
分散型取引所ってどんな取引所なの?正直ちょっと怪しそうで怖いんだよね・・・仕組みとか使い方を詳しく教えて欲しい!
この時期ではこんな方の疑問を解決します。
- 分散型取引所は管理者不要の新時代の取引所
- 仮想通貨投資家には分散型取引所が必須である理由
- 分散型取引所の上手に使いこなす方法
- 分散型取引所の仕組みの徹底図解&解説
- 分散型取引所特有のインパーマネントロスを徹底深堀


分散型取引所(Decentralized Exchange)は管理者不要で仮想通貨の売買をユーザー間だけで自由に行うことができる、ブロックチェーン技術を利用した新しい仮想通貨取引所です。


分散型取引所には2つの大きなメリットがあります。
- 上場の審査が基本的にないので、あらゆる仮想通貨を売買できる
- 仮想通貨を預けることで、報酬として仮想通貨を貰うことができる
分散型取引所を利用することで、話題の仮想通貨を購入したり、年利10%以上の高利率で仮想通貨を運用することができたりあするため、仮想通貨投資家には必須の取引所です。
この記事を最後まで読むことで、分散型取引所の仕組みと使い方を理解することができ、すぐに分散型取引所で仮想通貨の取引を行ったり、仮想通貨の運用ができるようになります。



利用する際の注意点も細かくまとめているので、是非ご覧ください!
そもそも分散型取引所って何?


分散型取引所(Decentralized Exchange、DEX)は管理者がいない仮想通貨の取引所であり、分散型取引所内の取引は全てブロックチェーン技術で承認されます。
メタマスクといった仮想通貨ウォレットを分散型取引所のサイトに接続することで利用できるようになり、仮想通貨を他の仮想通貨に交換したり、仮想通貨の運用を行ったりできます。



国内の仮想通貨取引所のように、日本円を入金して仮想通貨を購入することはできません。
分散型取引所には次の3つの特徴があります。
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分散型取引所の特徴①:管理者不要で仮想通貨の取引ができる
分散型取引所には管理者がいないため、分散型取引所の中で行われる全ての取引はブロックチェーンの仕組みで承認されます。
普通の仮想通貨取引所で仮想通貨の取引を行った場合、企業に対して取引手数料を支払うケースが多いですが、分散型取引所ではコンピュータで承認を行ってくれた匿名の第三者に報酬としてガス代を支払うことになります。
普通の仮想通貨取引所と比べて、障害で機能が停止したりすることはなく、自律しているところが大きな特徴です。
このように管理者不要で利用できる金融サービスのことをDecentrilized Finance(DeFi、分散型金融)と呼んだりします。





管理者がいなくても成り立っているのはすごいね・・・ブロックチェーン技術によって生まれた新時代の取引所って感じがする!
分散型取引所の特徴②:取引する相手がいなくても仮想通貨の取引ができる
分散型取引所では、直接取引する相手がいなくても仮想通貨の取引を行うことができます。
普通の仮想通貨取引所の場合、仮想通貨の取引方法を行う方法は次の2つです。
- 販売所で取引する:運営している企業と直接取引する
- 取引所で取引する:利用者同士の注文がマッチングすると、取引が成立する



取引する相手がいないと、当然取引は成立しません。取引ボリュームが少なくなると、注文を出しても取引がしづらくなるという問題も発生します。
一方で分散型取引所の場合、取引は流動性プール(Liquidity Pool、LP)と呼ばれる仮想通貨が保管されているアドレスと取引を行います。
価格が付いた仮想通貨が分散型取引所管理のアドレスに保管されており、いつでも取引が出来る状態が維持されているため、取引相手がいないために取引できないということが起きません。
このような仕組みをAMM(Automated Market Maker)、自動マーケットメイカーと呼び、多くの分散型取引所ではこの方式が採用されています。
分散型取引所の特徴③:利用者が預ける仮想通貨で運営されている
分散型取引所では流動性プールという仮想通貨が集まっているアドレスと仮想通貨の取引を行いますが、利用者がこの流動性プールに仮想通貨を預けています。
分散型取引所では仮想通貨を運用することができ、流動性プールに仮想通貨を一時的に預けることで報酬として仮想通貨を貰うことができます。
このように、仮想通貨の報酬をインセンティブに流動性プールにどんどん仮想通貨が集まってくるので、利用者はいつでも仮想通貨の取引を行うことができる訳です。



なるほど・・・仮想通貨を取引できる仕組みも利用者によって維持されてるんだね!
分散型取引所を利用するメリット
分散型取引所を利用するメリットは主に2つあります。
- 仮想通貨ウォレットに入った仮想通貨をあらゆる仮想通貨に交換できる
- 仮想通貨ウォレットに入った仮想通貨をDEXに預けて運用できる


メリット①:あらゆる仮想通貨を交換することができる
普通の仮想通貨取引所の場合、仮想通貨を上場させるための基準が厳しいため、数十種類程度しか取り扱われていませんが、分散型取引所は管理者がいないため、審査という概念が基本的になく、あらゆる仮想通貨が取り扱われています。
分散型取引所に仮想通貨ウォレットを接続することで、仮想通貨ウォレットに入った仮想通貨を他の仮想通貨に直接交換することができますが、交換対象は数万種類存在します。





本当だ!今まで見たことない仮想通貨がたくさん並んでる・・・
中にはまったく本質的な価値がない仮想通貨も多いので、注意は必要です。



話題沸騰中の仮想通貨は分散型取引所で入手する必要があることも多いので、自分で色々な仮想通貨投資に挑戦したい方にはとても重宝します!
直接仮想通貨同士を交換できるという点も非常に便利で、普通の取引所であれば一度法定通貨に戻してから再度他の仮想通貨を買いなおす必要がありますが、直接ビットコインからアルトコインに交換するといったことも可能です。
メリット②:仮想通貨を預けると報酬が貰える
分散型取引所の運営には流動性プールに仮想通貨がたくさん集まってくることが重要なため、流動性プールに仮想通貨を預けると仮想通貨を報酬として貰うことができます。
流動性プール(Liquidity Pool、LP)に仮想通貨を預ける際は、預ける仮想通貨でLPトークンと呼ばれるトークンを作成し、このLPトークンを預けることで報酬が自動で付与されていきます。



報酬は年利で10%を超えるものも多く、中には年利100%を超えるものもあります!





こんなにたくさん利息が貰えるんだ!ワクワクしてきた・・・
報酬は高ければ高いほどインパーマネントロスと呼ばれるリスクが発生するので、注意が必要です。(詳しくは本記事後半で解説しています。)
慣れるまでは本記事後半で解説している、仮想通貨でリスクを抑えて運用するのがお勧めです。
このように分散型取引所を利用した運用は、とても簡単でいつでも引き出し可能かつ高金利なので、仮想通貨の運用先として筆頭に上がる優れた手法です。
ちなみに、分散型取引所に仮想通貨を提供して報酬を得る稼ぎ方のことイールドファーミング(Yield Farming)と呼びます。
分散型取引所(DEX)の仕組みをさらに詳しく解説



ここからは分散型取引所の仕組みをさらに詳しく解説していきます。
中級者向けの内容ですが、ガンガン分散型取引所で仮想通貨を購入したり、仮想通貨を運用したいと考えている方は是非ご覧ください。
最後に分散型取引所の流動性プールに仮想通貨を預けることで発生してしまう損失「インパーマネントロス」についても詳しく解説しています。
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流動性プールには仮想通貨をペアで預ける


分散型取引所に仮想通貨を預けて稼ぐイールドファーミングでは、仮想通貨の預け方に以下の2つの決まりがあります。
- 仮想通貨を1組のペアで預ける(例:ビットコイン&イーサリアム)
- 等価になるようにペアを作ってから預ける(例ビットコイン1枚&イーサリアム20枚)
例えば、以下のようにBTC(ビットコイン)とUSDT(Tether社発行のステーブルコイン)をペアで預けたとします。
現在の分散型取引所の1BTCの価格が10,000USDT(1万ドル)だと仮定します。
この時、プールに仮想通貨を提供する場合は「0.1BTCと1,000USDTのペア」・「10BTCと100,000USDTのペア」のように必ず等価になるように設定する必要があります。
利用者はこの集められた仮想通貨のプールに対して取引を行うことができ、この存在するペア間で仮想通貨を交換できるようになります。
上の例の場合、BTCとUSDTが自由に交換できるようになります。
このように、様々な仮想通貨ペアの流動性プールが用意されており、利用者は様々な仮想通貨同士で直接交換ができるようになっています。
DEXの中の仮想通貨の価格の決まり方


次に分散型取引所の中で、仮想通貨の価格がどのように決まるのか見ていきましょう。
分散型取引所の中の仮想通貨価格はプール内の仮想通貨の枚数によって決定されます。
BTCとUSDTのペアが設定されているプールで、BTCが11枚、USDTが110,000枚保管されていると仮定します。
この時、利用者がBTC1枚をUSDTで交換しようとしたとき、110,000USDT÷11BTC=10,000USDTが掛かります。
このように、基本的にプール内の単純な割り算で価格が決定されています。
この時、新しく取引が発生するとプール内のペア間の枚数比が変化するため、仮想通貨の価格が変わります。
BTCとUSDTのペアが設定されているプールで、BTCが11枚、USDTが110,000枚保管されていると仮定します。
上の例で実際に利用者が1BTCを10,000USDTで購入した場合、プールの中のBTCが1枚減って、USDTが10,000枚増えることになります。
これによりBTC1枚をUSDTで交換しようとしたとき、次からは120,000USDT÷10BTC=12,000USDTが掛かります。



このように、単純な計算式によりBTCの買い圧が強まれば、BTCの価格が上がるような仕組みになっています!



なるほど・・・上手く出来てるんだね!



この例だけ見ると他の市場と比べて仮想通貨の価格が大きく変わっちゃう気もするんだけど、そういう心配はないのかな?
アービトラージトレーダーが仮想通貨の価格を適切に保つ
トレーダーの中には「アービトラージトレーダー」と呼ばれる、市場の間の価格差を利用してお金を稼ぐ方がいます。
例えば、以下のようにトレーダーは分散型取引所と他の市場間の価格差を利用してお金を稼ぎます。
- コインチェックのBTCの価格が急騰しました。(分散型取引所ではまだ上がっていない)
- この時、アービトラージトレーダーはDEXでBTCを買って、コインチェックでBTCを売って儲けます。
- DEXではBTCの枚数が減ってBTCの価格が上がり、コインチェックではBTCが売られて価格が下がります。
- アービトラージトレーダーはコインチェックとDEXのBTC価格が同じくらいになるまでこれを繰り返します。



価格に差があってもすぐにトレーダーがその差を埋めるように取引するんだね・・・DEXで買っても他の市場の価格と同じくらいで安心して買えるってことだ!
インパーマネントロスについて(プールから引き出す際の注意点)


分散型取引所でイールドファーミングを行うと、インパーマネントロスと呼ばれる損失が発生することになります。



報酬が高いペアはこのインパーマネントロスのリスクが高い場合がほとんどなので、この損失について正しく理解しておきましょう!
例えば、下の画像のような状況について考えてみます。


等価のペアで提供することになるので、仮想通貨を預けるだけではBTCの価格は変化しません。
では次に、この流動性プールでBTCとUSDTの取引が行われた場合について考えてみます。


BTCが減り、USDTが増えることになるので、取引が行われると流動性プールの中の仮想通貨ペアの比率が変わります。
このようにプール内の比率が変わると、仮想通貨を預けた人たちの間でプール内の仮想通貨の増減の影響をカバーし合う必要があります。
この時、あなたが提供している仮想通貨のペアの枚数は以下の2つの式に従って調整されます。
あなたが提供しているBTCの枚数をLP1、あなたが提供しているUSDTの枚数をLP2とします。
- LP1×LP2=最初に預けたBTC枚数×最初預けたUSDT枚数
- LP1:LP2=LP内のBTCの枚数:LP内のUSDTの枚数
この式に先の具体例を当てはめてみます。
- LP1×LP2=10,000(1BTC×10,000USDT=10,000)
- LP1:LP2=10BTC:120,000USDT
これを連立方程式として解くと以下のようになります。
LP1=0.91BTC
LP2=10,964USDT



僕の預けたBTCの枚数が減って、USDTの枚数が増えてる!プール内の増減が僕の預けた仮想通貨にも影響してくるんだね・・・
このように、LP全体のBTCとUSDTの枚数の比の変化に合わせて、あなたが提供しているBTCとUSDTの枚数も同じ比率で減ったり増えたりしてしまいます。
先の具体例で実際の金額でどのくらい損してしまったのか確認してみましょう。


仮想通貨を提供した場合としていない場合を比べてみると、「22,000USDTー21,908USDT=92USDT」分だけ損していることが分かります。
これはせっかく価格が上がっているBTCの自分の持ち枚数が減り、価格が下がっているUSDTの持ち枚数は増えてしまうからです。



実際は仮想通貨を提供することにより報酬を貰うことができるので、その報酬量が92USDTより多ければ、この資産運用は上手くいったということができますね。
このロスを「インパーマネントロス」と呼び、ペアで預けた仮想通貨のうち、片方の価格が相対的に上がったり下がったりすることによって発生します。
価格変動とそれに伴うインパーマネントロスによる損失量は以下の通りです。
- 1.25倍の価格変動 = 0.6%の損失
- 1.50倍の価格変動 = 2.0%の損失
- 1.75倍の価格変動 = 3.8%の損失
- 2倍の価格変動 = 5.7%の損失
- 3倍の価格変動 = 13.4%の損失
- 4倍の価格変動 = 20.0%の損失
- 5倍の価格変動 = 25.5%の損失
上の例で考えると、BTCの価格が1.25倍になると、BTCとUSDTのペアを預けていない時と比べて0.6%損してしまうということになります。



0.6%であれば報酬量の方が多くなるはずなので問題ありませんが、2倍・3倍になってくるとインパーマネントロスによる影響も無視できないですね。
※Binance公式「変動損失の説明」より
分散型取引所で仮想通貨の運用を行う場合は、年利だけを見るのではなく、預けるペアの買い圧と売り圧に差がないかを考えることが重要です。



年率が高いものをただ運用していればいいって訳じゃないんだね・・・
どんな仮想通貨でイールドファーミングするのがいいのかな?
私のおすすめは以下の仮想通貨ペアです。
- ステーブルコイン&ステーブルコイン
- ビットコイン&イーサリアム
ステーブルコイン同士のペアはお互いの価格変動がまったくないため、インパーマネントロスの影響を完全に無視することができます。
ビットコインとイーサリアムなど、お互いが時価総額の大きい仮想通貨同士で預けるのも比較的インパーマネントロスが少ないためお勧めです。
インパーマネントロスについてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。
分散型取引所の始め方
最初はパンケーキスワップがオススメ


様々な分散型取引所がありますが、最初はパンケーキスワップ(Pancakeswap)がおススメです。
PancakeSwapはBNBチェーン(旧BSC)上の分散型取引所です。
BNB Chainは世界No.1の仮想通貨市場シェア・取引高を誇るバイナンスが提供している独自のブロックチェーンです。
BNB Chainには以下の特徴があります。
- 独自の取引承認方法であるPoSA(Proof of Staked Authority)を採用
- PoSAにより低コスト&高速の取引を実現
BNB Chainを利用しているプロジェクトは非常に多く、様々な分散型取引所やブロックチェーンゲームがBNB Chainを利用してサービスを展開しています。
パンケーキスワップの特徴は以下の通りです。
- 分散型取引所で一番人気がある(公式Twitterフォロワー数)
- BNB Chain上のDEXのため、ガス代がとにかく安い。
- 上場している仮想通貨が豊富
- イールドファーミングで仮想通貨CAKEを稼ぐことができる
- イールドファーミングの利率が高い
仮想通貨CAKEをビットコインやイーサリアムといった仮想通貨に交換してから、コインチェック等の国内仮想通貨取引所に送金することで日本円に換金することもできます。



初めて分散型取引所を利用する方はパンケーキスワップを選べば間違いありません!
パンケーキスワップを利用するための準備をしよう
パンケーキスワップを利用するために、事前に以下の準備を行っておきましょう。
- メタマスクをインストールする
- メタマスクにBNB Chainを追加する
- Bybitで仮想通貨BNBを購入する
- メタマスクにBNBを送金する
分散型取引所は仮想通貨ウォレットを接続して利用します。
メタマスクのインストールが終わっていない方はインストールしておきましょう。
- Google playリンク(Androidの方はこちら)
- App storeリンク(iphoneの方はこちら)
- Google Chromeリンク(PCの方はこちら)
メタマスクはインストール直後はイーサリアムネットワークしか設定されていません。
パンケーキスワップはBNB Chain上でサービスが展開されているため、メタマスクにBNB Chainを追加しましょう。


BNB Chain(旧バイナンススマートチェーン)
- ネットワーク名:BSC Mainnet
- 新しいRPC URL:https://bsc-dataseed.binance.org/
- チェーンID:56
- シンボル:BNB
- ブロックエクスプローラーURL:https://bscscan.com


BNB Chain上のサービスでは、ガス代としてBNB(バイナンスコイン)を使用します。
BNBは海外仮想通貨取引所であるBybit(バイビット)で購入することができます。
下のリンクからBybitの口座を開設しましょう。
\ 無料で簡単に開設できます! /
Bybitは仮想通貨の取引を行うだけなら本人確認が不要なので、メールアドレスとパスワードの設定だけで簡単に口座を開設することができます。
BNBはUSDTでのみ購入することができます。
ビットコインやイーサリアムをバイビットに送金した場合は、一度USDTに交換しましょう。


BybitでBNBを購入できたら、BNBをメタマスクに送金します。


パンケーキスワップで仮想通貨を交換する方法
メタマスクに入った仮想通貨を他のあらゆる仮想通貨に直接交換することができます。
Pancakeswapにアクセスします。
まず右上の「Connect」からMetamaskと接続しましょう。
次に上のタブから「Trade」⇒「Swap」の順に選択します。


- 上に交換元の通貨を入力し、下に交換先の通貨を選択する。
- 交換したい通貨の数量を入力する。
- ガス代をBNBで支払ってスワップする
BNB Chainなので、ガス代の支払いは数十円程度のBNBで済みます。


イールドファーミングで仮想通貨を稼ぐ方法
流動性を提供してイールドファーミングでお金を稼ぐためには、以下の2STEPが必要です。
- 仮想通貨のペアでLPトークンを作成する
- LPトークンを預けてイールドファーミング開始
流動性プール(Liquidity Pool、LP)に仮想通貨を預けて稼ぐ際、預ける仮想通貨ペアでLPトークンと呼ばれるトークンを作成します。
このLPトークンをDEXに預けることで報酬が自動で付与されていきます。
預けたLPトークンはいつでも解除ができ、元の仮想通貨ペアに簡単に戻すことができます。



まず初めに自分がどの仮想通貨ペアでイールドファーミングを行っていくか決めましょう!


APRが複利計算なしの年利となっています。
高金利のペアは仮想通貨の買い圧と売り圧の差が激しく、インパーマネントロスが発生する可能性が高いので注意が必要です。



私がお勧めする仮想通貨ペアはこちらです。
- ステーブルコイン&ステーブルコイン
- ビットコイン&イーサリアム
ステーブルコインは種類がいくつか存在します。
パンケーキスワップではUSDT&USDC、USDT&BUSDの2種類でイールドファーミングが可能です。
- ステーブルコイン同士のペアはお互いの価格変動がまったくないため、インパーマネントロスの影響を完全に無視することができます。
- ビットコインとイーサリアムなど、お互いが時価総額の大きい仮想通貨同士で預けるのも比較的インパーマネントロスが少ないためお勧めです。
PancakeswapのLPトークン作成画面にアクセスします。
画面中央のAdd Liquidityを選択し、提供したい仮想通貨のペアを選択してLPトークンを作成しましょう。


LPトークン作成時はBNBをガス代として支払って承認します。
提供したい仮想通貨のペアを検索し、「Enable Contract」で一度LPを有効にします。


Stake LPで作成したLPトークンをDEXに提供することができます。


時間が経過するとCAKE EARNED(稼いだCAKE)に仮想通貨CAKEが報酬として増えていきます。
Harvestを選択することで仮想通貨CAKEを受け取ることができます。