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仮想通貨ATOMとは?将来性/将来価格とステーキングのやり方を解説!

この記事から分かること
  • 仮想通貨ATOM(アトム)の将来性
  • 仮想通貨ATOM(アトム)の買い方
  • 仮想通貨ATOM(アトム)の運用方法
  • リキッドステーキングの特徴とやり方
この記事を書いた人
  • Core30経理職
  • 米国公認会計士(ワシントン州)
  • 2021年上期の仮想通貨バブル期にアルトコイン投資とBCGに夢中になりクリプトの世界へ
  • 現在は強気相場が予想される2024年の半減期に向けてビットコインをコツコツ積み立てる堅実スタイル
  • 仮想通貨投資は500万円以上、NFTは50点以上保有、BCGは20作以上プレイ。一番やさしく丁寧なクリプト情報を発信しています

仮想通貨ATOMとは、ブロックチェーン「Cosmos Hub(コスモスハブ)」から公式に発行されている仮想通貨です。

Cosmos Hubは、異なるブロックチェーンの間で相互に簡単にやり取りができる環境を作ることを目的とした「Cosmos(コスモス)」と呼ばれるプロジェクトの元で開発されたブロックチェーンの1つです。

仮想通貨ATOMは次の3つの理由から将来性を期待されています。

Cosmosはイーサリアムを越えるイーサリアムキラーとも呼ばれており、その中核を担うATOMは数十倍の値上がりが期待されている仮想通貨です。

仮想通貨ATOMは国内の仮想通貨取引所GMOコインで購入できます。(2023年4月8日時点ではGMOコインにのみ上場)

さとう

GMOコインは格安の0.09%の手数料で取引できるオススメの取引所です!仮想通貨の送金手数料も完全無料です!

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GMOコインで仮想通貨を買う方法は次の記事で解説しています。ATOMは取引所・販売所両方で取り扱いがあります。

さとう

後半では、仮想通貨ATOMを簡単に年利20%以上の高利回りで運用できる「リキッドステーキング」のやり方も紹介しているので、是非最後までご覧ください!

目次

仮想通貨ATOM(アトム)とは?

仮想通貨ATOMとは、ブロックチェーン「Cosmos Hub(コスモスハブ)」から公式に発行されている仮想通貨です。

Cosmos Hubは、異なるブロックチェーンの間で相互に簡単にやり取りができる環境を作ることを目的とした「Cosmos(コスモス)」と呼ばれるプロジェクトの元で開発されたブロックチェーンの1つです。

さとう

仮想通貨Cosmos(コスモス)とも呼ばれることがあります!

仮想通貨ATOMはこのCosmos Hubを動かすために使われています。

仮想通貨名称ATOM(アトム,コスモス)
シンボルATOM
ブロックチェーンCosmos Hub
時価総額順位22位
時価総額4,192億円
総発行枚数制限なし
上場先GMOコイン,Binance,Osmosis等
公式サイトhttps://cosmos.network/
公式Twitterhttps://twitter.com/cosmos
白書ver1.0Cosmos Whitepaper
白書ver.2.0The Cosmos Hub
2023年4月8日時点

以下から現在のATOM(アトム)のドル建てチャートを確認できます。

仮想通貨ATOM(アトム)には次の3つの特徴があります。

①ブロックチェーンCosmos Hub発行

仮想通貨ATOM(アトム)はブロックチェーンCosmos Hubから正式に発行されている仮想通貨(ネイティブトークン)です。

Cosmos HubはCosmos Networkに接続されているブロックチェーンの1つです。

Cosmos Network(コスモスネットワーク)とは?

Cosmos Networkとは異なるブロックチェーンを繋げるCosmosと呼ばれるプロジェクトが構築しているネットワークです。

cosmos-network

Cosmos HubはこのCosmos Networkに接続されているブロックチェーンの1つで、Cosmos Hub以外にもたくさんのブロックチェーンがCosmos Networkに繋がっています。

Cosmos Networkに繋がっているブロックチェーンは、Cosmos公式のブロックチェーン開発ツールであるCosmos SDKによって開発されており、IBC(Inter Blockchain Communication)と呼ばれる相互通信技術が備わっています。

IBCによって、Cosmos圏内のブロックチェーンは簡単にデータを相互にやり取りできます。

さとう

資産の移動も異なるブロックチェーン間で簡単にできます!

Cosmosはこのように複数の独自のブロックチェーンが繋がっている独自の経済圏を作ろうしています。

異なるものを接続できて正しく動くことを「インターオペラビリティ」と呼び、Cosmosが実現しようしている世界の根っこの考え方です。

Cosmosは次の2つの課題を解決できます。

  • スケーラビリティ問題(処理能力の問題)
  • ブロックチェーンの中央集権化

例えば、イーサリアムではイーサリアム上にたくさんのアプリが作られています。(Dapps,分散型アプリ)

イーサリアムはワールドコンピュータと呼ばれ、幅広い活用がされていますが、取引が増えてガス代の高騰が問題視されるようになっています。

これはイーサリアムという1つのプラットフォームにアプリ等が構築されているからです。

Cosmos Networkでは各プロジェクトが独自のブロックチェーンを開発し、各プロジェクトの取引承認は各プロジェクトの独自のブロックチェーンで行います。

イーサリアムのように1つのプラットフォームに集まることがないので、処理能力の問題が発生しません。

Cosmosはイーサリアムキラーとも呼ばれており、将来性を期待されているプロジェクトです。

Comos Hubは名前の通り、Cosmos Networkに繋がっている各ブロックチェーンのハブの役割を果たしてくれています。

Cosmos Hub 白書ver1.0
ぱんだ

でも、ハブの役割だけしか果たしていないとも捉えることもできるような・・・Cosmos Hubは本当に必要なの?

さとう

確かに、Cosmos HubはCosmos Networkに必ず存在しないといけないブロックチェーンではありません。

Cosmos Hubで中継しなくても各ブロックチェーン間で直接やり取りすれば良いからです。

しかし、Cosmos Hubを中継することで各ブロックチェーンのセキュリティがより強固になります。

Comos SDKによって開発されたCosmos Networkで開発されたブロックチェーンは、DPoSと呼ばれる取引の承認ルール(コンセンサスアルゴリズム)を採用しており、一部のブロックチェーンではセキュリティ面が弱くなってしまいます。

Delegated Proof of Stake(DPoS)とは?

Delegated Proof of Stake(DPoS)はブロックチェーンの取引承認ルール(コンセンサスアルゴリズム)の1つです。

似通ったコンセンサスアルゴリズムとしては、イーサリアムが採用している仮想通貨をたくさん保有することで承認者になれるProof of Stakeがあります。

Delegatedは「委任された」という意味で、DPoSでは仮想通貨はステーキングすることで投票権になり、取引の承認者(バリデーター)の候補者に投票を行うことでバリデーターが決まります。

さとう

バリデーターが取引承認を行って報酬を貰うと、その一部が投票者(デリゲーター)に還元される仕組みです!

仮想通貨の保有量がそのまま個人の影響力になるため、個人で大量保有できると不正が行われる可能性が高まります。

ぱんだ

まだCosmos Networkに繋がったばかりの新しいプロジェクトは、仮想通貨の時価総額も小さいからより危険そうだよね・・・!

Cosmos Hub自身もコンセンサスアルゴリズムとしてDPoSを採用しており、Cosmos HubはCosmos Hubに接続されているブロックチェーンに自身のバリデーターをシェアすることができます。

これをCosmos HubではInterchain Security(相互チェーンセキュリティ)と呼びます。

Cosmos Hubの仮想通貨ATOMは時価総額22位で時価総額約4,200億円の主要アルトコインの1つです。

さとう

これだけ大きな仮想通貨がDPoSに加われば、新興プロジェクトのセキュリティも頑丈になることが分かりますね。

ここに記載したCosmos Hubの役割は以下のリサーチを記事を参照して作成しました。

TokenInsight「Cosmos Hub & $ATOM – What’s Their Role in The Cosmos Ecosystem」

②承認者と投票者へ主に発行される

仮想通貨ATOMは総発行量の2/3以下しかステーキングされていない状態では、ステーキング量の最大20%が新規発行され、2/3以上ステーキングされている場合はステーキング量の最低7%が新規発行される仕組みになっています。

この新規発行分はCosmos Hubのバリデーターやデリゲーターの報酬になります。

ぱんだ

ステーキングされてる量が少ないと報酬量が増えるから、バリデーター(承認者)とデリゲーター(投票者)がステーキングする動機になってるんだね!

後述しますが、この発行量はCosmos Hubでは過剰発行だと考えられており、新規発行の仕組みについては大幅な見直しが検討されています。

さとう

ATOMの売り圧が大きく下がる可能性があり、今値上がり要因として期待されている変更点の1つです!

ここに記載したATOMの新規発行量は以下のリサーチ記事を参照して作成しています。

Coinbase「Cosmos (ATOM): Interoperability」

③ステーキングで運用ができる仮想通貨

ATOMはDPoSと呼ばれる取引承認のルール(コンセンサスアルゴリズム)を採用しており、ステーキングで運用して増やすことができる仮想通貨です。

仮想通貨ATOMには次の3つの運用方法があります。

  • ステーキング
  • リキッドステーキング
  • イールドファーミング

年利(APR)は20%を超えることが多く、時価総額が大きい主要アルトコインの中では運用効率が良い点が特徴的です。

さとう

それぞれの運用方法については本記事後半で詳しく解説しています!

仮想通貨ATOM(アトム)は将来性あり

仮想通貨ATOM(アトム)は次の3つの理由から将来性があります。

さとう

この内容は2023年4月8日に作成しています。

①ATOMの購入や消費先は増える予定

仮想通貨ATOMは2022年9月に公開されたATOM2.0により次の4つの改革が予定されています。(ATOM2.0の原文はこちらからご覧ください

  • リキッドステーキング(Liquid Staking)
  • インターチェインセキュリティ(Interchain Security)
  • インターチェインスケジューラー(Interchain Scheduler)
  • インターチェインアロケーター(Interchain Allocator)
ATOM2.0

1-1 リキッドステーキングとは

リキッドステーキング(Liquid Staking)とは流動的なステーキングのことで、仮想通貨をステーキングすると、ステーキングした仮想通貨を返還してもらう権利を示すトークンを同時に貰うことができます。

ぱんだ

普通のステーキングだとただ預けるだけで何も貰えないよね!

liquid-staking

通常のATOMステーキングはステーキングの解除を申請してから実際に解除できるまで少し時間が掛かることがありますが、債権トークン自体を取引所ですぐに売却できます。

また、先述したDPoSと呼ばれるコンセンサスアルゴリズムのため、仮想通貨のステーキングが解除されてしまうとセキュリティ面が低下するデメリットがありました。

リキッドステーキングであればステーキング自体はそのままで債権トークンのみを他の人に売却するような形になりやすいため、セキュリティ面でもメリットがあります。

2023年4月8日時点では、リキッドステーキングは既に専用のステーキングサイトで行えます。

Stride(ストライド)
さとう

本記事後半でリキッドステーキングのやり方を詳しく解説しています!

1-2 インターチェインセキュリティとは

インターチェインセキュリティ(Interchain Security)とは、Cosmos Hubに接続されているブロックチェーンにCosmos Hubのバリデーターをシェアする機能です。

Comos Networkの新興プロジェクトはまだ時価総額が小さく、DPoSのコンセンサスアルゴリズムではセキュリティ面で不安がありました。

Cosmos Hubの仮想通貨ATOMは時価総額22位で時価総額約4,200億円のメジャーなアルトコインの1つです。

さとう

これだけ大きな仮想通貨がDPoSに加われば、新興プロジェクトのセキュリティも頑丈になることが分かりますね。

Cosmos Hubのバリデーターが協力すると、各ブロックチェーンから手数料がCosmos Hubに支払われ、その内25%はCosmos Hubのバリデーターとデリゲーターの報酬になります。

Coinmarketcap「A Deep Dive Into the Cosmos Network and the Cosmos Ecosystem」

1-3 インターチェインスケジューラーとは

インターチェインスケジューラーとは、将来Cosmos Hubを経由して行う取引が承認される予定のブロックを事前にNFTとして予約販売する機能です。

ぱんだ

別にどこのブロックで取引が承認されてもいい気がするんだけど、ブロックなんて予約販売する意味があるの?

さとう

ブロックを購入できる権利は意外と重要です!次のような例をイメージすると分かりやすいです。

あなたは分散型取引所で100ETHで20,000ATOMを購入しようとしています。(かなり大きな取引)

あなたの取引はすぐに処理されず、一度プールされて順番を待ちます。

プールで大きな取引が順番待ちされていることを確認したトレーダーやバリデーターが、あなたと同じ大量の取引をガス代をたくさん払って実行しました。

バリデーターは高い手数料を払っている人を優先的に処理したいので、この取引を先に承認します。

さとう

この時、ATOMの価格はあなたが取引する前に上がってしまいます!

あなたが取引するときは100ETHで19,500ATOMしか購入できませんでした。

あなたの取引でATOMの価格は上がっており、1ETH=195ATOMになっています。

先に取引に成功したトレーダーまたはバリデーターがこの時点で購入した20,000ATOMを売却すると102.5ETHになり、2.5ETH分の利益を出したことになります。

このように、大規模な取引が目を付けられてしまい、ブロックの順番に割り込まれて損をしてしまうことがあります。

さとう

このような行為を「フロントランニング」と呼びます。また、このようにして生まれる利益のことをMEV(Miner Extractable Value、Maximal Extractible Value)と呼びます。

この問題を避けるために、ブロックは自由に市場で取引されるようにする仕組みが「インターチェインスケジューラー(Interchain Scheduler)」です。

インターチェインスケジューラーでは、このブロック販売による収益の一部がCosmos Hubに入る仕組みになっています。

AscendEX「What is Cosmos (ATOM) 2.0?」

1-4 インターチェインアロケーターとは

インターチェインアロケーター(Interchain Allocator)とは、Cosmos Hubと別のCosmosプロジェクトのブロックチェーンがお互いの仮想通貨を持ち合う仕組みです。

お互いがお互いの仮想通貨保有者になるため、双方がお互いのプロジェクトの発展に貢献したくなるような良い関係性を作っていくことができます。

ATOM2.0

ちなみにこのATOM2.0自体はコミュニティ内で否決されてしまいましたが、この内容は個別に提案されて現在可決されているものがあります。。詳細はこちらの記事をご覧下さい。

meta-bank.jp/theme/why-was-cosmos-hubs-atom-2-0-proposal-rejected/

②ATOMの新規発行量は削減予定

仮想通貨ATOMは新規発行のペースが大幅に減る予定です。

現在の仮想通貨ATOMは、総発行量の2/3以下しかステーキングされていない状態ではステーキング量の最大20%が新規発行され、2/3以上ステーキングされている場合はステーキング量の最低7%が新規発行される仕組みになっています。

この新規発行分はCosmos Hubのバリデーターやデリゲーターの報酬になります。

ぱんだ

ステーキングされてる量が少ないと報酬量が増えるから、バリデーター(承認者)とデリゲーター(投票者)がステーキングする動機になってるんだね!

ただハブの役割を果たしていただけのCosmos Hubにこれだけの新規発行は過剰ではないかという議論がコミュニティで度々議論され、ATOM2.0では新規発行の見直しが検討されています。

下のグラフの点線が従来の新規発行のペースを表しており、実線が見直し後の新規発行ペースです。

徐々に新規発行量を減らす仕組みにし、最終的には毎月30万ATOMのみの新規発行に留める計画です。

ATOM2.0
さとう

売り圧の低下が予想されるので、価格上昇には好材料といえますね!

③Cosmos自体に将来性がある

ここまでブロックチェーンCosmos Hubとその仮想通貨ATOMに焦点をあててご紹介していきましたが、Cosmos自体が将来性が期待されているプロジェクトです。

Cosmosはイーサリアムキラーと呼ばれるプロジェクトの1つであり、Cosmos Network自体将来性があるため、その中核を担っているOsmosisも将来性が期待できます。

Cosmosは次の2つの課題を解決できます。

  • スケーラビリティ問題(処理能力の問題)
  • ブロックチェーンの中央集権化

例えば、イーサリアムではイーサリアム上にたくさんのアプリが作られています。(Dapps,分散型アプリ)

イーサリアムはワールドコンピュータと呼ばれ、幅広い活用がされていますが、取引が増えてガス代の高騰が問題視されるようになっています。

ぱんだ

確かにイーサリアムのガス代ってすごい高いんだよね・・・

それぞれのプロジェクトが独自のブロックチェーンを持っているCosmosではこの問題が起きません。

Cosmosがこれからもっと台頭すれば、中核を担う仮想通貨Osmosis(OSMO)の価値も大きく上がるでしょう。

さとう

すでにCosmos Networkに移動しようとしている大規模プロジェクトも見られてるようになってきました。

例えば、大手分散型取引所のdydxはイーサリアムを離れ、Cosmosで独自のブロックチェーン開発に着手しています。

CoinPost記事(2022年6月):「デリバティブ分散型取引所dYdX、コスモス上で独自チェーン構築へ」

仮想通貨ATOM(アトム)の将来価格予想

仮想通貨ATOMの将来価格を次の2つの観点から予測します。

  • 時価総額と流通枚数の観点から予測
  • 2023年4月時点のチャートから予測

①時価総額と流通枚数の観点から予測

仮想通貨ATOMは流通枚数が決められておらず、ステーキングされてる割合に応じて無制限に発行される仮想通貨です。

将来の最終的な発行枚数は分からないので、2023年4月8日の時価総額から考えて割安なのかどうか見てみます。

Cosmosはイーサリアムキラーと呼ばれるプロジェクトのため、その中核を担っているCosmos Hubの仮想通貨ATOMが時価総額でイーサリアムを超えることを最終的なゴールとして想定するのが妥当です。

2023年4月8日現在のETHとATOMそれぞれの時価総額は次のようになっています。

  • ETH:$224,013,125,124
  • ATOM:$3,157,079,424

まだETHはATOMの約71倍の時価総額です。

ATOMの価格はプロジェクト全体の期待値から考えるとまだまだ伸び代があることが分かります。

さとう

これから様々なプロジェクトがCosmos上で開発されていき、それが当たり前になった時がイーサリアムを超える時かもしれませんね。間違いなくこれからに期待できるアルトコインです!

②2023年4月時点のチャートから予測

下の画像は2023年4月8日時点の仮想通貨ATOMの米ドル建てチャートです。

2022年に仮想通貨バブルが崩壊しましたが、徐々にビットコインを引き金に価格が戻り始めています。

Trading View
さとう

ATOMは価格が着実に戻っており、やはりアルトコインの中でも強いことが分かります。期待されていないアルトコインはこの状況でも戻っていないです。

アルトコインはビットコインが回復した後に資金がさらに回ってくる傾向があるため、短期でもまだ上昇の余地があります。

時価総額22位のアルトコインであり、Cosmosの中核ネイティブトークンという時点で仮想通貨相場全体の回復に伴って、また最高値圏を目指していくことが考えられます。

長期視点でのイーサリアム超えだけでなく、2024年4月付近のビットコイン半減期前後の2023年~2025年という中期スパンでも十分な利益が出せるかもしれません。

仮想通貨ATOM(アトム)の買い方

次に仮想通貨ATOM(アトム)を購入する方法をご紹介します。

国内・海外の取引所で購入できる

2023年4月8日時点では、仮想通貨ATOM(アトム)は次の国内取引所で取り扱われています。

  • GMOコイン
さとう

国内はまだGMOコインだけですね。

海外取引所では次の取引所で取り扱いがあります。

  • Binance
  • Kucoin
  • Kraken
  • Coinbase

GMOコインで購入するのがオススメ

GMOコインはATOMを0.09%の格安の手数料で取引できるオススメの国内取引所なので、仮想通貨ATOMはGMOコインで購入しましょう。

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GMOコインで仮想通貨を買う方法は次の記事で解説しています。ATOMは取引所・販売所両方で取り扱いがあります。

さとう

仮想通貨ATOMを購入したら、次の内容を読んで忘れずにステーキングをして高利回りで運用していきましょう!

仮想通貨ATOMのステーキングのやり方

仮想通貨ATOMはステーキング(保有して預ける)で運用して増やすことができる仮想通貨です。

ステーキングには次の2種類の方法があります。

  • 通常のステーキング
  • リキッドステーキング

1-1 ATOMのステーキングとは

仮想通貨ATOMはステーキング対応しているウォレットに保管して預け入れることで(ステーキング)、運用して簡単に高い利回りで増やすことができます。

これはATOMを発行しているブロックチェーンCosmos HubがDelegated Proof of Stake(DPoS)と呼ばれる取引承認ルール(コンセンサスアルゴリズム)が採用されているからです。

Delegated-Proof-of-Stake
ぱんだ

ステーキングは投票を行っているということなんだね!

1-2 ATOMのステーキング方法

仮想通貨ATOMのステーキングに対応している仮想通貨ウォレットにATOMを保管することでステーキングできます。

オススメはCosmos Networkに接続されたあらゆるブロックチェーンに対応したKeplr Wallet(ケプラーウォレット)です。

年利(APR)20%程度の高い利回りで仮想通貨ATOMを運用できます。

次のリンクからインストールできます。

さとう

Keplrウォレットを使った仮想通貨のステーキング方法は次の記事で詳しく解説しています。

GMOコインからKeplrウォレットに仮想通貨を送金するとき「MEMO」の入力を求められることがありますが、Keplrウォレットに送る際に限りMEMOの入力は不要です。

MEMOはGMOコインにATOMを戻すときには入力する必要があるので、覚えておきましょう。(入力を忘れると仮想通貨を紛失して戻せなくなる可能性があります)

2-1 ATOMのリキッドステーキングとは

リキッドステーキング(Liquid Staking)とは流動的なステーキングのことで、仮想通貨をステーキングすると、ステーキングした仮想通貨を返還してもらう権利を示すトークンを同時に貰うことができます。

ぱんだ

普通のステーキングだとただ預けるだけで何も貰えないよね!

liquid-staking

ステーキングサイト側はステーキングっで預かった仮想通貨を使って代わりにバリデーターに投票を行います。

投票先はステーキングサイトのコミュニティで決定されます。

さとう

投票によって得たデリゲーター(投票者)としての報酬がリキッドステーキングを行っている私たちに還元されるイメージです。

リキッドステーキングには次の4つのメリットがあります。

  • 債権トークンはいつでも分散型取引所で売却できる
  • 債権トークンを担保に仮想通貨を借りることができる
  • ステーキングを解除せず売却できてセキュリティ面で有効
  • 債権トークン自体で運用することができる

①債権トークンはいつでも売却可能

仮想通貨のステーキングは解除を申請したあと実際に解除できるまで少し時間が掛かる場合があります。

さとう

これをUnbonding(アンボンディング)期間と呼びます。

何かをきっかけにステーキングが一斉に解除されてセキュリティ面で問題が起きてしまったり、売り圧が急に増加するのを防ぐ目的です。

しかし、債権トークンは分散型取引所で売却できるため、ステーキングの解除を待つ必要なく別の仮想通貨にスワップができます。

例えば、仮想通貨ATOMをリキッドステーキングサイトStride(ストライド)で仮想通貨ATOMをステーキングすると、債権トークンとしてstATOMが貰えます。

Stride(ストライド)

このstATOMはCosmos Networkの分散型取引所でOsmosis(オスモーシス)で別の仮想通貨に簡単にスワップできます。

一斉に売却されてしまうと価格が下がってしまうことがありますが、基本的には最初ステーキングしたATOMとほぼ同じ枚数にスワップできるので安心です。(価格がStableSwap AMMを採用しているため)

②債権トークンを担保に仮想通貨を借りれる

債権トークンを担保にして仮想通貨を借りることができ、その仮想通貨を使ってまた資産を運用することができます。

例えば、イーサリアムをリキッドステーキングサイトLidoでステーキングすると、債権トークンstETHを受け取れます。

このstETHを、仮想通貨の貸し借りを行えるレンディングプラットフォームAave(アーベ)に預けることでこのstETHを担保にして仮想通貨を借りることができます。

Aave(エーベ)

例えば、ステーブルコインを借りてこのステーブルコインをまた貸し出して運用するといったこともできます。

ぱんだ

債権トークンがあると仮想通貨の運用の幅広がるんだね!

③セキュリティ面で有効

仮想通貨ATOM(アトム)発行元のブロックチェーンCosmos HubはコンセンサスアルゴリズムとしてDelegated Proof of Stakeを採用しています。

Delegated Proof of Stake(DPoS)とは?

Delegated Proof of Stake(DPoS)はブロックチェーンの取引承認ルール(コンセンサスアルゴリズム)の1つです。

似通ったコンセンサスアルゴリズムとしては、イーサリアムが採用している仮想通貨をたくさん保有することで承認者になれるProof of Stakeがあります。

Delegatedは「委任された」という意味で、DPoSでは仮想通貨はステーキングすることで投票権になり、取引の承認者(バリデーター)の候補者に投票を行うことでバリデーターが決まります。

さとう

バリデーターが取引承認を行って報酬を貰うと、その一部が投票者(デリゲーター)に還元される仕組みです!

DPoSでは個人が大量に仮想通貨を保有して大量の投票権を獲得できてしまうと、不正が行われるリスクが高まります。

そしてステーキングが解除されて他の人の投票権が減ると、そのリスクはさらに高まります。

債権トークンがあることで、ATOMを売却したい人はステーキングを解除することなく、債権トークンを売却するようになります。

ステーキングしたATOMはステーキングサイト側でずっと投票権として機能し続けるため、セキュリティ面で問題が起きにくくなるという訳です。

④債権トークン自体で運用ができる

債権トークンは分散型取引所で運用できます。

例えば、Cosmos Networkの分散型取引所OsmosisにはstATOMとATOMの組み合わせの流動性プールがあります。

さとう

この組み合わせの流動性プールが分散型取引所Osmosisに用意されているので、私たちはいつでもstATOMをATOMと自由に交換できるという訳です。

このstATOM&ATOMの流動性プールにstATOMとATOMを提供するとイールドファーミングで報酬を貰えます。

ぱんだ

でもstATOMと同じ額のATOMを用意する必要があるんだよね?ATOMだけでステーキングした方が稼げない?

これに関してはその時のstATOMとATOMの流動性プールの利回り(ARP)次第です。

例えば、ATOMをAPR20%で50ドル分ステーキングすると年間で10ドル稼げます。

この時別にstATOMが50ドル分あってOsmosisにATOMと一緒に預ければ100ドル分の運用額になります。

さとう

単純計算でAPRが10%以上あればOsmosisでイールドファーミングした方が稼げるということになりますね!

Osmosisの流動性プールの報酬は流動性プールでスワップされた際の手数料や別途プロジェクトが特別に用意した報酬で構成されています。(詳しくは以下の記事で解説しています)

その都度ARPの状況を確認してより稼げる方で運用しましょう。

2-2 ATOMのリキッドステーキング方法

ATOMのリキッドステーキングは専用のリキッドステーキングサイトで行います。

リキッドステーキングサイトもCosmos Networkに接続されたプロジェクトで、以下の2つのサイトで行えます。

  • Stride(ストライド)
  • Persistence(パーシステンス)

どちらでも出来ることはほとんど同じです。

さとう

本記事ではStride(ストライド)でリキッドステーキングを行う方法について解説していきます。

Strideでリキッドステーキングを行う手順
  • GMOコインからKeplrウォレットにATOMを送金
  • StrideにKeplrウォレットを接続してステーキング

①GMOコインからKeplrウォレットにATOMを送金する

GMOコインで購入した仮想通貨ATOMをCosmos系のブロックチェーンに対応しているウォレットKeplr(ケプラー)に送金しましょう。

送金先のアドレスはKeplrウォレットのブロックチェーンCosmos Hubのアドレスをコピーして貼り付けます。

さとう

送金先の情報としてMEMO(メモ)の入力を求められることがありますが、Keplrウォレットに送金する際にメモは不要です。

メモはKeplrウォレットから各取引所に送金する時のみ必要になるので、覚えておきましょう。(この時は入力しないと仮想通貨を紛失する可能性があります)

Cosmos HubのATOMの残高増えていたら準備完了です。

本来はCosmos HubではなくブロックチェーンStrideにATOMを入れる必要がありますが、この段階では不要です。(詳細は後述)

②StrideにKeplrウォレットを接続してステーキング

ここからリキッドステーキングサイトStride(ストライド)にアクセスできます。

Keplrウォレットをサイトに接続し、ATOMがサイト上に反映されているのを確認したらステーキングしたい数量を選択し、ステーキングを実行します。

ステーキングを実行するとブロックチェーンCosmos Hubから自動的にATOMがブロックチェーンStrideに移動し、そこでステーキングが行われます。

さとう

自分で手動でIBC(Inter Blockchain Communication)を利用してCosoms HubからStrideに持ってくることもできますが、少し手間なのでStride側にやってもらいましょう。

2023年4月8日時点では、Strideのリキッドステーキングではガス代(手数料)が不要になっており、仮想通貨STRDがなくても無料でステーキングができるようになっています。

後はATOMをステーキングで増やしながら、stATOMの運用方法を是非検討してみて下さい。

Osmosis DEXのatATOM&ATOMのAPR次第ではイールドファーミング、APRが低い場合はAave等のレンディングサイトでstATOMを担保に仮想通貨を借りて運用するとさらに効率良く運用できます。

まとめ:ETH越えが期待されているATOM

仮想通貨ATOMとは、ブロックチェーン「Cosmos Hub(コスモスハブ)」から公式に発行されている仮想通貨です。

Cosmos Hubは、異なるブロックチェーンの間で相互に簡単にやり取りができる環境を作ることを目的とした「Cosmos(コスモス)」と呼ばれるプロジェクトの元で開発されたブロックチェーンの1つです。

仮想通貨ATOMは次の3つの理由から将来性を期待されています。

Cosmosはイーサリアムを越えるイーサリアムキラーとも呼ばれており、その中核を担うATOMは数十倍の値上がりも期待できるでしょう。

仮想通貨ATOMは国内の仮想通貨取引所GMOコインで購入できます。(2023年4月8日時点ではGMOコインにのみ上場)

さとう

GMOコインは格安の0.09%の手数料で取引できるオススメの取引所です!仮想通貨の送金手数料も完全無料です!

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GMOコインで仮想通貨を買う方法は次の記事で解説しています。ATOMは取引所・販売所両方で取り扱いがあります。

ATOMを購入できたら忘れずに高利回りのステーキングも行いましょう。

※読みたい所にジャンプして戻れます。

他のCosmos系の仮想通貨では、IBC通信量が最も多い仮想通貨Osmosis(オスモーシス)がオススメです。

さとう

併せてチェックしておきましょう!

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