- パンケーキスワップはどのくらい儲かるのか
- パンケーキスワップで手数料負けしない理由
- パンケーキスワップの一番稼げる使い方
結論、パンケーキスワップでは手数料負けすることなく儲かります。
パンケーキスワップ(Pancakeswap)は手数料が安いBNB Smart Chainで利用することになり、利用者がBNB Smart Chainで最も多い人気の分散型取引所で報酬面で安定しているからです。
価格変動が起きないステーブルコインと呼ばれる仮想通貨で「流動性マイニング」を行うことで、リスクほぼゼロで年間利回り5%以上の運用も可能なので、仮想通貨初心者にもおすすめです。


本記事後半でステーブルコインを使ったおすすめの運用方法について解説しているので、是非最後までご覧ください!
パンケーキスワップはどれくらい儲かるのか


結論、パンケーキスワップは儲かります。
価格変動が無くリスクの少ないステーブルコインを使った流動性マイニングでも、年間利回り5%程度は安定して出すことができ、リスクをとれば年間利回り100%超えも狙えます。
安全な運用でも年利5%は安定して出せる
2023年5月時点の環境では、パンケーキスワップで最も安全なステーブルコインを使った流動性マイニングでも5%程度の年間利回り(APR)を出せるので、儲かります。



10万円で運用したら、年間5千円の不労所得が貰える計算になるね!


パンケーキスワップでは主に「流動性マイニング」と呼ばれる仮想通貨の運用を行い、仮想通貨を稼いでいきます。
分散型取引所は人間同士が直接取引を行う訳ではなく、流動性プールと呼ばれる仮想通貨が貯まっている保管場所とプログラムで取引を行います。
この流動性プールに預けられている仮想通貨のことを「流動性」、一時的に仮想通貨を預けて運用することを「流動性マイニング」といい、スワップで利用してもらえると手数料を報酬として直接もらうことができます。
ステーブルコインは報酬の量が他と比べて少し少ないという特徴がありますが、スワップでたくさん利用されるので、年間利回り5%ほどは安定して出すことができます。



安定して儲かるので、余剰資金の運用に迷ったらステーブルコインで運用するのがおすすめです!
リスクを取れば年利100%超も可能
貰える報酬は流動性を提供している人の間で山分けになるため、価格変動が大きく人気がない仮想通貨の年間利回りは100%を超えることも珍しくありません。





1年で仮想通貨の枚数が倍になるってことだね!
年間利回り(APR)の高さは、運用している仮想通貨の価格変動リスクの高さに比例します。
高利回りで枚数をどんどん増やせるので儲かりますが、リスクを取るか利益を取るか自分の戦略で決める必要があります。



最初はステーブルコインでリスクゼロで運用するのがおすすめです!
パンケーキスワップで手数料負けはまずない


結論、パンケーキスワップで手数料負けすることはまずありません。
パンケーキスワップで手数料負けすることがない理由は次の4つです。
※読みたい所にジャンプできます。



順番に解説していきます!
理由①:ガス代が安いブロックチェーン
パンケーキスワップで手数料負けしない理由の1つ目は、仮想通貨の運用で発生する手数料が安い点です。
パンケーキスワップで仮想通貨の運用を行うときは、ガス代と呼ばれる手数料が必ず発生します。
パンケーキスワップは。BNB Smart Chainと呼ばれる世界最大の取引所バイナンス公式のブロックチェーン上で利用できますが、BNB Smart Chainは処理能力が高くガス代安いことで知られています。


例えば、2023年5月15日時点では流動性マイニングを始めるために必要なガス代は、100円~200円程度となっており、簡単に始めることができます。



パンケーキスワップはこんなに安く仮想通貨の運用を始めることができるんだ!これは確か手数料負けすることはなさそうだね!
理由②:利用者が多く報酬が安定してる
パンケーキスワップで手数料負けしない理由の2つ目は、パンケーキスワップは利用者が多いため、流動性マイニングで貰える報酬が安定しているという点です。
メインの運用法である流動性マイニングでは、スワップを利用する人の取引手数料の一部が主な報酬源となるため、たくさん利用してもらえると、その分報酬も安定して貰えます。
パンケーキスワップはBNB Smart Chainの取引量ランキングダントツ1位の人気の分散型取引所です。(2023年4月27日時点の24時間あたりBSC取引量)





スワップが利用されなくなり、報酬が入りづらくなることは考えにくく、手数料負けは起きづらいです!
理由③:仮想通貨CAKEも報酬で貰える
パンケーキスワップで手数料負けしない理由の3つ目は、取引手数料だけでなく、仮想通貨CAKEも流動性マイニングの報酬として割り当てられている点です。
多くの分散型取引所では、スワップ利用者の取引手数料のみが流動性マイニングの報酬となっているため、利用者がいなくなればまったく稼ぐことができません。
パンケーキスワップでは、日々の仮想通貨CAKEの新規発行分の一部が流動性マイニングの報酬として割り当てられており、一定の利回りは常に受け取ることができます。


理由④:リスクを抑えても年利5%は固い
パンケーキスワップで手数料負けしない理由の4つ目は、最も安全な価格変動のないステーブルコインの運用でも、安定して年間利回り(APR)5%以上を出すことができる点です。
運用する仮想通貨によって利率は異なりますが、その仮想通貨の価格変動のしやすさに比例して稼げる年間利回りは高くなっていきます。



価格変動のリスクが大きい仮想通貨は運用すると下落リスクがあり、流動性が集まりづらくなるため、一部の投資家に報酬が集中するからです。
価格変動がないステーブルコインは最もリスクが少ない運用方法ですが、それでもパンケーキスワップなら年間利回り5%程度は安定して出せるため、手数料負けは起きにくいです。



リスクなしで年間利回り5%なら十分だね!
ステーブルの流動性マイニングのやり方


実際にパンケーキスワップでステーブルコインを使って流動性マイニングを行う方法について解説していきます。
次の手順で進めていきます。
やり方①:ガス代を用意
パンケーキスワップを利用するためにはガス代と呼ばれる手数料が必要です。
まずはガス代を仮想通貨ウォレットに用意しましょう。



まだ仮想ウォレットを持っていない方には、基本的な機能を全て備えている&使いやすい「メタマスク」がおすすめです!
下のリンクからインストールできます。
パンケーキスワップは基本的にBNB Smart Chainで利用することになるので、仮想通貨BNB(バイナンスコイン)をガス代として用意しましょう。
必要なガス代は海外取引所Bybit(バイビット)で購入できます。


海外仮想通貨取引所に日本円を直接入金することはできません。
Bybitで仮想通貨を購入するためには、国内取引所から仮想通貨を送金する必要があります。



Bybitへの送金手数料が無料の国内取引所ビットフライヤーの口座を開設して、送金手数料が無料の仮想通貨XRPを買って送金しましょう!
- bitFlyerで送金手数料が安い仮想通貨XRPを購入
- 仮想通貨XRPをBybitに送金
- XRPを使ってBybitでガス代となる仮想通貨を購入
- ガス代をメタマスクに送金



こちらの記事でbitFlyer⇒Bybit⇒メタマスクまでの一連のやり方を詳しく解説しているので参考にして下さい。
やり方②:メタマスクを接続
下のリンクからパンケーキスワップの流動性プールの一覧にアクセスできます。
まずは画面右上からメタマスクに接続しましょう。


やり方③:利用するチェーンを選択
次に利用するブロックチェーンを選択しましょう。
今回はBNB Smart Chainでステーブルコインの流動性を提供していきます。


BNB Smart Chainを選ぶとBNB Smart Chainで流動性を提供することになり、あなたの流動性はBNB Smart Chainを使った仮想通貨のスワップで利用されるようになります。
パンケーキスワップはBNB Smart Chainで最も利用者が多い分散型取引所となっており、その分スワップ手数料もたくさん落ちるということになります。



基本的にはBNB Smart Chainで流動性を提供しましょう!
選択したブロックチェーンの左の地球マークから言語設定を変更できます。(日本語可)
やり方④:提供する流動性を選択
次に、提供するステーブルコインのペアを一覧から選びましょう。
今回はUSDC&BUSDのペアを提供します。


やり方⑤:提供する枚数を入力
流動性提供画面に入ったら、提供する枚数を入力しましょう。
初めてパンケーキスワップで利用する通貨は使用許可を与えておきます。


提供するステーブルコインの枚数を入力したら「追加」を選択します。
片方の仮想通貨の枚数を入力すれば、もう片方の仮想通貨の枚数は自動で入力されます。
やり方⑥:ガス代を払い流動性を提供
「追加」を選択してガス代を支払ったら流動性が作成できたことになります。


この時点ではまだ流動性を作成しただけで、流動性を提供したことにはなっていません。
流動性提供一覧に戻ると、作成した流動性をステーキングできるようになっています。
「ステーキング」を選択し、ガス代を支払って流動性の提供は完了です。





あとは自動的に報酬を貰えます!
パンケーキスワップの手数料を全て解説



次に、パンケーキスワップで発生する手数料を全て仕組みから解説していきます!
パンケーキスワップで発生する手数料は次の2種類です。
※読みたい所にジャンプできます。
①ブロックチェーン利用に必要なガス代
パンケーキスワップを利用するときは、全ての取引実行でガス代と呼ばれる手数料が発生することになります。



これはパンケーキスワップで稼ぐ側でも、スワップで利用する側でも同じです。
パンケーキスワップで流動性マイニングを行って稼ぐ場合、次のタイミングでガス代は発生します。
- 流動性を作成するとき(100円t程度)
- 流動性を提供するとき(100円程度)
- 稼いだ報酬を請求するとき(30円程度)
- 流動性を解除するとき(100円程度)
※金額は2023年5月15日時点の目安です。
パンケーキスワップをスワップで利用する場合、次のタイミングでガス代は発生します。
- 仮想通貨を買うとき(50円程度)
- 仮想通貨を売るとき(50円程度)
※金額は2023年5月15日時点の目安です。スワップする仮想通貨の種類、金額の大小によってスワップ時のガス代は異なります。
パンケーキスワップで支払うことになるガス代の金額は、次の4つの要素で決まっています。



順番に簡単に解説していきます!
ブロックチェーン自体の処理能力
パンケーキスワップ(Pancakeswap)は、世界最大の海外取引所バイナンス公式のブロックチェーンであるBNB Smart Chainで利用する分散型取引所です。
BNB Smart Chainは処理能力が高いため、ガス代が安いという特徴があります。
他のブロックチェーンと比べて複雑で時間が掛かる処理を行う必要がないため、電気代コストも安価で、利用者から多くの手数料を取らなくても問題なく取引が承認される仕組みになっているからです。



BNB Smart Chainの取引承認の仕組み(コンセンサスアルゴリズム)は、Delegated Proof of Stakeと呼ばれます。
Delegated Proof of Stake(DPoS)はブロックチェーンの取引承認ルール(コンセンサスアルゴリズム)の1つです。
似通ったコンセンサスアルゴリズムとしては、イーサリアムが採用している仮想通貨をたくさん保有することで承認者になれるProof of Stakeがあります。
Delegatedは「委任された」という意味で、DPoSでは仮想通貨はステーキングすることで投票権になり、取引の承認者(バリデーター)の候補者に投票を行うことでバリデーターが決まります。



バリデーターが取引承認を行って報酬を貰うと、その一部が投票者(デリゲーター)に還元される仕組みです!





そもそもブロックチェーンの処理能力が高いんだね!
ブロックチェーンの混雑度合い
ガス代の価格は、ブロックチェーン上の取引承認作業の混雑度合いによって変わります。
承認作業が混雑してくると、利用者は優先的に早く処理してもらうために支払うガス代を上げることができ、どんどん承認に必要なガス代価格が吊り上がっていくからです。



BNB Smart Chainは十分に処理能力が高いため、滅多に高くなることはありません!
取引の種類毎に決まっているガス量
ブロックチェーン上の取引は、取引タイプ毎にガス量が決まっています。(ガス量に混雑度合いで決まるガス料金が掛け合わされて、ガス代が計算されるイメージ)


一般的に次の順に必要なガス量は多くなっていきます。
- 流動性の作成・提供
- 仮想通貨のスワップ
- 仮想通貨の送金
※流動性の作成・提供は一番ガス代が高い部類で、仮想通貨の送金が一番安い部類です。



流動性の提供は他の取引と比べてガス代が高い気がしてたけど、そういう仕組みになっていたんだ!
支払うガス代の仮想通貨の価格
パンケーキスワップのガス代の支払いは、海外取引所バイナンスが公式に発行している仮想通貨BNB(バイナンスコイン)で行うため、BNBの価格によって支払うガス代の金額(日本円換算)は異なります。



ガス代についてはこちらの記事でさらに詳しく解説しています。
②スワップの利用には取引手数料が必要
パンケーキスワップでスワップ機能を利用するときは「取引手数料」と呼ばれる手数料を、ガス代とは別に支払う必要があります。



パンケーキスワップで稼ぐ方法を取っている時には発生しません。
スワップで発生する取引手数料は、次の4つのいずれかが発生します。
- 0.01%
- 0.05%
- 0.25%
- 1.00%
私たちが支払う取引手数料は、直接流動性を提供してくれている人の報酬となります。
4つの手数料は流動性を提供する人が事前に選択して決めており、基本的にはパンケーキスワップ側に自動提案されるものを選んでいます。
スワップ利用者がスワップを行うときは、手数料が安い流動性を自動で選択して利用するようになっているので、不利な手数料で取引させられることは基本的にないので安心して下さい。
パンケーキスワップで儲かる仕組みを解説
次に、パンケーキスワップで儲かる仕組み稼げる理由について整理していきます。
パンケーキスワップで儲かる仕組み・稼げる理由は大きく分けて次の2つです。
※読みたい所にジャンプできます。
儲かる仕組み①:流動性提供の報酬
パンケーキスワップでは、分散型取引所に仮想通貨を提供して報酬を稼ぐ「流動性マイニング」が主な儲け方になります。



分かりやすく解説していきますね。
仮想通貨の分散型取引所では、人間同士で直接仮想通貨を売ったり買ったりしません。
仮想通貨投資家が分散型取引所で運用している仮想通貨によって市場が作られており、この市場とプログラムで自動で取引を行います。


この分散型取引所に提供されている仮想通貨のことを「流動性」と呼び、流動性を提供して仮想通貨を稼ぐことを「流動性マイニング」と呼びます。
パンケーキスワップでは、流動性マイニングを行うと次の2つを報酬として貰えます。



順番に解説していきます!
スワップ利用者の取引手数料
パンケーキスワップでは、現在価格範囲や手数料を設定して流動性を提供する最新のV3と、価格範囲や手数料を設定せずに流動性を提供する古いV2の2つがあります。
手数料が最適化されないV2はスワップに利用されづらく、報酬が少なくなってしまうので基本的にはV3を利用していくことになります。
V2プールで流動性マイニングを行ったときに貰える手数料の年間利回り(ARP )は、次の式で計算されます。
\(\small{LP Reward APR=\frac{取引手数料/日×報酬割り当て%×365}{全体の流動性総額}}\)



全員流動性マイニングを行う条件が同じだから、全体のAPRが僕のAPRにもなるんだね!
取引手数料は全てが流動性マイニングを行った人の報酬として割り当てられる訳ではなく、各手数料毎に下のパーセンテージで割り当てられています。
取引手数料率 | 0.01% | 0.05% | 0.25% | 1% |
---|---|---|---|---|
流動性プール報酬 | 67% | 66% | 68% | 68% |
CAKEの買い戻し | 10% | 10% | 23% | 23% |
コミュニティ金庫 | 23% | 24% | 9% | 9% |
V3プールで流動性マイニングを行ったときに貰える手数料の年間利回り(ARP )は、次のように計算されます。
まずはあなたが設定した価格範囲で発生している7日間合計手数料を、過去7日間のデータから次の式で計算します。
\(7日間手数料合計=f_{t}×V_{7d}×\frac{T_{in}}{T_{7d}}\)
- ft:手数料パーセンテージ
- V7d:7日間の総取引金額
- Tin:過去7日間であなたが設定したレンジに留まっていた秒数
- T7d:過去7日間の秒数合計
7日間の手数料合計をfeeinとすると、あなたの7日間換算の利回りは次の式で計算されます。
\(7日間の利回り=fee_{in}×\frac{ΔL}{L_{in}+ΔL}\)
- ΔL:あなたの流動性提供金額
- Lin:あなたが設定した価格範囲に該当する流動性合計



7日間の手数料合計のうち、あなたが占める割合を計算しているイメージです!
これを年換算したものがあなたのAPRになります。



価格範囲を広げるとAPRは低くなって、価格範囲を狭くするとAPRは高くなることが式から分かるね!
仮想通貨CAKEの新規発行分の報酬
パンケーキスワップでは、流動性マイニングを行うと取引手数料以外に、パンケーキスワップが新規発行している仮想通貨CAKEを報酬として貰えます。
V2のプールで流動性マイニングを行う場合、次の式でCAKEの年間利回り(APR)は計算されます。
\(\small{Base Reward APR=\frac{報酬額/日×乗数/全体の乗数合計×365}{全体のLP総額}}\)



これも全員流動性マイニングを行う条件が同じだから、全体のAPRが僕のAPRにもなるんだね!
乗数の値は、Pancakeswapのコミュニティ内で行われる提案と投票によって各流動性プール毎に決定されます。(仮想通貨CAKEを所有していると投票に参加できます)
V3のプールで流動性マイニングを行う場合、次の式でCAKEの年間利回り(APR)は計算されます。
{r}}{L_{lm}}×\frac{L_{p}}{USD_{p}}\)
- USDr=年間のCAKE報酬金額(乗数によるプール割り当て分)
- Llm=現在価格を含んでいる全アクティブ流動性金額
- Lp=自分の提供している流動性金額
- USDp=自分が設定した価格範囲全ての流動性金額



前半の分数で全体のAPRを計算し、その後自分が設定した価格範囲における自分の割り当て分を計算してるイメージです!
儲かる仕組み②:仮想通貨ステーキング
パンケーキスワップでは、稼いだ仮想通貨CAKEをステーキングして増やすことができます。
ステーキングをロックして引き出せなくなる期間を決めることができ、そのロック期間で年間利回り(APR)が変わります。
2023年4月29日時点のそれぞれの利率(APR)は次の通りです。
- フレキシブル:0.94%
- ロック(1週間):1.32%
- ロック(10週間):4.63%
- ロック(max52週間):20.09%
稼げる仮想通貨CAKEの年間利回り(APR)は次の式で計算されます。(Syrup Pool FAQ参照
\(Syrup Pool APR=\frac{年間報酬額合計}{ステーキングCAKE合計額}×100\)
BNB Smart Chainで1ブロック処理されるごとに3CAKEが報酬プールに貯まっていき、1日あたりの報酬額は約86,400CAKEとなります。


仮想通貨CAKEを単体でステーキングして高利回りで増やしていく方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
パンケーキスワップで手数料負けするリスク
本記事暴動で、パンケーキスワップで手数料負けするリスクはまずないと説明しましたが、厳密にはゼロという訳ではありません。
最後に、パンケーキスワップで手数料負けの要因として考えられる内容について、いくつか紹介していきます。
※読みたい所にジャンプできます。



ちなみに、本記事で紹介したステーブルコインの運用であれば、ほとんど発生しないリスクです!
可能性①:運用仮想通貨の下落リスク
パンケーキスワップの流動性マイニングで提供している仮想通貨が、運用中に下落した場合は手数料負けすることがあります。



次のような状況をイメージしてみましょう。
- BTC&ETHで流動性を合計1万円分提供
- BTC&ETHの価格が両方10%下落
- 損失は1万円×10%=1000円
当然こういった状況では手数料負けすることも十分に考えれますが、これは仮想通貨を運用していなくても同じことです。
流動性マイニングを行うということは、同時に仮想通貨投資を行うことでもあるので、価格変動リスクがあることを理解して始めるようにしましょう。
このリスクはステーブルコインを含むペアにすることで軽減でき、両方ステーブルコインのペアで運用することで完全になくすことができます。
可能性②:誤った手数料で流動性を提供
パンケーキスワップでは、流動性を提供するときに自分で手数料を設定できますが、誤った手数料を設定してしまうと、スワップで利用してもらえなくなり、報酬を貰えないため手数料負けすることがあります。(V3)
スワップの利用者側には「オートルーター(Auto Router)」と呼ばれる機能があり、最もお得に安く仮想通貨をスワップできる方法が自動提案される機能があります。


あなたが報酬をたくさん欲しいからという理由で手数料を高めに設定しても、スワップで流動性を利用してもらえなくなり、報酬も稼ぎづらくなるだけになってしまいます。



自動提案された手数料のままで流動性を提供するようにしましょう!
可能性③:流動性提供で価格帯を外れる
パンケーキスワップでは、流動性を提供するときに流動性が機能する価格範囲の設定を行うことになります。(V3)


事前に設定した価格範囲から現在価格が外れると、あなたの流動性は非アクティブ状態となり、流動性として利用されなくなります。
現在価格が戻るか、流動性を解除して再度ポジショニングしなおさないと、報酬がまったく貰えなくなるため、結果として手数料負けしてしまいます。
パンケーキスワップV3で流動性を提供するときに価格レンジを設定する理由は、パンケーキスワップが流動性の「資本効率性」を重要視しているからです。
今まで多くの流動性が提供されていましたが、実際にスワップで利用される流動性はその中の一部だったため、多くの仮想通貨はただ眠っているだけでした。
価格範囲の設定を必須にし、その価格範囲の中では多くの手数料を貰えるようにすることで、利用者側は最低限の仮想通貨を適切な価格範囲に流動性として配置することを意識するようになりました。





結果、今まで無駄になっていた流動性は別の投資先に回されることになります!
例えば、仮想通貨CAKEが購入&ステーキングに回される等、利用者側にも運営側にもメリットがある訳です。
ステーブルコインなら価格変動がなく価格範囲の設定を意識する必要がないので、この点で手数料負けすることはなくなります。
オススメの価格範囲の設定方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、自分で工夫して設定してみたい方は参考にして下さい。
可能性④:流動性のハッキングリスク
パンケーキスワップで運用行うときは、分散型取引所に一時的に仮想通貨を預けることになるため、分散型取引がハッキングされると仮想通貨を引き出せなくなり、結果として手数料負けしてしまいます。
これはメタマスクといった仮想通貨ウォレットや、コインチェック・バイナンスといった中央集権取引所に仮想通貨を保管しておいても、同じように発生するリスクです。



私たちが防ぐ手段は限られてはいますが、一か所の流動性プールで大量の仮想通貨を運用しないことでハッキングで資産を失うリスクは軽減できます。
利用する分散型取引所自体を分けるのも有効です。
可能性⑤:インパーマネントロスの発生
分散型取引所で流動性マイニングを行うと、インパーマネントロスと呼ばれる特有の損失が発生することがあります。



インパーマネントロスとは、提供している仮想通貨の価格が変動したときに発生する損失のことです!
下のイラストのように、流動性として提供している仮想通貨の価格が変動すると、仮にガチホしていた場合と比べて損失が発生することがあります。


インパーマネントロスはあなた自身が市場の一部になっているために発生してしまいます。
あなたが提供している流動性の仮想通貨の価格が上昇するときは、あなたの流動性からその仮想通貨が出ていっています。
価格が上昇する一方、そのせっかく上昇してくれた仮想通貨が自分の流動性から減ることになり、この分がインパーマネントロスです。
仮想通貨が上昇しているときに、その恩恵の一部を受けられなくなるだけなので、手数料負けするというのは厳密には違いますが、流動性マイニングのリスクの1つとして覚えておきましょう。
価格範囲設定の必要がないパンケーキスワップV2のインパーマネントロスは下の記事で解説しています。
価格設定が必要なV3タイプのインパーマネントロスは下の記事で解説しています。
可能性⑥:超少額で流動性を提供する
流動性を提供する金額があまりにも少額だと、年間利回りがいくら高くても手数料負けしてしまいます。
例えば、ステーブルコイン同士のペアを合計1000円分で、年間利回り5%の流動性マイニングを行ったとしましょう。年間利回りは50円です。
パンケーキスワップの流動性の提供には数十円のガス代が掛かるため、1年間運用しても流動性提供時のガス代しかまなかうことが出来ません。



手数料負けしないために、ある程度まとまった金額で流動性を提供することを意識しましょう!
まとめ:ステーブルでノーリスクで運用!


結論、パンケーキスワップでは次の4つの理由から基本的に手数料負けすることなく儲かります。
※読みたい所にジャンプして戻れます。
初めてのパンケーキスワップでの仮想通貨運用は、ステーブルコインを使った流動性マイニングがおすすめです!


ステーブルコインを使った流動性マイニングは、以下の手順で行うことができます。
パンケーキスワップでは、仮想通貨BNB(バイナンスコイン)がガス代として必要です。(取引1回で数十円程度)
必要なガス代は海外取引所Bybit(バイビット)で購入できます。


海外仮想通貨取引所に日本円を直接入金することはできません。
Bybitで仮想通貨を購入するためには、国内取引所から仮想通貨を送金する必要があります。



Bybitへの送金手数料が無料の国内取引所ビットフライヤーの口座を開設して、送金手数料が無料の仮想通貨XRPを買って送金しましょう!
- bitFlyerで送金手数料が安い仮想通貨XRPを購入
- 仮想通貨XRPをBybitに送金
- XRPを使ってBybitでガス代となる仮想通貨を購入
- ガス代をメタマスクに送金



こちらの記事でbitFlyer⇒Bybit⇒メタマスクまでの一連のやり方を詳しく解説しているので参考にして下さい。
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