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- Trust Wallet(トラストウォレット)とは
- Trust Wallet(トラストウォレット)の基本的な使い方
- 高利回りのBNBステーキングができる
- BNBステーキングの仕組み
Trust Wallet(トラストウォレット)はバイナンスから公式にリリースされている仮想通貨ウォレットアプリです。

Trust Walletには、以下の特徴があります。
- 基本的なウォレットの機能は全て兼ね備えている
- 多くのチェーン・仮想通貨に対応(BEP-2も対応)
- 仮想通貨のステーキングができる
- BNBのステーキングもできる
他のウォレットができることはトラストウォレットでもほとんどできる上、ステーキングで仮想通貨の運用もできます。
BNBのステーキングが一番の特徴で、仮想通貨BNB(バイナンスコイン)を高利回りでステーキングできます。
BNBは主に次の4つの方法でステーキング可能です。
ステーキング 方法 | ①Trust Wallet BNB Staking | ②バイナンス 定期Staking | ③バイナンス DeFi Staking | ④バイナンス BNB Vault |
---|---|---|---|---|
概要 | PoSAの投票 | 取引所で Staking | BNBの DeFi運用 | 取引所で 特典獲得 |
APR | 3%~7% | 最大約9% | 約2% | 変動 |
リスク | 普通 | 高め | 普通 | 普通 |
Trust Walletのステーキングは高利回りかつすぐに停止ができるため、定期ステーキングと比べてリスクも低くお勧めです。

Trust Walletを使いこなしてBNBを運用していきましょう!
- Google Play(Androidの方はこちら)
- Apple Store(iosの方はこちら)
- Google Chrome(PCの方はこちら)


※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。
暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
Trust Wallet(トラストウォレット)とは?


Trust Wallet(トラストウォレット)はバイナンス公式からリリースされている仮想通貨ウォレットです。
ウォレット名 | Trust Wallet(トラストウォレット) |
公式サイト | https://trustwallet.com/ja/ |
保管対象 | 仮想通貨・NFT |
対応チェーン | ほぼ全チェーンに対応(対応リスト) |
対応デバイス | Android・iOS・PC |
使い方① | 仮想通貨・NFTの入出金 |
使い方② | 仮想通貨のスワップ |
使い方③ | 仮想通貨のステーキングも |
使い方④ | DEXのDAppsへの接続 |


特徴①:多くの通貨・チェーンに対応
トラストウォレットははマルチコインウォレットと呼ばれており、多くの仮想通貨・ブロックチェーンに対応しているウォレットです。
トラストウォレット 対応チェーンリスト |
---|
ビットコイン(BTC) |
イーサリアム(ETH) |
リップル(XRP) |
ソラナ(Solana) |
ポリゴン(MATIC) |
BNB Smart Chain |
BNB Beacon Chain |
トラストウォレットは特にBNB Beacon Chainに対応している珍しい仮想通貨ウォレットです。
BNB Beacon Chainはバイナンス公式のブロックチェーンであるBNB Chainのうちの1つになります。
BNB Beacon Chainはバイナンス初期のブロックチェーンです。発行されるトークンの規格はBEP-2といいます。BNBをステーキングして承認作業を行うバリデーターの投票に参加したり、Binanceの分散型取引所「Binance DEX」を利用したりできます。
BNB Smart ChainはBNB Beacon Chainにスマートコントラクトの機能が加わったようなイメージです。このチェーンで発行されるトークンの規格はBEP-20と呼ばれます。パンケーキスワップといった分散型取引所やNFTゲームでBNB Smart Chainは良く利用されます。



昔はBinance Smart Chain(BSC)と呼ばれており、2022年2月15にBNB Smart Chainに名称が変更になりました。
BNB ChainはBNB Beacon ChainとBNB Smart Chainの2つで構成されています。
BNB Smart ChainはNFTゲーム等でよく利用されますが、BNB Beacon Chainは利用したことがない方も多いのではないでしょうか。
特徴②:仮想通貨のステーキングに対応
BNB Beacon Chainがあるとバイナンスが発行している仮想通貨BNBを高利回りでステーキングできます。



高周りで運用できる理由は次のBNB運用のステーキング解説で紹介しています。
Trust WalletはBNBステーキングができる


トラストウォレットでは仮想通貨BNB(バイナンスコイン)の運用(ステーキング)ができます。
BNBを資産運用して増やすことができる仕組みについて簡単に解説します。(ステーキングの仕組み)
すぐにTrust Walletを使ったBNBのステーキングの仕方が知りたい方はここからジャンプして下さい。
BNB Chain上で行われている取引、はProof of Staked Authorityという承認ルール(コンセンサスアルゴリズム)によって承認されています。



Proof of Staked AuthorityはBNBで採用されている承認ルールです。
まず以下の条件を満たしている個人・組織がマイナーの候補者になります。
- 1万BNBを持っている
- 十分な設備を備えている
そしてBNBを持っている人は候補者に投票でき、トップ21が承認者になります。
ただ仮想通貨をステーキングしているだけではなく、個人・組織として十分承認活動を行えるという権威を示せているかが重要になる所がポイントです。
24時間毎に21人は再選定される仕組みなっており、不正を行ったり、オフラインで承認活動を行っていなかったりすると解任されます。
Proof of Staked Authorityでは、承認者の候補者がBNBを持っている人の投票によって決まり、TrustWalletにBNBを保管していると、この投票に実際に参加できます。
この投票によって選ばれた承認者(バリデーター)は承認作業を行うと報酬としてBNBを貰うことができ、その報酬の一部が分け前として投票してくれている人に移動します。



この分がBNBの資産運用の利回りとなります。
つまり、ステーキングするといっても実際は投票活動に参加しており、選ばれた承認者の報酬がこちらに下りてきているようなイメージです。
この方法が大元の公式のステーキングで最も利回りが高く、仲介業者の手数料がないことから年利6%~8%以上を安定して出せることも多いです。
他の取引所でBNBをステーキングもできますが、手数料等が取られており利回りは低くなります。
Trust Wallet(トラストウォレット) 作り方


以下のリンクからトラストウォレットのスマホアプリをインストールできます。
- Google Play(Androidの方はこちら)
- Apple Store(iosの方はこちら)
- Google Chrome(PCの方はこちら)
初めて利用する場合は「新しいウォレットを作成する」を選択します。


規約に同意し、6桁のパスワードを設定します。
次にシークレットリカバリーフレーズが表示されるので、大切にメモしておきましょう。


インストールする際、リカバリーシードフレーズをメモして大切に保管します。
このフレーズはメタマスクを誤って削除した際や他のブラウザでも使用したい際、復元させるために使用します。
このシードフレーズが盗まれると、盗んだ人があなたのウォレットを勝手に復元できることになり、全ての資産が盗まれてしまいます。



上記以外の場面で入力を求められた際は全て詐欺なので、絶対に入力しないでください!
トラストウォレット使い方:ステーキング


トラストウォレットは以下の仮想通貨のステーキングに対応しています。
トラストウォレット ステーキング対応通貨 |
---|
Binance Coin(BNB) |
TRON(TRX) |
Tezons(XTZ) |
Cosmos(ATOM) |
Terra(LUNA) |
VeChain(VET) |
Callisto(CLO) |
Osmosis(OSMO) |
Kava(KAVA) |
TomoChain(TOMO) |
IoTeX(IOTX) |
Algorand(ALGO) |


本記事では、Trust Walletで仮想通貨BNB(バイナンスコイン)をステーキングする方法を解説します。
全体的な流れは以下の通りです。
- bitFlyerでXRPを購入してBybitに送金
- BybitでBNBを購入
- BNB Smart ChainでTrust Walletに送金
- Trust WalletでBNB Beacon Chainにクロスチェーンスワップ
- Trust WalletでBNBをステーキング
Bybitで購入したBNBはBNB Smart Chainでしか送金できないため、BNB Smart ChainでTrust Walletに送金します。
しかし、BNBのステーキングはBNB Beacon Chainしか対応していません。
そこでTrust Walletのクロスチェーンスワップ機能を使います。
バイナンス公式のウォレットでは2つのBNB Chain間を横断したスワップに対応しているので、それを利用しましょう。
こちらのやり方はバイナンスの口座を持っていない方向けの手順です。
2022年11月30日に取引所バイナンスは日本人の口座開設が停止になっているため、Bybitを使った手順をご紹介しています。
①bitFlyerでXRPを購入してBybitに送金
bitFlyerで仮想通貨XRPを購入してBybitに送金すると手数料がほとんど掛かりません。(XRP購入時の0.01%~0.15%)
XRPは送金用に開発された仮想通貨でbitFlyerでの送金手数料は無料です。


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Bybitの口座は以下のリンクから開設できます。


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・特徴①:完全日本語対応
・特徴②:国内未上場の仮想通貨を取引可能
・特徴③:追証なしのレバレッジ取引が可能
・特徴④:初心者にも使いやすい
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こちらの記事で、具体的な進め方を解説しています。
BNBは海外取引所で購入しますが、発行元のバイナンスは現在日本人が口座開設できなくなっています。
日本語完全サポートでBNBを購入できるBybitを利用するのがお勧めです。
②BybitでBNBを購入
Bybitに送金したXRPは一度USDTに売却します。
BybitではUSDTでないとBNBを購入できません。


③Smart ChainでTrust Walletに送金
BNBの現物を購入したらBNBをTrust Walletに送金します。BybitでBNBを所有していても高利回りのステーキングはできません。


送金先のアドレスはTrust Walletからコピーしてきます。


BybitはBNBをBNB Smart Chainでしか送金できないので、送金先のアドレスは0xから始まるBNB Smart chain用のアドレスを貼り付ける必要があるので、注意しましょう。
黒いBNBのマーク(BNB Smart Chain)のアドレスを下の手順でトラストウォレット側で追加します。
追加したBNB Smart ChainのBNBを開いてアドレスをコピーします。


最終的なステーキングはTrust Walletのスマホアプリ側で行うことになりますが、ステーキングはBNB Beacon Chainにしか対応していません。



そこで次に紹介するバイナンス公式ウォレットアプリ特有のクロスチェーンスワップ機能を使います。
④Trust WalletでBeacon Chainに交換
BNB Smart Chain(黒いBNBマーク)で入金が確認できたら、BNB Beacon Chainにクロスチェーンスワップします。
BNB Beacon Chainでしかステーキングが出来ないからです。


スワップ画面では黒いBNB(Smart Chain)から黄色いBNB(Beacon Chain)にしてスワップします。
⑤Trust WalletでBNBをステーキング
Trust Wallet側でBNB Beacon chainで入金を確認できたらステーキングを行います。


ステーキング数量を入力したら、投票先(ステーキング対象)を選択してステーキングを開始します。
APR(年利)が高い所を選べば問題ありません。


ステーキング開始の翌日から報酬を獲得できるようになります。
海外取引所はBybit(バイビット)がオススメです。


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・特徴②:国内未上場の仮想通貨を取引可能
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・特徴④:初心者にも使いやすい
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おまけ:バイナンスの口座がある方向け
バイナンスはBNBを購入できる取引所で、BNB Beacon Chainの送金にも対応しているので、Trust WalletにBNB Beacon Chainで直接送金できます。
手順が1つ少ないためガス代が少なく済みます。
まずはBNB Beacon Chain(BEP-2)の入金アドレスを確認します。


次にバイナンスのBNB送金画面でコピーしたアドレスを入力します。
ネットワークは「BNB Beacon Chain」を選択して送金します。(MEMOは入力不要です。)


Trust WalletのBNBのステーキングはBNB Smart Chain(BEP-20)ではなく、BNB Beacon Chain(BEP-2)で行うようにしましょう。
誤ってBNB Smart Chain(BEP-20)で送ると、トラストウォレット側の機能でBNB Beacon Chain(BEP-2)にクロスチェーンスワップする必要があります。(ガス代が発生)
TrustWallet側で入金を確認できたら「ステーク」を行います。


ステーキング数量を入力したら、投票先(ステーキング対象)を選択してステーキングします。
APR(年利)が高い候補者を選べば問題ありません。


ステーキング開始の翌日から報酬を獲得できるようになります。
トラストウォレットの基本的な使い方


トラストウォレットの基本的な使い方は次の6つです。
- チェーンの追加
- 仮想通貨の入金
- 仮想通貨の集金
- 仮想通貨のスワップ
- 仮想通貨のステーキング
- 分散型取引所等へ接続


使い方①:通貨・チェーンの追加
トラストウォレットは最初は表示されているチェーン・仮想通貨が少なく、必要に応じて自分で追加していく必要があります。
表示するチェーンを追加する場合
「Add Tokens」より表示させたいチェーンをオンにすることができます。


表示する仮想通貨を追加したい場合
「Add Tokens」を選択した後、上のバーに追加した仮想通貨のコントラクトアドレスを入力します。
コントラクトアドレスは各ブロックチェーンのエクスプローラーサイトやCoinMarketCapで確認できます。
検索したい仮想通貨の名称を上の検索バーに入力しましょう。
下の画像はUSDTの例です。


同じUSDTでもブロックチェーン毎に異なるので、必要になったらそれぞれのチェーン毎に追加していく必要があります。
使い方②:仮想通貨の入金


対応している仮想通貨を対応しているブロックチェーンで入金できます。
使い方③:仮想通貨の送金


対応している仮想通貨を対応しているブロックチェーンで送金できます。
使い方④:仮想通貨のスワップ


仮想通貨を別の仮想通貨に交換(スワップ)できます。
実際は分散型取引所でスワップされますが、トラストウォレット上で変わりに実行できるイメージです。
従って、トラストウォレット自体はマルチコインウォレットですが、異なるブロックチェーン間をまたいでスワップすることはできません。(BNB Smart ChainとPolygonでスワップ等)
しかし、BNB Smart ChainとBNB Beacon Chainは異なるチェーンですが、2つのチェーンをまたいだクロスチェーンスワップに対応しています。
BNB Chainでは2つのチェーンをまたぐ仕組みがあり、取引を承認するリレイヤーという承認者がいるからです。
リレイヤーについては下の記事で詳しく解説しています。
使い方⑤:仮想通貨のステーキング
トラストウォレットは以下の対応している仮想通貨でステーキングができます。
トラストウォレット ステーキング対応通貨 |
---|
Binance Coin(BNB) |
TRON(TRX) |
Tezons(XTZ) |
Cosmos(ATOM) |
Terra(LUNA) |
VeChain(VET) |
Callisto(CLO) |
Osmosis(OSMO) |
Kava(KAVA) |
TomoChain(TOMO) |
IoTeX(IOTX) |
Algorand(ALGO) |
対応する仮想通貨は以下のように「ステーク」が表示されます。


具体的な手順は本記事で紹介しているBNBのステーキング手順と同様です。
使い方⑥:DEX等のDAppsへの接続
トラストウォレットのアプリ内から分散型取引所等のサービスに直接アクセスして、トラストウォレットをそのまま接続できます。
下は分散型取引所パンケーキスワップにアクセスしている例です。


トラストウォレット内の仮想通貨をパンケーキスワップ内でスワップしたりできます。
トラストウォレットの評判・口コミ





次の、トラストウォレット(Trust Wallet)の良い評判と悪い評判について、順番にご紹介します!
トラストウォレットの良い評判・口コミ
トラストウォレットに関する良い評判は次の2点が多いです。
- 仮想通貨をステーキングで運用できる
- ウォレットとして使いやすい
トラストウォレットは基本的なウォレットとしての機能を全て兼ね備えながら、高利回りのステーキングができるウォレットであり、初心者にも使いやすいです。
トラストウォレットの悪い評判・口コミ
トラストウォレットの悪い評判は次の2点がよく挙がっています。
- 怪しい・不具合が多い
- ハッキング事例がある
トラストウォレットは世界最大の取引所であるバイナンスが公式に発行しているウォレットですが、怪しい・詐欺・ハッキングといったネガティブワードもSNS上では見受けられます。



私はトラストウォレットとメタマスクを愛用していますが、特にメタマスクと比べても使用感に大きな違いはなく、1年間利用した範囲では不具合も確認されませんでした。
ハッキングを不安視する声も多いですが、これについては下で詳しく解説しています。
トラストウォレットのハッキング事例解説


トラストウォレットでは2023年2月に400万ドルが盗まれるという大型の資金盗難被害が発生しました。
こちらが被害者の状況説明の原文です。(TwitterにGoogle Documentリンク有)
こちらがTrustWalletの公式見解の原文です。(Twitter)
結論、トラストウォレット側にセキュリティ面で脆弱性があった訳ではなく、被害者が大規模な犯罪組織に狙われてしまい、典型的な詐欺被害に遭ってしまいました。
以下は盗難の流れを私が要約したものになります。
- 被害者はメタバース事業を行うスタートアップ会社で、大型の投資案件の提案をある弁護士から持ち掛けられた。本人確認書類と秘密保持契約を提供され、本人であることが確認できた。
- 大型の投資案件だったので、実際に弁護士と会うことにした。その際、弁護士は事業の証明として「資金証明」を行って欲しいと持ち掛けてきた。
- その弁護士は仮想通貨にそこまで詳しくなかったが、トラストウォレットは使ったことがあり、トラストウォレットに資産が入っていることを確認できれば信頼できると言った。
- そこで被害者はトラストウォレットのアカウントを新規で作成し、そこに400万ドルのUSDCを送金した。
- 弁護士は400万ドルの資金が入ったことを確認できる画面を写真で撮った。
- その弁護士が少し席を外すと、トラストウォレットから資産が盗まれていた。
被害者の説明分の原文を要約すると上のような流れになっていました。
写真でトラストウォレットの画面を撮影したというのは、リカバリーシードフレーズを撮影した訳ではないとのことです。



なんでこれで盗まれるの?
トラストウォレット公式見解は、本人確認と秘密保持契約をファイルで受け取った時にウイルスが入っていたのではないかということです。



上の盗難の流れの要約分の黄色太字の場面です。
総じて言えるのはトラストウォレット自体のセキュリティに脆弱性があった訳ではないということです。
今回の盗難事例を受けて、トラストウォレット公式はユーザーに以下の点に注意するように呼び掛けています。
- 外出先では信頼できるWiFi以外は利用しない。
- フリーアクセスポイントでも似た名前で騙すことがあるので注意
- httpではなくhttpsのサイトを利用する。できればVPNの利用が望ましい
- 怪しいリンクやファイルを開かない。事前にマルウェアチェックをする
トラストウォレットに関するFAQ
- 「アカウントの凍結を回避するため、ニモニックをグローバルステーションに今すぐ同期化して下さい」といった連絡がTrust Walletから来たのですが、どう対応すればいいですか?
-
典型的な詐欺なので、絶対にリンク先にアクセスしないで下さい。公式のリンクに見えてますが、よく確認するとスペルがおかしいはずです。公式サイトにはアクセスされずに詐欺サイトに飛ばされます。ウォレットのリカバリーフレーズを聞かれたり、不当な内容の電子署名をさせられたりするので注意しましょう。
- トラストウォレットに送金できません。
-
送金元のブロックチェーンと送金先のブロックチェーンの整合性が取れているか確認しましょう。(送金元はBNB Smart Chainだが、送金先はBNB Beacon Chainのアドレスを参照している等)また、送金元でガス代が確保できているか確認しましょう。例えば、ERP-20ならイーサリアムが、BEP-20ならBNBが送金したい仮想通貨とは別にガス代として必要になります。
まとめ:BNBステーキングに挑戦しよう


Trust Wallet(トラストウォレット)は、バイナンス公式のウォレットでBNB Beacon Chainも利用できるマルチコインウォレットです。
BNB Beacon Chainはバイナンス初期のブロックチェーンです。発行されるトークンの規格はBEP-2といいます。BNBをステーキングして承認作業を行うバリデーターの投票に参加したり、Binanceの分散型取引所「Binance DEX」を利用したりできます。
Trust Walletには以下の機能があります。
- 仮想通貨の入金
- 仮想通貨の送金
- 仮想通貨のスワップ
- 仮想通貨のステーキング
BNBのステーキングが一番の特徴で、仮想通貨BNB(バイナンスコイン)を高利回りでステーキングできます。
BNBは主に次の4つの方法でステーキング可能です。
ステーキング 方法 | ①Trust Wallet BNB Staking | ②バイナンス 定期Staking | ③バイナンス DeFi Staking | ④バイナンス BNB Vault |
---|---|---|---|---|
概要 | PoSAの投票 | 取引所で Staking | BNBの DeFi運用 | 取引所で 特典獲得 |
APR | 3%~7% | 最大約9% | 約2% | 変動 |
リスク | 普通 | 高め | 普通 | 普通 |
Trust Walletのステーキングは高利回りかつすぐに停止もできるため、定期ステーキングと比べてリスクも低くお勧めです。



是非Trust Walletで仮想通貨のステーキングに挑戦してみて下さい!
- Google Play(Androidの方はこちら)
- Apple Store(iosの方はこちら)
- Google Chrome(PCの方はこちら)
【11月更新】口座開設キャンペーン一覧
【金融庁】仮想通貨に関する注意喚起



仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。
消費者庁の「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」のYoutube視聴もおすすめです。
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