【7社間比較】ビットフライヤーの手数料は高すぎるのか｜徹底調査！

結論、ビットフライヤー(bitFlyer)では、次の2つの手数料が他社と比べると高すぎる傾向があります。

ビットコインとイーサリアム以外の仮想通貨を買ったり売ったりするときや、仮想通貨を他の取引所に送金するとき、ビットフライヤーでは他社と比べて高めの手数料が発生してしまいます。

逆に、次のような方にはビットフライヤーはおすすめです。

ビットフライヤーはスマホアプリ上でビットコインとイーサリアムを0.15%の手数料で取引でき、仮想通貨を国内で唯一月1円からの少額で積み立てることができます。

本記事を最後まで読むことで、ビットフライヤーの各手数料の金額と他社との比較を理解し、ビットフライヤーが自分にあった仮想通貨取引所かどうか判断できるようになります。

ビットフライヤーの手数料が高すぎるのは本当なのか調査

結論、ビットフライヤー(bitFlyer)は次の2点の手数料が他社と比べて高すぎるといえます。

これ以外の手数料は、他社と同じくらいの水準となっています。

⓵BTC・ETH取引手数料：普通

ビットフライヤー(bitFlyer)はスマホアプリ上ではビットコインとイーサリアムのみ「取引所」と呼ばれる、手数料が0.15%という安価な場所で取引できます。

取引所名称	取引手数料（取引所、BTC）
コインチェック	無料
bitFlyer	0.15%
GMOコイン	0.05%
DMMビットコイン	取引所なし（販売所のみ）
bitbank	0.12%
ビットポイント	無料（ブラウザ版のみ）
ビットトレード	無料

取引所名称	取引手数料（取引所、ETH）
コインチェック	取り扱いなし
bitFlyer	0.15%
GMOコイン	0.05%
DMMビットコイン	取引所なし（販売所のみ）
bitbank	0.12%
ビットポイント	無料（ブラウザ版のみ）
ビットトレード	無料

暗号資産交換業者は、「販売所」と「取引所」の2つの仮想通貨を取引できるサービスを提供していることが一般的ですが、販売所では取引所より手数料が高く設定されています。

ビットフライヤーはスマホアプリ上では、取引所の取り扱いがビットコインとイーサリアムしかないため、他の銘柄をスマホアプリ上で買うと高いので注意が必要です。

⓶その他銘柄の取引手数料：ほとんど高い

ビットフライヤーのビットコインとイーサリアム以外の銘柄の取引手数料は、他の暗号資産交換業者と比べると高めとなっています。

他の銘柄は販売所で取引する必要がありますが、販売所では「スプレッド」と呼ばれる見えない手数料が大きく発生してしまいます。

このスプレッドにより、ビットフライヤーでは大体市場の適正価格から3%～5%ほど乖離した価格で取引する必要があります。

	販売所			取引所 仲値
銘柄	売却価格	購入価格	スプレッド	適正価格
BTC	3,915,752	4,157,975	5.8%	4,036,869
ETH	225,582	241,941	6.8%	233,769
XRP	69.54	76.88	9.5%	73.22

銘柄にもよりますが、3%～5%程度が買いと売りでそれぞれ発生し、合計で6%～10%ほど損をしてしまいます。

ちなみに、パソコン等のブラウザ版を利用すれば、販売所ではなく取引所でも色々な銘柄を取引できますが、仮想通貨の初めての方には操作が難しくてとっつきづらい可能性があるので、この点も注意が必要です。

③仮想通貨の送金手数料：ほとんど高い

ビットフライヤーの仮想通貨の送金手数料は、他社と比べると少し高めです。

取引所名称	送金手数料（BTC）
コインチェック	0.0005BTC
bitFlyer	0.0004BTC
GMOコイン	無料
DMMビットコイン	無料
bitbank	0.0006BTC
BITPOINT	無料
ビットトレード	0.0005BTC

ビットフライヤーのビットコインの送金手数料は0.0004BTCとなっているため、仮にビットコインの価格が500万円/BTCだった場合、ビットコインの送金時には2000円手数料が発生することになります。

上の表からも分かるように、下の3社は仮想通貨の全銘柄の送金手数料が無料となっています。

特にGMOコインは、あらゆる手数料が業界最案水準なのでオススメです。

④口座開設・入金手数料：無料

ビットフライヤー(bitFlyer)の口座開設手数料・日本円に入金手数料は無料です。

日本円の入金は、銀行側で振込手数料が通常通り発生するので注意しましょう。（200円前後が相場）

具体的な金額については、ご使用の金融機関のホームページ等をチェックしてみて下さい。

⑤日本円出金手数料：高い

ビットフライヤーの日本円の出金手数料は、他社と比べると少し高めです。

出金先の銀行や、出金する日本円の金額により最大770円の出金手数料がかかります。

出金先銀行	出金手数料
三井住友銀行への出金	3万円未満：220円
	3万円以上：440円
三井住友銀行以外への出金	3万円未満：550円
	3万円以上：770円

他社では無料のところもあります。

取引所名称	日本円出金手数料
コインチェック	407円
bitFlyer	～770円
GMOコイン	無料
DMMビットコイン	無料
bitbank	550円/770円(3万円以上)
BITPOINT	無料
ビットトレード	330円

他のポイントで自分にあった取引所を選びましょう。

ビットフライヤーの利用をおすすめできない人

結論、ビットフライヤー(bitFlyer)は次のような方にはおすすめできません。

お勧めできない人①：アルトコイン投資

ビットフライヤー(bitFlyer)をおすすめできない人の1人目は、ビットコイン・イーサリアム以外のアルトコインへの投資を検討している方です。

スマホアプリ上ではビットコイン・イーサリアム以外は販売所で買う必要があり、手数料（スプレッド）が高く、投資した段階でかなり不利なスタートを切る必要があります。

取引所名	購入手数料
GMOコイン	0.05%
ビットトレード	0.15%
ビットバンク	0.12%
ビットフライヤー	4.3%
ビットポイント	4.5%
DMMビットコイン	3.4%
コインチェック	4.4%

色々な仮想通貨に挑戦したい方は、GMOコイン等の全銘柄の取引手数料が安い取引所がオススメです。

お勧めできない人②：スマホユーザー

ビットフライヤーをおすすめできない人の2人目は、スマホアプリ上で仮想通貨投資をしたい方です。

ビットフライヤーでは、販売所と取引所の2つの仮想通貨を取引する場所がありますが、スマホアプリ上で使える取引所では、ビットコインとイーサリアムしか取り扱いがありません。

お勧めできない人③：仮想通貨の送金

ビットフライヤーの利用をおすすめできない人の3人目は、仮想通貨の送金を頻繁に行いたい方です。

ビットフライヤーは、仮想通貨の送金手数料が有料の取引所です。

GMOコインは全銘柄の送金手数料が無料で、、あらゆる手数料が業界最案水準なのでオススメです。

ビットフライヤーの利用をおすすめできる人

結論、ビットフライヤー(bitFlyer)は、次のような方におすすめの取引所です。

お勧めできる人①：BTC・ETH投資

ビットフライヤーの利用をおすすめできる人の1人目は、ビットコイン・イーサリアムに投資したい方です。

ビットコインとイーサリアムはスマホアプリ上からでも、手数料が0.15%と安い取引所で購入できます。

お勧めできる人⓶：パソコンユーザー

ビットフライヤーの利用をおすすめできる人の2人目は、パソコンで仮想通貨の投資をしたい方です。

パソコンブラウザ上であれば、大画面で手数料の安い取引所を利用できるため、使い勝手が良いです。

ビットフライヤーの取引所では、以下の銘柄が取り扱われています。

お勧めできる人③：積立投資

ビットフライヤーの利用をおすすめできる人の3人目は、仮想通貨の積立投資をしたい方です。

ビットフライヤーは、月1円からの少額積立に対応しています。

積立機能では必ず販売所で買うことになるため、スプレッドが発生してやや割高ですが、これは他の暗号資産交換業者でも同じです。

ビットフライヤーの手数料に関するFAQ

まとめ：手数料を把握して利用しよう！

結論、ビットフライヤー(bitFlyer)では、次の2つの手数料が他社と比べると高すぎる傾向があります。

ビットコインとイーサリアム以外の仮想通貨を買ったり売ったりするときや、仮想通貨を他の取引所に送金するとき、ビットフライヤーでは他社と比べて高めの手数料が発生してしまいます。

逆に、次のような方にはビットフライヤーはおすすめです。

手数料が気になる方は、あらゆる手数料が安いGMOコインがおすすめです。

GMOコインの口コミ

主人がこの取引所を使っていたので、安心なのでここを選びました。手数料も無料ですし、仮想通貨も有名なもので厳選しているので、信頼できます。スマホサイトで取り引きしているのですが、使いやすいです。サイトの内容もシンプルで、なんの迷いもなく操作ができます。

参照：みん評

仮想通貨の取引所は複数ありますが、ＧＭＯはネット関係では大手になるので信頼性が高いと思い、GMOコインを選びました。利用していると、非常に使い勝手が良く、見た目もシンプルで分かりやすいので、とても満足しています。

参照：みん評