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「ぱんだくりぷとの」のコンテンツ制作・編集ポリシーはこちらでご紹介しています。なお、当サイトの記事には企業からのPRが含まれている場合があります。
- 自分に合ったレンディング先はどこか
- 仮想通貨レンディングのリスク
本記事を最後まで読むことで、自分に合った仮想通貨のレンディング先を見つけ、メリットとリスクを踏まえた上でレンディングを実行するべきか判断できるようになります。
各社の仮想通貨ビットコインのレンディング年間利率は、下のグラフの通りです。

各社のビットコインの最小貸付量と年間金利の比較は、下の散布図の通りです。

結論、レンディングサービスとしての内容は以下の点から「PBRレンディング」が優れています。
- 最も年間金利(APR)が高い
- 最小貸出量のハードルも低め
- いつでも常時貸出を受け付け

※ 10万円×10%×1/12=約840円
どこを利用するべきか迷った場合、PBRlendingを選んでおけばサービス内容で損をすることはありません。

・特徴①:最高利率10%の運用ができる
・特徴②:最短1カ月運用で解約できる
・特徴③:ステーブルコインも運用できる
\ 国内最高利回りで仮想通貨を運用できる/
🐼 PBRレンディング公式サイト:https://nottinghillclub.com/lp_lending/


下のツールを利用することで、PBRレンディングでBTC・ETH・ADAの3銘柄のいずれかを運用したときに稼げる毎月の利息金額を自動で計算できます。

運用銘柄を選び、運用する金額を入力して、計算を実行するとあなたの利息収入が計算されます。
※送金手数料が無料のGMOコインの利用を想定
PBRレンディング 利息計算ツール(by ぱんだくりぷと)



仮想通貨のレンディングサービスを利用するリスクは、本記事後半で詳しく解説しています。
※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。
暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
【7社比較】仮想通貨レンディングの金利一覧


下の比較表は、仮想通貨レンディングができる取引所のレンディングサービス内容をまとめたものです。



上から順番に詳細について解説していきます。
PBRLendingの金利一覧・サービス詳細


PBRLendingの仮想通貨のレンディング金利一覧は、次の通りです。
取扱銘柄 | 年間金利 | 最小貸出量 |
---|---|---|
BTC | 10% | 0.01BTC |
ETH | 10% | 0.1ETH |
ADA | 10% | 500ADA |
USDT | 10% | 300USDT |
USDC | 10% | 300USDC |
PBRLendingのレンディングサービスのその他詳細は、次の通りです。
項目 | PBRLendingの詳細 |
---|---|
貸出期間 | 1カ月~無制限 |
途中解約 | 1カ月移行いつでも可 |
受付期間 | 全銘柄常時受け付け |
返還手数料 | 固定ではなくガス代発生 |
PBRLendingは、株式会社Notting Hill TOKYOが2022年12月に開始した仮想通貨レンディングサービスです。





PBRLendingのレンディングサービスの特徴は、次の通りです。
- 年間金利が国内で最も高い
- 貸し出しが先着ではなく常時受け付けている
- ステーブルコインも運用可能
- 返還時はガス代が発生する
サービス内容を見ると、返還時にガス代が発生する以外は他のレンディングサービスより優れています。



しかし、そのガス代も各銘柄でそこまで掛からないので、高い利息分でカバーできることが多いです。
銘柄 | ガス代枚数 | ガス代金額 |
---|---|---|
BTC | 0.000034BTC | 170円 |
ETH | 0.00032ETH | 90円 |
ADA | 0.8ADA | 35円 |
USDT(ERC20) | 0.00111ETH | 300円 |
USDT(TRC20) | 15.5TRX | 220円 |
USDC(ERC20) | 0.00137ETH | 370円 |
USDC(TRC20) | 15.5TRX | 220円 |
まだサービスが開始してから日が浅いため、最初の数年間だけ宣伝目的も含めて太っ腹な金利設定にしている可能性もある点は注意が必要です。
しかし、どこの仮想通貨レンディングを利用するか迷ったら、とりあえずPBRLendingを利用しておけばサービス内容で損をすることはないでしょう。私もビットコインを預けて利用しています。



スマホアプリはありませんが、スマホブラウザ上の管理画面はとても見やすいので、初心者の方でも直感的に操作できるはずです。






・特徴①:最高利率10%の運用ができる
・特徴②:最短1カ月運用で解約できる
・特徴③:ステーブルコインも運用できる
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🐼 PBRレンディング公式サイト:https://nottinghillclub.com/lp_lending/
BitLendingの金利一覧・サービス詳細


ビットレンディングの仮想通貨のレンディング金利一覧は、次の通りです。
取扱銘柄 | 年間金利 | 最小貸出量 |
---|---|---|
BTC | 8% | 0.01BTC |
ETH | 8% | 0.1ETH |
DAI | 10% | 200DAI |
USDT | 10% | 200USDT |
USDC | 10% | 200USDC |
ビットレンディングのレンディングサービスのその他詳細は、次の通りです。
項目 | BitLendingの詳細 |
---|---|
貸出期間 | 1カ月~無制限 |
途中解約 | 1カ月移行いつでも可 |
受付期間 | 全銘柄常時受け付け |
返還手数料 | 年間4回まで無料 |
BitLendingは、株式会社J-CAMが2022年8月に正式に開始した仮想通貨レンディングサービスです。





BitLendingのレンディングサービスの特徴は、次の通りです。
- 年間金利が国内で2番目に高い
- 貸し出しが先着ではなく常時受け付けている
- ステーブルコインも運用可能
- 返還手数料の無料が年4回まで
サービス内容はPBRLendingとよく似ており、ビットコインとイーサリアムの年間金利が10%から8%になっている点が大きな違いです。
そのほか、返還手数料の無料が年4回までとなっており、1年の間に何度もレンディングをキャンセルして再度預けるといったことを繰り返すと、手数料が掛かってしまう点は注意が必要です。
PBRLendingで問題ありませんが、ビットレンディングを選んでもでも大きくサービス内容で損することはないでしょう。私は両方にビットコインを預けて運用しています。



スマホアプリはありませんが、スマホブラウザ上の管理画面はとても見やすいので、初心者の方でも直感的に操作できるはずです。


公式サイト:https://bitlending.jp/
GMOコインの金利一覧・サービス詳細


GMOコインの主要仮想通貨のレンディング金利一覧は、次の通りです。
取扱銘柄 | 年間金利 | 最小貸出量 |
---|---|---|
BTC | 3% | 0.1BTC |
ETH | 3% | 0.05ETH |
XRP | 3% | 5000XRP |
その他、GMOコインで取り扱われている様々なアルトコインがレンディングの対象銘柄となっています。(詳細なレンディング対象はこちらのGMOコイン公式を参照)
GMOコインのレンディングサービスのその他詳細は、次の通りです。
項目 | GMOコインの詳細 |
---|---|
貸出期間 | 3か月 |
途中解約 | できるが金利なし |
受付期間 | 先着 |
返還手数料 | 無料 |
3か月間の貸出が代表的なプランですが、1カ月の短期貸出が受け付けられていることもあります。



GMOコインのレンディングサービスの特徴は、次の通りです。
- 金利は低め
- 最小貸出量のハードルが高め
- 様々なアルトコインの貸出に対応してる
- 途中解約すると金利を受け取れない
- 先着順のため、貸し出すのが難しい
PBRLendingやBitLendingと比べると金利は3%と低めですが、稀に高めの金利で募集しているときもあります。
また、様々なアルトコインのレンディングに対応している点も特徴的です。
しかし、レンディングの受付が先着順のため、希望の仮想通貨を貸し出すのが非常に難しいです。



下のように、公式サイトで受付開始のお知らせが行われるので、開始され次第すぐに飛びつく必要があります。


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🐼 公式サイト:https://coin.z.com/jp/
LINE BITMAXの金利一覧・サービス詳細


LINE BITMAXの主要仮想通貨のレンディング金利一覧は、次の通りです。
取扱銘柄 | 年間金利 | 最小貸出量 |
---|---|---|
BTC | 3% | 0.01BTC |
ETH | 3% | 0.1ETH |
XRP | 3% | 100XRP |
その他、LINE BITMAXで取り扱われている様々なアルトコインがレンディングの対象銘柄となっています。(詳細なレンディング対象はこちらのLINE BITMAX公式を参照)
LINE BITMAXのレンディングサービスのその他詳細は、次の通りです。
項目 | LINE BITMAXの詳細 |
---|---|
貸出期間 | 1カ月 |
途中解約 | 不可 |
受付期間 | 先着 |
返還手数料 | 無料 |
貸出期間は1カ月間が主ですが、2か月間・3か月間が受け付けられていることも稀にあります。また、利率半分の1.5%の1日から貸し出せていつでも返還できるプランも用意されていることがあります。



LINE BITMAXのレンディングサービスの特徴は、次の通りです。
- 金利は低め
- 途中解約できない
- 先着順のため、貸し出すのが難しい
PBRLendingやBitLendingと比べると金利は3%と低めです。
LINE BITMAXのレンディングは先着順のため、希望の通貨を貸し出すのが難しいです。
1日毎に受け付ける貸出量が決まっており、午前9時に更新されるので、午前9時になったら急いで貸出申請 and 通知をONにして通知が来たら急いで貸出申請を行う形になります。


Coincheckの金利一覧・サービス詳細


コインチェックの主要仮想通貨のレンディング金利一覧は、次の通りです。
取扱銘柄 | 年間金利 | 最小貸出量 |
---|---|---|
BTC | 2% | 1万円 |
ETH | 2% | 1万円 |
XRP | 2% | 1万円 |
その他、コインチェックで取り扱われている全てのアルトコインがレンディングの対象銘柄となっています。
コインチェックのレンディングサービスのその他詳細は、次の通りです。
項目 | Coincheckの詳細 |
---|---|
貸出期間 | 1カ月 |
途中解約 | 不可 |
受付期間 | 先着 |
返還手数料 | 無料 |
貸出プランは、貸出期間1カ月で年間金利2%のもの以外に、以下の幅広いプランが用意されています。
- 14日間(年間金利1%)
- 90日間(年間金利3%)
- 180日間(年間金利4%)
- 365日間(年間金利5%)



コインチェックのレンディングサービスの特徴は、次の通りです。
- 金利は低め
- 途中解約できない
- 先着順だが比較的空きがある
PBRLendingやBitLendingと比べると金利は低めです。
貸出の受け付けは先着順ですが、コインチェックは他社と比べると比較的空きが多く、各銘柄を自由な貸出プランで貸し出せることが多いです。
貸出受付が通知されるようなこともないので、基本的に余裕がある受入体制となっています。



アプリ上にレンディングの管理機能はなく、PCやスマホのブラウザからレンディング専用サイトで管理することになります。


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🐼 公式サイト:https://coincheck.com/ja/
BitTradeの金利一覧・サービス詳細


ビットトレードの主要仮想通貨のレンディング金利一覧は、次の通りです。
取扱銘柄 | 年間金利 | 最小貸出量 |
---|---|---|
BTC | 1% | 0.01BTC |
ETH | 3% | 0.1ETH |
BTCとETHは常時レンディング対象となっていることが多いです。その他のビットトレード取り扱い銘柄も受け付けていることがありますが、数は少ないです。
ビットトレードのレンディングサービスのその他詳細は、次の通りです。
項目 | BitTradeの詳細 |
---|---|
貸出期間 | 3カ月 |
途中解約 | 不可 |
受付期間 | 先着 |
返還手数料 | 無料 |
3か月の貸出期間が主ですが、稀に「特別募集」としてマイナーなアルトコインが年間金利20%などで貸出を受け付けていることがあります。





ビットトレードのレンディングサービスの特徴は、次の通りです。
- 金利は低め
- 途中解約できない
- 特別募集で稀に金利が高いプランがある
PBRLendingやBitLendingと比べると金利は低めですが、特別募集としてアルトコインを高い年間金利で受け付けていることがある点が特徴的です。
自分の所有しているアルトコインが特別募集として受け付けられていた場合、貸出を検討してみても良いでしょう。
BitTradeに登録したメールアドレスに、貸出の募集開始案内は届きます。





スマホアプリ上でレンディングは管理できます。


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🐼 公式サイト:https://www.bittrade.co.jp/
ビットバンクの金利一覧・サービス詳細


ビットバンクの主要仮想通貨のレンディング金利一覧は、次の通りです。
取扱銘柄 | 年間金利 | 最小貸出量 |
---|---|---|
BTC | 0.5% | 0.01BTC |
ETH | 1.0% | 0.1ETH |
XRP | 1.0% | 1000XRP |
その他、ビットバンクが取り扱っている全ての仮想通貨がレンディングの対象となっています。(ビットバンクの取扱銘柄一覧はこちら)
また、ビットバンクのレンディングの年間金利は最大5%となっていますが、0.5%~2%がほとんどなので、5%で運用できる銘柄はないと考えてよいでしょう。
ビットトレードのレンディングサービスのその他詳細は、次の通りです。
項目 | ビットバンクの詳細 |
---|---|
貸出期間 | 1年間 |
途中解約 | 5%の解約手数料発生 |
受付期間 | 先着 |
返還手数料 | 無料 |



ビットバンクのレンディングサービスの特徴は、次の通りです。
- 金利はかなり低め
- 貸出期間は1年間固定で長め
- 途中解約できるが解約手数料発生
- レンディング対象銘柄が多い
年間金利がかなり低く、貸出期間も長いので利用しづらいですが、レンディングできる銘柄がビットバンクの取扱銘柄全てです。
他の取引所でレンディングできない銘柄を運用できる可能性はあります。
しかし、1年間動かせなくなるので、そのリスクだけ理解した上で利用しましょう。
受け付けは月毎の先着順となっており、月初めにレンディングプランのお知らせが公開されるので、ビットバンクで運用したい方は必ずチェックしましょう。





スマホアプリ上でレンディングの申し込み・管理ができます。


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🐼 公式サイト:https://bitbank.cc/
PBRLendingとBitLendingの利率が高い理由


PBRレンディングとビットレンディングの年間金利が突出して高いですが、高い理由は次の2点です。
- 金利が高い理由は再度他の運用先に投資しているから
- 他の取引所はレンディングをレバレッジ取引に利用しているだけなので利益率が低い
理由①:レンディング資産の再運用
PBRレンディングとビットレンディングの年間金利が突出して高い1つ目の理由は、レンディングで募った資産を他の運用先に再投資し、その利回りの一部を還元しているという点です。



それで年間金利8%~10%とか本当に還元できるの?



例えば、海外の仮想通貨運用は8%~10%よりも利率が高いものも多いので、上手く投資できれば8%~10%を実現できるのは事実です。
例えば、分散型取引所で行うことができる「ファーミング」と呼ばれる運用方法では年利10%を超えるものも多く、中には100%を超える運用先もあります。


こういった高利回りの仮想通貨の運用方法は、実は仮想通貨の世界ではありふれています。



どうして仮想通貨の運用は利率が高いんだろう・・・?



仮想通貨の運用の利率が高い理由は、主に次の2点です。
- 資産運用に掛かるコストが少ない
- 資産運用する人が利用者に対して少ない


まず、仮想通貨の資産運用はブロックチェーン技術で行われるため、仲介業者が少なく余計なコストが発生しないため、基本的に稼ぎやすい構造になっています。
また、仮想通貨は、利用者に対して資産運用する人が少ないです。利回りは資産運用している人で案分される構造になっているものが多いため、利回りが1人1人に集中しやすい構造になっています。
理由②:レバレッジ取引への活用
PBRレンディングとビットレンディングの年間金利が突出して高い2つ目の理由は、他の取引所は預かった資産をレバレッジ取引に活用しているので、金利が低いという点です。


CoincheckやBitbankといった取引所は、レンディング資産を再運用していないので金利が低いという主張です。



こちらについては何を言っているか私も最初分からなかったので、詳しく調べてみました。
利用者からレンディングで募った資産をレバレッジ取引に活用している場合というのは、次のようなケースが想定されます。
- AさんとBさんがそれぞれ10万円ずつ取引所に入金
- Aさんがロング、Bさんがショートでレバレッジ取引
- Aさんが100万円損失、Bさんが逆に100万円利益
- 取引所はBさんへの支払いができなくなる
- レンディング資産があれば補填できる
イラストで表すと、次の通りです。


仮に急激な価格変動でAさんのロスカットが追いつかなかった場合、取引所はAさんから不足金を回収するまでBさんに支払う資金が足りなくなってしまいますが、レンディングで募った仮想通貨があれば一時的な不足を補えます。
レンディングが終わって仮想通貨を返還する前に、Aさんの不足金を回収できれば問題ありません。
これは、利用者の資産がマイナスになるレバレッジ取引に特有して起きる問題です。
こういったケースに備え仮想通貨をレンディングで募っておくことで、安定したレバレッジ取引サービスを提供できるようになるため、その対価としてレンディングに金利を付けているという訳ですが、再運用するよりは金利は低いという訳です。



なんとなくそれっぽい理由にはなってるね・・・



しかし、実際のところ金利が低めの他の取引所でこのような説明を行っている所はなく、レバレッジ取引を提供している取引所も少ないです。
他の取引所の金利が低い理由になっているかというと、私個人としては微妙なところです。
基本的には理由①の「レンディングしてもらった資産を再投資している」ことの影響が大きいと考えています。


・特徴①:最高利率10%の運用ができる
・特徴②:最短1カ月運用で解約できる
・特徴③:ステーブルコインも運用できる
\ 国内最高利回りで仮想通貨を運用できる/
🐼 PBRレンディング公式サイト:https://nottinghillclub.com/lp_lending/
PBRLendingとBitLendingを使用するリスク


PBRレンディングとビットレンディングは、よく「怪しい・リスクがある」と言われることがあり、Googleの検索結果でもサジェストとして「BitLending 怪しい」という検索ワードが良く出てきます。
金融庁に未登録だから怪しいのは本当?
怪しい理由として仮想通貨関係のサイトで紹介されているのは「金融庁に未登録でサービスを提供している暗号資産交換業を行っている」という点です。



これに関しては、基本的に誤りです。
仮想通貨レンディングサービスの提供は、場合によっては暗号資産交換業にそもそも該当しないからです。
過去に金融庁からレンディング事業が必ずしも暗号資産交換業の1つである「暗号資産の管理」に該当する訳ではないといった旨の回答がなされています。
具体的には「令和元年資金決済法等改正に係る政令・内閣府令案等に対するパブリックコメントの結果等について」の別紙1に、次のような金融庁の回答がありました。
個別事例ごとに実態に即して実質的に判断されるべきものではありますが、事業者が利用者の暗号資産を移転するために必要な秘密鍵の一部を保有するにとどまり、事業者の保有する秘密鍵のみでは利用者の暗号資産を移転することができない場合には、当該事業者は、主体的に利用者の暗号資産の移転を行い得る状態にないと考えられますので、基本的には、資金決済法第2条第7項第4号に規定する「他人のために暗号資産の管理をすること」に該当しないと考えられます。
「令和元年資金決済法等改正に係る政令・内閣府令案等に対するパブリックコメントの結果等について」別紙1
質問では、預かった仮想通貨が保管されたアドレスの秘密鍵の具体的な管理方法がいくつか事例として挙げられており、「このケースでは他人のために暗号資産の管理をすることに該当しないのでは?」といった内容です。
つまり、秘密鍵の管理の仕方によっては、レンディングは暗号資産交換業に該当しないこともあるため、PBRLendingとBitLendingが暗号資産交換業に登録する必要がない仕組みを取っているだけということになります。



他のレンディングサービスを提供している取引所も同じです。
実際に、コインチェックの「貸暗号資産サービス」の公式ページを見ると、注意書きに次の記載があります。


本サービスは、資金決済法に基づく暗号資産交換業としてのサービスではありません。したがって、本サービスで当社が借入れる暗号資産は、分別管理の対象とはなりません。
Coincheck貸暗号資産サービスとは?
コインチェック自体は暗号資産交換業者として金融庁に登録されていますが、コインチェックのレンディングサービス自体は暗号資産交換業ではありません。



こちらの内容は下の記事でより詳しく言及しています。


破産した時に仮想通貨が返還されない?



仮想通貨をレンディングするときの一番の不安材料は、一度自分の手元を離れた仮想通貨が戻ってこなくなるのではないかということではないでしょうか。
確かに、暗号資産交換業ではないレンディングと言ったサービスを利用するために仮想通貨を業者に預け入れると、業者が破産した場合に限り、預け入れた仮想通貨が戻ってこない可能性があります。



どういうこと?
暗号資産交換業として提供されているサービスのために仮想通貨を入金した場合は、その資産を信託会社で守るように資金決済法に定められています。


破産した場合は信託会社に預け入られている資産が優先的に利用者に返還されるようになっています。


しかし、暗号資産交換業ではないという扱いでレンディングサービスは基本的に提供されているため、この破産時の資産の返還が保証されていません。
実際に、コインチェックのレンディングサイトの注文書きで、破産した場合の返還が保証されない旨が記載されています。





かなり最悪のケースを想定した話がされていますが、リスクが完全にゼロでないことは押さえておきましょう!
まとめ:放置は勿体ないので効率よく運用!


本記事では、仮想通貨レンディングの金利一覧や、各社のサービス内容について比較形式でご紹介してきました。
結論、レンディングサービスとしての内容は以下の点から「PBRレンディング」が優れています。
- 最も年間金利(APR)が高い
- 最小貸出量のハードルも低め
- いつでも常時貸出を受け付け



10万円分預けるだけでも、かなりの収入になりますね。


※ 10万円×10%×1/12=約840円


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・特徴②:最短1カ月運用で解約できる
・特徴③:ステーブルコインも運用できる
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【11月更新】口座開設キャンペーン一覧
【金融庁】仮想通貨に関する注意喚起



仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。
消費者庁の「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」のYoutube視聴もおすすめです。
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