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- 仮想通貨Osmosis(OSMO)の将来性
- 仮想通貨Osmosis(OSMO)の買い方
- 分散型取引所Osmosisの特徴と使い方
- 仮想通貨Osmosis(OSMO)の運用方法
- 超流動性ステーキングのやり方

仮想通貨Osmosis(OSMO)とは、ブロックチェーンOsmosis(オスモーシス)で発行されている公式の仮想通貨です。
OSMOは次の3つから将来性が期待されている仮想通貨です。
- OsmosisはCosmosの中核を担っている
- Cosmos Network自体の将来性が期待されている
- Osmosisは利用者が多い人気の分散型取引所
ブロックチェーンOsmosisは分散型取引所に特化したブロックチェーンでもあり、仮想通貨OSMOを「超流動性ステーキング」と呼ばれる方法で通常より高い年利(APR)で運用することもできます。

本記事の後半では超流動性ステーキング(Superfluid Staking)のやり方を初心者向けに解説しているので、是非最後までご覧ください!私が実際に行った画面も一緒に載せています。
本記事は次のOsmosis公式文献を元に作成しました。
- Liquidity Mining Incentives
- What is Superfluid Staking?
- Osmosis.gitbook
- Allocation Points
- External Incentives
- Liquidity Rewards
※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。
暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
仮想通貨Osmosis(OSMO)とは?


仮想通貨Osmosis(OSMO)とは、ブロックチェーンOsmosis(オスモーシス)で発行されている公式の仮想通貨です。(ネイティブトークン)
仮想通貨名称 | Osmosis(オスモーシス) |
シンボル | OSMO |
ブロックチェーン | Osmosis |
時価総額順位 | 98位 |
総発行枚数 | 10億枚 |
上場先 | MEXC,Binance,Osmosis等 |
公式サイト | https://osmosis.zone/ |
公式Twitter | https://twitter.com/osmosiszone |
主な用途① | Osmosisのガス代 |
主な用途② | ステーキング |
主な用途③ | 流動性の提供 |
以下から現在のOSMOのドル建てチャートを確認できます。
仮想通貨Osmosis(OSMO)には次の3つの特徴があります。
※読みたい所にジャンプできます。
特徴①:ブロックチェーンOsmosis発行
仮想通貨Osmosis(OSMO)はブロックチェーン「Osmosis」から公式に発行されている仮想通貨です。(ネイティブトークン)
ブロックチェーンOsmosis(オスモーシス)はCosmos Networkと呼ばれるネットワークに繋がっています。
Cosmos Networkとは異なるブロックチェーンを繋げるCosmosと呼ばれるプロジェクトが構築しているネットワークです。


OsmosisはこのCosmos Networkに接続されているブロックチェーンの1つで、Osmosis以外にもたくさんのブロックチェーンがCosmos Networkに繋がっています。
Cosmos Networkに繋がっているブロックチェーンは、Cosmos公式のブロックチェーン開発ツールであるCosmos SDKによって開発されており、IBC(Inter Blockchain Communication)と呼ばれる相互通信技術が備わっています。
IBCによって、Cosmos圏内のブロックチェーンは簡単にデータを相互にやり取りできます。



資産の移動も異なるブロックチェーン間で簡単にできます!
Cosmosはこのように複数の独自のブロックチェーンが繋がっている独自の経済圏を作ろうしています。
異なるものを接続できて正しく動くことを「インターオペラビリティ」と呼び、Cosmosが実現しようしている世界の根っこの考え方です。
Cosmosは次の2つの課題を解決できます。
- スケーラビリティ問題(処理能力の問題)
- ブロックチェーンの中央集権化
例えば、イーサリアムではイーサリアム上にたくさんのアプリが作られています。(Dapps,分散型アプリ)
イーサリアムはワールドコンピュータと呼ばれ、幅広い活用がされていますが、取引が増えてガス代の高騰が問題視されるようになっています。
これはイーサリアムという1つのプラットフォームにアプリ等が構築されているからです。
Cosmos Networkでは各プロジェクトが独自のブロックチェーンを開発し、各プロジェクトの取引承認は各プロジェクトの独自のブロックチェーンで行います。
イーサリアムのように1つのプラットフォームに集まることがないので、処理能力の問題が発生しません。
Cosmosはイーサリアムキラーとも呼ばれており、将来性を期待されているプロジェクトです。
仮想通貨Osmosisは、このCosmosのCosmos SDKによって開発されたブロックチェーンの1つOsmosisから公式に発行されているネイティブトークンです。


特徴②:分散型取引所Osmosisのガス代
ブロックチェーンOsmosisは分散取引所Osmosis(オスモーシス)に特化したブロックチェーンであり、仮想通貨OSMOは分散取引所でガス代として使われます。
分散型取引所Osmosisは、Cosmos Network内のブロックチェーンで公式に発行されている仮想通貨(ネイティブトークン)を自由に取引できる取引所です。
特徴③:OSMO1つで色々な稼ぎ方がある
仮想通貨Osmosis(OSMO)は以下の3つの運用方法でさらに仮想通貨を稼げます。
- OSMOのステーキング
- OSMOを含むLPのイールドファーミング
- OSMOの超流動性ステーキング
Cosmosプロジェクト自体に興味がなくても、運用先として仮想通貨投資家に人気の仮想通貨です。



本記事後半でそれぞれの運用方法について詳しく解説しています!
仮想通貨Osmosis(OSMO)は将来性あり


仮想通貨Osmosis(OSMO)は次の3つの点から将来性が期待できる仮想通貨です。
※読みたい所にジャンプできます。
将来性①:OSMOはCosmosの中核
分散型取引所OsmosisはCosmos Networkの中核を担うプロジェクトのため、仮想通貨OSMOは将来性を期待できます。
Cosmosには色々なプロジェクトが存在しており、それぞれが独自のブロックチェーンを持っています。


- Osmosis:Cosmos Networkの分散型取引所
- Axelar:Cosmos Network外部と接続できる
- Evmos:EthereumとCosmosの融合



Cosmos Network上に色々なプロジェクトがあるんだね!
それぞれブロックチェーンは独自の公式の仮想通貨(ネイティブトークン)を発行しており、その仮想通貨の取引市場が分散型取引所Osmosisです。
Cosmos Network内の各プロジェクトは、分散型取引所Osmosisに自らのネイティブトークンを上場させ、沢山取引して所有してもらうことを大切に考えています。
2023年3月31日時点では、過去30日間のIBCを用いた取引金額もCosmos Network内で1位となっており、Cosmos内の資金循環にOsmosisは欠かせません。


mintscanというサイトではCosmos Network上の各プロジェクトが天体に見立てられ、どのくらいの規模感で各プロジェクト同士がIBCでやり取りされているか確認できます。





Osmosisは他の天体に比べて大きい!IBCによる通信もたくさん集まっていることがよく分かるね!
将来性②:Cosmos Network自体が有望
Cosmosはイーサリアムキラーと呼ばれるプロジェクトの1つであり、Cosmos Network自体将来性があるため、その中核を担っているOsmosisも将来性が期待できます。
Cosmosは次の2つの課題を解決できます。
- スケーラビリティ問題(処理能力の問題)
- ブロックチェーンの中央集権化
例えば、イーサリアムではイーサリアム上にたくさんのアプリが作られています。(Dapps,分散型アプリ)
イーサリアムはワールドコンピュータと呼ばれ、幅広い活用がされていますが、取引が増えてガス代の高騰が問題視されるようになっています。
それぞれのプロジェクトが独自のブロックチェーンを持っているCosmosではこの問題が起きません。
Cosmosがこれからもっと台頭すれば、中核を担う仮想通貨Osmosis(OSMO)の価値も大きく上がるでしょう。



すでにCosmos Networkに移動しようとしている大規模プロジェクトも見られてるようになってきました。
例えば、大手分散型取引所のdydxはイーサリアムを離れ、Cosmosで独自のブロックチェーン開発に着手しています。
CoinPost記事(2022年6月):「デリバティブ分散型取引所dYdX、コスモス上で独自チェーン構築へ」
将来性③:分散型取引所の利用者が多い
Osmosisは利用者が多い人気分散型取引所の1つです。
流動性プールといった分散型取引所に預けられている資金の総額を示すTVL(Total Value Locked)は、2023年3月31日時点で全DEX中13位です。





ランキングサイトDefiLlamaでは269のDEXが掲載されているので、13位は高い順位です。
Cosmosプロジェクト自体に興味関心がなくても、分散型取引所Osmosis自体が仮想通貨投資家に投資先として注目されています。
「超流動性ステーキング」といった他の分散型取引所にはない流動性提供方法もあり、高い年利(APR)で仮想通貨を運用できるからです。
本記事後半で超流動性ステーキングのやり方を解説しています!
仮想通貨Osmosis(OSMO)2つの買い方
仮想通貨Osmosis(OSMO)は次の2つの方法のどちらかで購入できます。
※読みたい所にジャンプできます。
OSMOの買い方①:海外取引所で購入
仮想通貨Osmosis(OSMO)は以下の取引所で購入できます。
- MEXC
- Binance
- Gate.io
- Kucoin
2023年3月31日時点では国内では上場していないため、海外取引所で購入します。



オススメは日本語に完全対応しており、アプリが初心者にも使いやすいMEXCです。
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口座開設後は入力できないので注意して下さい!
日本円を直接入金することはできないので、国内取引所で仮想通貨を購入してMEXCに送金して、送金した仮想通貨でOSMOを購入する流れです。
国内取引所bitFlyerでXRPを買って送金することで、手数料をほぼ無料で送金できるのでオススメです。


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OSMOの買い方②:分散型取引所で購入
仮想通貨OSMOは分散型取引所Osmosisでスワップ(交換)することでも購入できます。



ちなみにこの方法でもガス代の支払いにはOSMOが必要になるので、結局海外取引所で少量のOSMOは用意しておく必要があるので、注意しましょう。
スワップ手順は次の通りです。
- ウォレットMetamaskを作成
- ウォレットKeplrを作成
- 仮想通貨をMetamaskからKeplrにブリッジ
- ブリッジした仮想通貨をOSMOにスワップ
Cosmos Networkに対応しているウォレットはKeplr(ケプラー)です。


このKeplrに仮想通貨を入金して、分散型取引所Osmosisで仮想通貨OSMOにスワップしましょう。
Keplrに仮想通貨を入金する際は、Metamaskから仮想通貨を送金すると簡単です。
手順①:ウォレット「Metamask」を作成する
まずは仮想通貨ウォレットメタマスクを用意しましょう。
>>メタマスクの具体的なインストール方法はこちらの記事で解説しているので、参考にして下さい。
手順②:ウォレット「Keplr」を作成する
次にCosmos Networkに対応した仮想通貨ウォレットKeplr(ケプラー)をインストールします。
こちらの記事でインストールの具体的な手順を解説しています。
手順③:Metamask⇒Keplrにブリッジする
本記事ではバイナンスコイン(BNB)をOSMOにスワップする例で解説します。
まず、メタマスクに保管してあるBNB Smart ChainのBNBをKeplrに送金しましょう。
OsmosisにKeplrとMetamaskを両方接続することで、BNB Smart ChainやEthereumといったCosmos Networkの外にあるブロックチェーン仮想通貨を、ブロックチェーンOsmosisに持ってくることができます。



このようなブロックチェーン間をまたぐことをブリッジと言います!
Osmosisでブリッジができるのは、Cosmos Networkのプロジェクトの1つのである「Axelar」と呼ばれるブリッジ機能を提供しているサービスとOsmosisが提携しているからです。


このように、Axelar側でBNB Smart ChainやEthereumといった従来のブロックチェーンの仮想通貨をがロックされ、それと同じ枚数の仮想通貨が送金先のブロックチェーンで発行されることでブリッジの仕組みは成り立っています。
こちらのAxelarの公式記事で仕組みについて詳しく解説されています。


BNBをブリッジすると、送金先のブロックチェーンOsmosisでBNBが新規発行され、このBNBが仮想通貨OSMOとスワップできるという訳です。
Osmosisの左タブの「Assets」よりBNBを選択します。


ブリッジする数量を入力して「Deposit BNB」を選択した後、ガス代を支払うとブリッジが実行されます。




ちなみに、Assetsの一覧でで表示されている仮想通貨・ブロックチェーンのみブリッジが可能です。



例えば、USDCやUSDTは「Ethereum(イーサリアム)」となっており、メタマスクのイーサリアムメインネットに保管されているUSDCやUSDTしかブリッジできないので注意しましょう!


他のBNB Smart Chain等ではUSDTやUSDCをメタマスクから直接ブリッジすることはできません。
手順④:分散型取引所でOSMOにスワップする
KeplrウォレットにBNBが着金されたら、BNBをOSMOにスワップしていきます。
左タブのSwapを選択し、下のようにBNBとOSMOを選択してスワップする数量を入力したら「Swap」でBNBがOSMOに交換されます。(ガス代はOSMOで支払い)


OSMOに交換できたら、本記事後半で解説しているステーキングをするのがオススメです。



高利回りで簡単にOSMOを増やすことができます!
分散型取引所Osmosis(オスモーシス)とは


分散型取引所Osmosis(オスモーシス)とはブロックチェーンOsmosis上に存在している分散型取引所で、Cosmos Network内の各プロジェクトで公式に発行されているあらゆる仮想通貨(ネイティブトークン)を取引できます。
特徴①:Cosmos Networkの中核DEX
OsmosisはCosmos Networkの中核を担っている分散型取引所で、Cosmos Networkに接続しているブロックチェーンのネイティブトークンはこのOsmosis上で全て取引ができます。





Cosmos Network内の資金循環には欠かすことができないプロジェクトです。
AxelarというCosmosのプロジェクトの1つと提携しており、外部のEthereumやBNB Smart ChainといったCosmos Networkに接続されていないブロックチェーンの仮想通貨も「ブリッジ」という操作によりOsmosisに持ってくることもできます。
USDC・BNB・ETHといったCosmos Networkで公式に発行されている仮想通貨(ネイティブトークン)ではない仮想通貨でも、簡単に持ち込んでスワップできます。
特徴②:Osmosisチェーン上のDEX
Osmosisはブロックチェーン「Osmosis」という独自のブロックチェーン上に存在する分散型取引所です。
次のような操作は全て独自のブロックチェーン「Osmosis」上で行われる点が特徴的です。
- LPトークンの作成・管理
- 流動性の提供
- 仮想通貨のスワップ


AxelarやEvmosといった他のCosmos Networkのプロジェクトが発行しているネイティブトークンで流動性を提供する場合も、一度Osmosisブロックチェーンに持ってくることになります。



Cosmos SDKで開発されてIBCの相互通信技術が利用されているので、ブロックチェーンをまたいだやり取りが簡単にできる訳ですね!
特徴③:LP毎に設定を自由に調整可能
分散型取引所Osmosis(オスモーシス)はそれぞれの流動性プールの次のような設定を自由に調整できます。
- スワップするときの手数料
- AMMのルール
- 報酬量
他の分散型取引所では、スワップの際の手数料が全ての流動性プールで一律で決まっていることが多いです。
スワップ手数料は流動性を提供している投資家の報酬という側面があります。
例えば、インパーマネントロスが発生しにくい安定した流動性プールは投資先としても人気があるため、少し手数料を下げるといった調節ができる訳です。(報酬が少なくても十分流動性が集まる&利用者の手軽さを優先)



中央集権取引所(CEX)ではこういった調節が自由にできますが、分散型取引所でも同じような調整ができるということになりますね。
特徴④:超流動性ステーキングに対応
Osmosisは超流動性ステーキング(Superfluid Staking)と呼ばれる仮想通貨の運用に対応している珍しい分散型取引所です。
超流動性ステーキングとは、流動性を提供して利息を稼ぎながら、同時にステーキングしてさらに利息を稼げる仕組みです。


Osmosisでは仮想通貨OSMOが含まれた流動性を提供すると同時にステーキングも可能な超流動性ステーキングができます。



Osmosisでできる流動性提供によるイールドファーミングとステーキングは、普通はどちらか片方しかできません。
- イールドファーミング:分散型取引所に仮想通貨を提供し、スワップのために自由に使ってもらうことで報酬を貰って稼げる仕組み
- ステーキング:仮想通貨は投票権代わりになっており、ブロックチェーンの承認者(バリデーター)の候補者に投票することで、バリデーター報酬の一部を貰って稼げる仕組み



2つはまったく別の仮想通貨の運用方法なんだね!
流動性の提供ではインパーマネントロスと呼ばれる特有の損失が発生することがあります。
詳細は上の記事で解説していますが、スワップされればされるほど流動性プールの中身が減ってしまい、自分が提供した仮想通貨の持ち分が減ってしまうことで発生する損失です。



提供された仮想通貨がスワップに使われてるので、使われすぎると少し損をしてしまいます。
ここで気になる点がインパーマネントロスでOSMOの持ち分が減った時、投票権も減ってバリデーターへの投票報酬分も減るのかということです。
これに関してはしっかりインパーマネントロスで減った分が投票権の減少にも反映されてくる仕組みになっています。
OsmosisでOSMOをステーキングする方法


Osmosis公式サイトで仮想通貨OSMOを保有して預け入れる(ステーキング)ことで、OSMOを増やすことができます。
これは、Cosmos Networkに接続できるブロックチェーンを簡単に開発できるキットCosmos SDKでは、Delegated Proof of Stake(DPoS)と呼ばれる取引承認ルール(コンセンサスアルゴリズム)が採用されるからです。
Delegated Proof of Stake(DPoS)はブロックチェーンの取引承認ルール(コンセンサスアルゴリズム)の1つです。
似通ったコンセンサスアルゴリズムとしては、イーサリアムが採用している仮想通貨をたくさん保有することで承認者になれるProof of Stakeがあります。
Delegatedは「委任された」という意味で、DPoSでは仮想通貨はステーキングすることで投票権になり、取引の承認者(バリデーター)の候補者に投票を行うことでバリデーターが決まります。



バリデーターが取引承認を行って報酬を貰うと、その一部が投票者(デリゲーター)に還元される仕組みです!
OsmosisはDPoSと呼ばれる承認ルール
ブロックチェーンOsmosisはCosmos SDKで作られた独自ブロックチェーンのため、コンセンサスアルゴリズムとしてDelegated Proof of Stake(DPoS)が採用されています。
DPoSを採用しているので、仮想通貨OSMOをステーキングすることで利息を貰うことができます。



2023年3月31日時点では、約20%の年利(APR)でOSMOをステーキングできます。
OSMOのステーキング方法(デリゲート)
以下の手順で仮想通貨OSMOをステーキングできます。
- keplrにOSMOを用意する
- Osmosis公式サイトよりステーキング



OSMOを買ったら忘れずにステーキングもしたいね!
手順①:KeplrウォレットにOSMOを用意する
Osmosisに対応している仮想通貨ウォレットKeplr(ケプラー)に仮想通貨OSMOを用意しましょう。
OSMOを海外取引所から送金してくる際はKeplrのOsmosisのアドレスに送金しましょう。


海外取引所によっては「MEMO」の入力を求められることがありますが、入力しなくても送金できるので不要です。
手順②:Osmosis公式サイトよりステーキング
こちらからOsmosis公式のステーキングサイトにアクセスできます。
画面右上から仮想通貨OSMOが入ったKeplr WalletをOsmosisに接続したら、画面下部から自分が投票したい承認者(バリデーター)を選びしょう。


APRが年利となっており、バリデーター側でCommisionによって調整されます。(Commissionがバリデーターの報酬)



2023年3月31日では20%前後が相場です。自分が信頼できる組織・個人を選ぶか、年利が高いバリデーターを選びましょう!
「Delegate」を選択し、ステーキングする数量を入力して「Delegate」を選択したらステーキングは完了です。




top10人を選択しようとすると、分散化の観点から他の人への投票を推奨されることがありますが、気にしない場合は「Continue to Delegate」を選びます。
Osmosisで流動性を提供して稼ぐ方法
分散型取引所Osmosisに流動性を提供することで、報酬として仮想通貨を貰うことができます。(イールドファーミング)
OsmosisのLP提供は2段階に分かれる
Osmosisのイールドファーミングは次の2段階に分かれている所が特徴的です。
- 1段階目:流動性を提供する
- 2段階目:流動性をロックする
1段階目まででは受け取れる報酬が利用者のスワップ手数料分のみに限られてしまうので、注意しましょう。



数パーセント程度の年利(ARP)になってしまうことが多いです。
ロックすることで以下の3つの報酬を追加で貰える可能性が出てきます。
- 超流動性ステーキングの報酬
- OSMOのコミュニティによる追加割り当て
- 外部Cosmosコミュニティの追加割り当て
ロックを解除するときに少し待機期間があるだけなので、基本的には2段階目まで行うことをオススメします!
1段階目のやり方:流動性を提供する
まずは以下の仮想通貨を用意しましょう。
- 流動性として提供する仮想通貨(2種)
- ガス代として利用するOSMO
Cosmos Networkのプロジェクトはスケーラビリティ問題(取引処理能力の問題)を解決しており、ガス代は一回数円程度で済むので、OSMOは少量の用意で問題ありません。
OSMOを海外取引所から送金してくる際はKeplrのOsmosisのアドレスに送金しましょう。





海外取引所によっては「MEMO」の入力を求められることがありますが、入力しなくても送金できるので不要です!
ここからOsmosisの流動性提供の画面にアクセスできます。
自分が提供したい仮想通貨ペアを検索しましょう。
今回はBNB/OSMOで流動性を提供してみます。


私がBNB/OSMOを選んだ3つの理由を参考として記載しておきます!
- 超流動性ステーキングの対象になっている
- Osmosisコミュニティによる追加報酬がある
- BNB/OSMOは常に一定のSwap需要がある予想


Level1の「Add Liquidity」から流動性を提供できます。





「Single asset」を選択すると片方の仮想通貨が自動でスワップされて用意されるので、事前に2種類の仮想通貨を用意する必要がなくなって少し便利です!
提供する仮想通貨の数量を入力して「Add Liquidity」を選択したら、ガス代をOSMOで支払って流動性の提供は完了です。


2段階目のやり方:流動性をロックする
Level2の「Bond Shares」より提供している流動性をロックできます。



ロックしないと受け取れる報酬が少ないので、基本的にロックすることをオススメします!
ロックするときはロックする期間ではなく、ロックの解除申請を行ってから実際にロックが解除されるまでに必要な待機期間を事前に設定します。
いくつかのプランが用意されているので、自分に合ったものを選びましょう。
「1day unbonding」であればロックの解除を申請してから実際に解除されるまで1日掛かり、「14days unbonding」であれば14日掛かります。
ロック解除までの期間が長いほど年利(APR)が高くなる訳ではないので注意しましょう。
これは後述の外部のCosmos関連プロジェクトのコミュニティが追加の報酬を割り当てるとき、特定のunbonding期間を選んで割り当てているからです。
超流動性ステーキングに対応している流動性プールを選んでいる場合、超流動性ステーキングにチェックを入れるのを忘れないようにしましょう。


超流動性ステーキングで投票する承認者(バリデーター)を選んで、ガス代を支払ったら流動性のロックは完了です。





バリデーターはCommissionの下限である5%を選ぶのがオススメです!Commissionはバリデーター側が受け取る報酬量のことで、これが低ければ低いほど投票者側に報酬が回るようになるからです。
あとは自動で報酬が付与されていきます!
お勧めLP①:超流動性ステーキング
オススメの流動性プール提供先は、超流動性ステーキング(Superfluid staking)ができる流動性です。
超流動性ステーキングとは、流動性を提供して利息を稼ぎながら同時にステーキングしてさらに利息を稼げる仕組みです。


ATOM/OSMOなど、OSMOが含まれている流動性プールでは流動性プールのロックまで行うと超流動性ステーキングができることがあり、APRが大きくなります。(全ての流動性でできる訳ではありません)



超流動性ステーキングができる流動性は次のように確認できます。


お勧めLP②:OSMOが追加で貰えるLP
仮想通貨OSMOは日々次のペースで新規発行されており、「Liquidty Reward」分はOsmosisコミュニティの方針によって各流動性プールの報酬として割り当てられています。


総発行量の10億枚に到達するまで以下の割合でOSMOは新規発行されていきます。


赤色の「Liquidity Rewards Mining」45%分が、Osmosisコミュニティが各流動性プールに追加報酬として割り付ける分です。


基本的にはOSMOが含まれている流動性プールに割り当てられており、これに該当している流動性プールのAPRは他と比べて高くなっています。
以下のように「OSMO/day」の記載がある場合はOsmosisコミュニティによる追加の割り当てが入ります。


コミュニティの投票によって決まるので、割り当てが解除されてAPRが下がる可能性もあるので注意しましょう。
お勧めLP③:外部コミュの報酬があるLP
流動性プールの中にはOsmosis以外の他のCosmosプロジェクトから報酬が割り当てられていることがあります。
Cosmos Networkに属しているプロジェクトは自身の公式の仮想通貨(ネイティブトークン)がOsmosis DEX上でたくさん取引され、たくさん所有されることを望んでいます。



そのためにはネイティブトークンが含まれる流動性プールにたくさん報酬を与えることが近道っていうことだね!
例えば、Cosmos Networkに属しているSommelier Financeはコミュニティの中で次のような提案が行われ、実際にOsmosis上でSOMMとOSMOの流動性プールに追加でSOMMの報酬を与えることが決定されました。


期間限定で短いことも多いですが、Osmosisコミュニティの追加割り当てとダブルで貰える可能性もあるので、積極的に狙っていきたい提供先です。


まとめ:無限の可能性を秘めるOsmosis


仮想通貨Osmosis(OSMO)とは、ブロックチェーンOsmosis(オスモーシス)で発行されている公式の仮想通貨です。
仮想通貨OSMOは次の3つから将来性が期待されている仮想通貨です。
※読みたい所にジャンプして戻れます。
分散型取引所Osmosisでは、仮想通貨OSMOを超流動性ステーキング(Superfluid Staking)といった他の分散型取引所にはない方法で高利回りで運用することもできます。





Cosmos Network自体に興味関心がなくても、Osmosis投資先として検討してみてはいかがでしょうか!
仮想通貨OSMOは海外取引所MEXCで購入できます。
こちらのリンクから海外仮想通貨取引所MEXCの口座を開設できます。
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口座開設後は入力できないので注意して下さい!
日本円を直接入金することはできないので、国内取引所で仮想通貨を購入してMEXCに送金して、送金した仮想通貨でOSMOを購入する流れです。
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- 国内で唯一月1円からの少額積立設定が可能
- 口座開設のやり方はこちら
- 仮想通貨の購入方法はこちら
\ 【期間限定】口座開設でビットコイン1000円分がもらえる /
🐼 ビットフライヤー公式:https://bitflyer.com/ja-jp/
本記事は以下のOsmosis公式文献を参照し作成しました。
- Liquidity Mining Incentives
- What is Superfluid Staking?
- Osmosis.gitbook
- Allocation Points
- External Incentives
- Liquidity Rewards
【11月更新】口座開設キャンペーン一覧
【金融庁】仮想通貨に関する注意喚起



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