必要があります。

Channel IDはその都度Cosmos Hub⇒StrideのIBCが開通しているIDを調べて入力する必要があります。

Channel IDはこちらのサイトから以下の手順で調べることができます。(MINTSCAN)

画面上がCOSMOSになっていることを確認し、送金先であるSTRIDEをクリックします。(逆にStrideからCosmosにIBC送金する場合は、上のタブはStrideで設定してその後リストからCosmos Hubを選ぶ)

keplr-ibc-transfer-3

開通しているチャンネルIDを確認しましょう。緑色になっている所が現在開通しているチャンネルです。

「Channel ID」の欄には開通しているチャンネルの送金元のIDを入力します。(今回の例でいればCosmos Hubの方のID)

keplr-ibc-transfer-4
さとう

以前開通していたチャンネルが開通しなくなることもあるので、送金の都度同じ手順で確認するようにして下さい。

③送金先アドレスを入力してIBC送金

送金に必要なチャンネルの情報が入力できたら、送金先のアドレスを「Recepient」の欄に入力します。

Strideであれば上のタブでStrideに切り替えた後、表示されたアドレスをコピーして貼り付けます。

keplr-ibc-transfer-5
さとう

後は送金する仮想通貨と枚数を入力し、ガス代を支払って「submit」でマニュアルのIBC Transferは完了です!

Osmosisなら手動IBC送金は基本的に不要

例えば、分散型取引所Osmosisで仮想通貨をスワップしたり、流動性を提供したりする場合にはブロックチェーンOsmosis上に仮想通貨を持ってくる必要がありますが、本記事で紹介したようなマニュアルのIBC Transferは不要です。

さとう

分散型取引所Osmosis側の操作で簡単にIBC Transferができるからです。

Cosmos Hub上にあるATOMをOsomosisチェーン上に持ってくる場合は、Osmosis側で次のように操作します。

逆にOsmosisチェーン上にあるATOMをCosmos Hubチェーン上に持ってくる場合は次のように操作します。

ATOMを発行元のブロックチェーンであるCosmos Hub以外に送金することはできないので(Strideへ送金等)、その場合は本記事で紹介したマニュアルのIBC Transferを行うようにしましょう。

さとう

チャンネルIDはOsmosis⇒StrideのものをMINTSCANで調べます。

Strideなら手動IBC送金は基本的に不要

リキッドステーキングサイトStride(ストライド)に関しても、ステーキングを行いたい仮想通貨は自動的にブロックチェーンStride上に自動で持ってきてくれるため、手動のIBC Transferは不要です。

例えば、仮想通貨ATOMをリキッドステーキングしたい場合、ブロックチェーンCosmos HubにATOMを置いたままでもStrideでリキッドステーキングを行うことは可能です。

リキッドステーキングを行いたい数量を入力して実行すれば、自動的にブロックチェーンStrideに持ってきてくれます。

まとめ:マニュアルで行う必要は基本ない

本記事ではKeplr Wallet(ケプラーウォレット)でIBC Transferを行う方法を紹介してきました。

以下の手順で行うことができます。

多くのCosmos系のサービスを利用する際は、サービス側でIBC Transferを自動で行ってくれるため、マニュアルで行う必要は基本的にありません。

チャンネルIDの設定に手間が掛かり、誤送金のリスク等もあるので、必要な場合に限り行うようにしましょう。

手動のIBC Transferが開発者モードでしか行えない理由は、チャンネルIDの設定など直感的に操作できず、初心者は簡単に利用できない点にあると考えています。

メタマスクといった仮想通貨ウォレットのキラーアプリはとにかく全ての操作が簡単です。

詳細な設定は自動で設定してくれます。

さとう

手動で行わなくても出来るケースがほとんどなので、小難しく見えてしまう機能は隠したい意図がKeplrあるのでしょう。

そうはいってもIBC Transferで簡単にブロックチェーン間をまたげるのがCosmosの魅力なので、少し複雑な気持ちにはなりますね。

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