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「ぱんだくりぷとの」のコンテンツ制作・編集ポリシーはこちらでご紹介しています。
- イールドファーミングとステーキングの違い
- イールドファーミングと流動性マイニングの違い
- イールドファーミングとレンディングの違い
- イールドファーミングの利回りとリスク
- イールドファーミングのオススメの稼ぎ方
イールドファーミング(Yield Farming)とはDeFi(Decentralized Finance,分散型金融)のサービスを利用し、仮想通貨を運用して稼ぐような行為全般を指す言葉です。

具体的には、イールドファーミングは主に次の3つの運用方法を指すことが多いです。
- 仮想通貨のステーキング
- 仮想通貨の流動性マイニング
- 仮想通貨のレンディング
本記事を読むことで、イールドファーミングの3つの運用方法の利回り・リスク・やり方を詳しく知ることができ、今日から持っている仮想通貨を運用してどんどん増やせるようになります。

後半では、リスク最小限かつ高い利回りで仮想通貨を運用できる、一番おすすめのイールドファーミングのやり方についても解説しています。
※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。
暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
イールドファーミングとはDeFiで稼ぐこと


イールドファーミング(Yield Farming)とはDeFi(Decentralized Finance,分散型金融)のサービスを利用し、仮想通貨を運用して稼ぐような行為全般を指す言葉です。


DeFiはDecntralized Finance(分散型金融)の略となっており、仲介者・管理者なしで簡単にお金のやり取りができる金融の仕組みのことを指します。


イールドファーミングが指す仮想通貨を稼げるDeFiのサービスとは、主に次の3つの仮想通貨の運用方法のことです。
- ステーキング
- 流動性マイニング
- レンディング
ちなみにYield Farmingは、Yield(利回り)をFarming(耕すこと)が由来です。
作物(利益)が自然と育っていくニュアンスが含まれており、仮想通貨トレードを分散型取引所で行って利益を出す行為はイールドファーミングに含まれないことが多いです。



放置で稼げる行為が「イールドファーミング」と呼ばれます。
また、GMOコインといった中央集権取引所でもステーキングやレンディングができますが、こちらについてはDeFiではないのでイールドファーミングには含めない場合がほとんどです。



なるほど!イールドファーミングは特定の稼ぐ方法を指す言葉じゃなくて、DeFiで仮想通貨を運用して稼ぐ全般を指すんだね!
イールドファーミングとステーキングの違い


イールドファーミングとステーキングの違いは、イールドファーミングはDeFiで稼ぐこと全般を指し、ステーキングは仮想通貨を単体で預け入れて稼ぐことを指すということです。


イールドファーミングのステーキングとは、仮想通貨を分散型取引所に預け入れて報酬を貰うことをいい、特に仮想通貨を単体で預け入れて稼ぐことを指します。(流動性マイニングとの違い)
ステーキングでは、仮想通貨を長期で保有することにインセンティブを与えるために報酬が用意されていることが多いです。
例えば、分散型取引所パンケーキスワップ(Pancakeswap)は、自身のプロジェクトで公式に発行している仮想通貨CAKEをステーキングする機能が付いており、高い年利回り(ARP)で増やしていくことができます。


これは仮想通貨CAKEが分散型取引所の流動性マイニングの報酬として大量に新規発行され、価値が下がってしまうことを抑える効果があります。
CAKEをステーキングして売らずに持っておけばさらに増やせるという長期保有のインセンティブが生まれるからです。



なるほど!長期保有を促すために、仮想通貨を単体で預け入れて運用することをステーキングっていうんだね!
ちなみに、ステーキングはDeFi以外にも存在します。
- 分散型取引所でステーキングする(DeFi)
- ブロックチェーンの仕組みでステーキングする(DeFiではない)
前者本記事で紹介したステーキングで、イールドファーミングに該当しますが、後者のステーキングはイールドファーミングとは呼ばれません。
分散型の金融サービスではなく、ブロックチェーンの仕組みで行われるからです。
後者のステーキングでは、プルーフオブステーク(Proof of Stake)と呼ばれるブロックチェーンの取引承認作業を行った報酬として仮想通貨を貰えます。



イーサリアムのステーキング等は後者にあたるので、イールドファーミングではないです。
かんたん解説!プルーフオブステークとは?




分散型取引所といったDeFiとは別の仕組みなので、こちらはイールドファーミングに該当しません。



詳しくは下の記事で解説しているので、気になる方は是非ご覧下さい。
イールドファーミングとマイニングの違い


イールドファーミングと流動性マイニングの違いは、イールドファーミングはDeFiで稼ぐこと全般を指し、流動性マイニングは分散型取引所で交換(スワップ)に利用される仮想通貨を提供し、報酬を稼ぐことを指すということです。


流動性マイニングとは、分散型取引所に流動性を提供して分散型取引所の運営に貢献し、利用者の手数料・仮想通貨の新規発行等から報酬を貰って仮想通貨を稼ぐ方法です。



詳しく説明していきます!
例えば、コインチェックやbitFlyerといった中央集権取引所では、企業や他の取引所利用者と直接を取引を行います。



売り注文と買い注文がマッチングしたら、取引が成立するんだよね!
しかし、分散型取引所では取引相手がいなくても自由に仮想通貨を交換(スワップ)できます。
これは、分散型取引所には仮想通貨がたくさん集められている「流動性プール」と呼ばれる保管場所があり、ここに仮想通貨を入れると同じ金額分別の仮想通貨を自由に取ってもいい仕組みになっているからです。




「流動性(りゅうどうせい)」は「動きやすさ」を指しており、仮想通貨が自由に交換される状態を指している言葉です。
この流動性プールが用意され、分散型取引所に無人の市場ができ上がっている理由は、流動性プールに仮想通貨を提供している投資家がいて、その投資家は対価として報酬を貰える仕組みになっているからです。
流動性を提供して分散型取引所の運営に貢献し、仮想通を対価として貰うことを「流動性マイニング」と呼びます。



なるほど・・・でも分散型取引所に流動性を提供するとなんで仮想通貨が貰えるの?



分散型取引所によって異なりますが、流動性を提供すると次の3つのいずれか、または複数から仮想通貨を貰えます!
- あなたが提供した流動性プールでスワップを行った人の手数料
- 分散型取引所のプロジェクトで公式に発行している仮想通貨の新規発行
- コミュニティプールの報酬割り当て分
①仮にあなたがBTC&ETHの流動性を提供していた場合、分散型取引所の利用者がBTC⇔ETHのスワップが行われるときに支払れた手数料の一部があなたの報酬になります。
②分散型取引所のプロジェクトは公式に仮想通貨を発行しており、新規発行として流動性プールを提供してくれている投資家に報酬を与えることがあります。
③分散型取引所のプロジェクトにはコミュニティプールと呼ばれる、コミュニティの投票で使い先を決定できるプールが用意されていることがあり、この分が流動性マイニングの報酬になることもあります。
イールドファーミングとレンディングの違い


イールドファーミングとレンディングの違いは、イールドファーミングはDeFiで稼ぐこと全般を指し、レンディングはDeFiの専用プラットフォームに仮想通貨を貸し出し、借入で利用されたときに支払われる利息を稼ぐことを指すということです。


レンディング(貸し付け)とは、仮想通貨をレンディングプラットフォームに貸し付けて利息を稼ぐことを指します。
流動性マイニングと同様に仮想通貨が集まっているプールが存在しており、プールに仮想通貨をレンディングし、借りたい人は仮想通貨をプールから借りていく仕組みです。





DeFiのサービスだから、流動性マイニングみたいに直接取引相手や管理者が要らない仕組みになっているんだね!
仮想通貨を借りた人の支払う利息が、レンディング(貸し出し)でのあなたの報酬になります。
GMOコインといった中央集権取引所でも貸し付けができ、こちらもレンディングではありますが、分散型のサービスではないので、イールドファーミングとは呼びません。



中央集権取引所のレンディングでは仮想通貨の借り手は募らず、中央集権取引所側で集めた仮想通貨を運用し、その運用で得た利益の一部を還元しているだけのイメージです。
イールドファーミングのやり方・始め方





次に、初心者におすすめの高利回りでリスクの少ないイールドファーミングのやり方について解説していきます!
※読みたい所にジャンプできます。
流動性マイニングが、リスク最小かつ高利回りで運用できるオススメのイールドファーミングのやり方です。
①オススメのステーキングのやり方
ガス代が安く、初心者にもオススメのパンケーキスワップでステーキングを行うやり方について解説します。
パンケーキスワップでステーキングできる仮想通貨は、仮想通貨CAKE(ケーキ)です。
ステーキングの利率は、ロックする期間により次のように異なります。(2023年5月29日時点)
- フレキシブル:0.94%
- ロック(1週間):1.32%
- ロック(10週間):4.63%
- ロック(max52週間):20.09%
いつでも引き出すことができるフレキシブルの場合、年間利回りが低くなってしまうので、CAKEの将来性に期待している場合は長期間ロックしましょう。



下の記事の後半「稼いだCAKEをステーキングでさらに増やす」で、CAKEのステーキングを行うやり方について詳しく解説しています!


②オススメの流動性マイニングのやり方
オススメの流動性マイニングのやり方は、パンケーキスワップでステーブルコインのペア提供して稼ぐ方法です。
この方法には次の3つのメリットがあります。
- パンケーキスワップはBSCのため、ガス代が安い
- 利用者が多く、スワップ手数料を安定して稼げる
- ステーブルコインは価格変動しないので、リスクゼロ
2023年5月29日時点の環境であれば、USDT&USDC、USDT&BUSDといったステーブルコインをペアでパンケーキスワップに流動性として提供することで、年間利回り5%前後をリスク最小で稼げます。





パンケーキスワップでステーブルコインを使って使って流動性マイニングを行うやり方は、下の記事で詳しく解説しています。


初心者でも少額から不労所得を稼げるようになるオススメのイールドファーミングです。
③オススメのレンディングのやり方
オススメの仮想通貨のレンディングのやり方は、レンディングプラットフォームAave(アーベ)で対応している仮想通貨を貸しつけて、利息を稼ぐ方法です。


仮想通貨の貸し借りの場を提供しているAave(アーベ)には、次の3つのメリットがあります。
- 最も利用者の多いレンディングプラットフォーム
- 対応ネットワークが多く、手数料がほぼ掛からないPolygonも利用可
- これまでにハッキング被害がなく、安全に利用できる
Aaveのレンディングは特に引き出しの制限といったリスクもないため、あなたが所有していてまだ運用していない仮想通貨は、Aaveに積極的に貸し付けて運用すると良いです。
年間利回り5%前後で仮想通貨を簡単に増やしていくことができます。
対応しているブロックチェーンの種類も多く、特にポリゴンネットワークを利用すれば手数料はほとんど掛かりません。



アーベで仮想通貨を貸し出してイールドファーミングを行う具体的な方法は、下の記事で詳しく解説しています!


イールドファーミングの利回り・利率


次に、各イールドファーミングの年間利回り・利率について紹介していきます。
※読みたい所にジャンプできます。
①ステーキングの利回り・利率
例えば、手数料(ガス代)が安く、利用者が多く初心者にオススメな分散型取引所パンケーキスワップでステーキングできる仮想通貨CAKEの年間利回りは次の通りです。
- フレキシブル:0.94%
- ロック(1週間):1.32%
- ロック(10週間):4.63%
- ロック(max52週間):20.09%
※2023年5月29日時点
また、外部の仮想通貨プロジェクトはパンケーキスワップに申請を行うことで、自身のプロジェクトで発行している仮想通貨のステーキングをラインナップに並べることができます。



宣伝・販促目的でよく利用され、報酬の仮想通貨もプロジェクト側で用意することになります。
例えば、2023年5月29日時点のラインナップと年間利回りは次の通りです。


こちらはプロジェクト側でステーキングできる期間を定めており、年単位の長期間の運用はできませんが、高利回りで運用できるので、所有している仮想通貨があれば積極的にステーキングしていきましょう。
②流動性マイニングの利回り・利率
流動性マイニングの年間利回りは、5パーセント~数百パーセントまで幅が広い点が特徴です。
各流動性提供ペアの年間利回り率は、次の3つによって決まることが一般的です。
- スワップ利用者が支払うスワップ手数料(最も重要)
- コミュニティプールの報酬割り当て分
- 外部プロジェクトの報酬割り当て分



主な稼ぎは、スワップを利用した人が支払う手数料です。そこに分散型取引所の方針次第で追加の報酬が割り当てられることがあります。
利用者が多く手数料がたくさん支払われる割に、あまり流動性提供に協力してくれる人がいない仮想通貨は、年間の利回り率は100%を超えることがあります。
マイナーで時価総額の小さい仮想通貨がこれに該当することが多く、単純に価格変動が大きいため、仮想通貨を所有して運用することに対してリスクを感じる投資家が多いからです。



当メディアでもこういった仮想通貨でイールドファーミングを行うことはオススメしません!
下は、パンケーキスワップの各仮想通貨ペア毎の年間利回りの目安です。(2023年5月29日時点)
- ステーブルコイン同士のペア:5%前後
- ステーブルコインを片方に含むペア:5%~10%程度
- 時価総額が高くメジャーな仮想通貨同士のペア:5%~20%程度
- 時価総額が低くマイナーな仮想通貨同士のペア:20%~200%程度
リスクと報酬を天びんに掛けて、イールドファーミングを行うペアを決めましょう。



一番のオススメはステーブルコイン同士のペアです!
③レンディングの利回り・利率
最も利用者が多く、対応ネットワーク数も多いレンディングプラットフォームAave(アーベ)を例に、年間利回りについてご紹介していきます。
2023年5月29日時点の代表的な仮想通貨の貸し付けの年間利回り率は、次のようになっています。(ガス代がほとんど掛からないポリゴンネットワークの運用利回りを参照)
- USDC:1.93%
- DAI:2.32%
- CRV:2.78%
- MATIC:1.54%
- SUSHI:2.51%…etc
仮想通貨を借りる人が支払う利息があなたの利回りになります。



仮想通貨を借りる需要が増えたり、減ったりすると利回りも変動するので注意しましょう。
他のイールドファーミングの方法と比べると少し利回りは控えめですが、引き出しに制限等がなく、リスクが少ない点が特徴の運用方法です。
イールドファーミングの損失リスクとは


次に、イールドファーミングで発生する損失リスクについて解説していきます。
※読みたい所にジャンプできます。



イールドファーミングの利回りだけでなく、損失のリスクについても正しく理解してから始めると安心です!
①ステーキングの損失リスク
ステーキングのリスクは、預け入れた仮想通貨をすぐに引き出せない・解除できない仕組みになっていることが多く、暴落したときにすぐに損切ができなくなる点です。
例えば、パンケーキスワップでは公式に発行されている仮想通貨CAKE(ケーキ)をステーキングできますが、すぐにいつでも解除できる「フレキシブル」と呼ばれる方法だと年間利回りが1%未満になり、ほとんど稼げません。
- フレキシブル:0.94%
- ロック(1週間):1.32%
- ロック(10週間):4.63%
- ロック(max52週間):20.09%
しかし、引き出せない期間を事前に定めてロックすることで、年間利回り20%以上を出すこともでき、ロックをすることが前提の運用の仕組みになっていることが分かります。
他にも仮想通貨の貸し借りの場を提供しているAave(アーベ)では、仮想通貨Aaveのステーキングができますが、解除を申請してから実際に解除できるまで20日間が必要です。





なんでわざわざこんな仕組みになっているの?すぐ解除したい・・・



DeFiサービスがステーキングの場を用意し、わざわざ報酬を用意してくれるのには、いくつかの理由があります。
- 仮想通貨を長期保有して欲しい
- ステーキングされた仮想通貨を別目的で利用
1つ目は、仮想通貨を長期目的で保有して欲しいからです。
ステーキングされた仮想通貨が売り圧にならなくなるため、仮想通貨の価値が上昇しやすくなります。
いつでも解除できない不便さを与えてしまっている見返りとして、報酬を用意してくれている訳です。
2つ目は、ステーキングされた仮想通貨を緊急時に利用することが前提になっていることがあるからです。
例えば、仮想通貨の貸し借りの場を提供しているAave(アーベ)では、仮想通貨Aaveをステーキングできますが、著しい債務超過に陥った場合のみ、ステーキングされている仮想通貨Aaveを最大30%まで利用して良い仕組みになっています。



すぐに解除されては意味がないのでロック期間が儲けられており、その対価として高いステーキング報酬が用意されている訳です。
②流動性マイニングの損失リスク
流動性マイニングのリスクは、インパーマネントロスと呼ばれる他の運用方法では発生しない損失が発生する可能性があることです。
インパーマネントロスとは、あなたが流動性として提供している仮想通貨ペアの片方の価格が相対的に変動したときに発生する損失のことです。(両方同じように値上がり、値下がりした場合は発生しない)





インパーマネントロスの仕組みにはいくつかの計算方法がありますが、代表的なインパーマネントロスの損失額のイメージは次の通りです。
- 1.25倍の価格変動 = 0.6%の損失
- 1.50倍の価格変動 = 2.0%の損失
- 1.75倍の価格変動 = 3.8%の損失
- 2倍の価格変動 = 5.7%の損失
- 3倍の価格変動 = 13.4%の損失
- 4倍の価格変動 = 20.0%の損失
- 5倍の価格変動 = 25.5%の損失
※Binance公式「変動損失の説明」より
例えば、仮想通貨の価格が1.5倍に上昇したとき、その上昇の恩恵が2%分減るようなイメージです。
値上がりしているので、トータルであなたの資産はプラスになっていますが、流動性マイニングで上手く報酬を稼ぐことができなかった場合は、流動性マイニングをしなかったときの方が資産が増えていたことになります。
このように、流動性マイニングは価格変動と損失リスクが関係しているので、注意しましょう。
パンケーキスワップやユニスワップの「V3」と呼ばれるインパーマネントロスの仕組みは、下の記事で詳しく解説しています。
その他で広く採用されている一般的なインパーマネントロスの仕組みは、下の記事で詳しく解説しています。
③レンディングの損失リスク
レンディングのリスクは、仮想通貨のレンディングプラットフォームで貸した仮想通貨が返ってこなくなるリスクが僅かに存在する点です。
レンディングプラットフォームで仮想通貨を借り入れる際は、借入額以上の担保を預け入れる必要がある場合が多いです。
従って、仮に借り入れを行った人が返済しなくても、担保があるのであなたが貸し付けた仮想通貨を引き出せなくなることは基本的にはありません。



また、仮想通貨の貸し借りは個人間で行われる訳ではないので、レンディングプラットフォーム全体で対応できれば問題がありません。
しかし、レンディングプラットフォームに担保として預け入れられている仮想通貨が一斉に大暴落し、貸し付けを行っている人が一斉に引き出そうとした場合は対応できなくなる可能性もゼロではありません。
暴落しきる前に、下のイラストのように「清算」と呼ばれる仕組みで強制的に決済を行う仕組みがある場合がほとんどなので、引き出せなくなるリスクはほぼゼロですが、一応頭の片隅には入れておきましょう。


まとめ:イールドファーミングで稼ごう


イールドファーミング(Yield Farming)とはDeFi(Decentralized Finance,分散型金融)のサービスを利用し、仮想通貨を運用して稼ぐような行為全般を指す言葉です。


具体的には、イールドファーミングは主に次の3つの運用方法を指すことが多いです。
※それぞれの概要説明にジャンプして戻れます。
最もオススメのイールドファーミングのやり方は、パンケーキスワップでステーブルコインを使った流動性マイニングです。
この運用方法には次の3つメリットがあります。
- パンケーキスワップはBSCのため、ガス代が安い
- 利用者が多く、スワップ手数料を安定して稼げる
- ステーブルコインは価格変動しないので、リスクゼロ



下の記事でやり方について解説しているので、参考にして下さい!


イールドファーミングを行うためには、各ブロックチェーンに対応するガス代(手数料)をメタマスクに用意しておく必要があります。
GMOコインなら例えばガス代ETH(イーサリアム)を0.05%の格安の手数料で購入でき、メタマスクへの送金手数料も完全無料なのでオススメです。
分散型取引所のインパーマネントロスを知りたい人向け!
プライスインパクト・スリッページを知りたい人向け!
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【金融庁】仮想通貨に関する注意喚起



仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。
消費者庁の「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」のYoutube視聴もおすすめです。
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