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- リキッドステーキングの仕組みと特徴
- リキッドステーキングのやり方
- リキッドステーキングのメリットとリスク
- リキッドステーキングで高利回りを出すコツ
リキッドステーキングとは、仮想通貨をステーキングすると代わりに債権トークンを受け取れるステーキングのことです。

債権トークンはすぐに取引所で売却したり、担保にして運用できたりするため、通常のステーキングより流動的なためリキッドステーキングと呼ばれています。(リキッド=液体・流体)

高利回りなステーキングに加えてさらに債権トークンの運用もできるため、オススメな仮想通貨の運用方法です!
オススメは、仮想通貨ATOM(アトム)を使ったリキッドステーキングです。
仮想通貨ATOMは、2023年4月8日時点で時価総額22位の主要アルトコインの1つです。
イーサリアムキラーと呼ばれ、ATOM自体の将来性・値上がりが大きく期待されている中、ステーキングで年利(APR)20%以上のステーキングができます。
※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。
暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
リキッドステーキングとは新しい運用の


リキッドステーキングとは、仮想通貨をステーキングすると代わりに債権トークンを受け取れるステーキングのことです。
債権トークンはすぐに取引所で売却したり、担保にして運用できたりするため、通常のステーキングより流動的なためリキッドステーキングと呼ばれています。


債権トークンが貰えるステーキング
リキッドステーキングでは債権トークンと呼ばれる、ステーキングした仮想通貨を返還してもらえる権利を示すトークンを貰うことができます。



トークンとなっており、このようにメタマスクでも表示されます!


債権トークンはst(staked)+仮想通貨名になっていることが多いです。
分散型取引所で自由に売買できたり、債権トークン自体で運用できたりするため、従来のステーキングと比べると自由に活用することができ、流動的な点が特徴です。



債権自体の運用もできるんだ!これは便利だね!
従来のステーキングは即解除ができない
従来の通常のステーキングは、解除したいときにすぐに解除できない場合がありました。
そもそもまだステーキングを解除する機能自体が未実装だったり、売り圧が急に大きくなることを防ぐ目的でステーキング申請から時間経過でステーキングが解除されたりするケースです。
2022年9月15日に実施されたイーサリアムの大型アップデート「The Merge」が典型で、これをきっかけにリキッドステーキングが広まりました。
The Merge(ザ・マージ)はイーサリアムの取引承認のルール(コンセンサスアルゴリズム)をProof of WorkからProof of Stakeに変更するというものでした。





Proof of Stakeは主にイーサリアムやBNB(バイナンスコイン)で採用されている承認ルールです。
Proof of Stake では、仮想通貨を保有することで承認作業に参加して報酬を貰うことができます。
保有量が多いほど承認できる確率も上がり、報酬を貰いやすくなります。
承認に高度な計算処理は必要ないため、ビットコインのProof of Workと比べて電気代はまったく掛からないので、とてもエコな承認の仕組みです。
承認で不正を行うと保有している仮想通貨が没収されるので不正対策も万全です。
ETHはステーキングができる仮想通貨に変わりましたが、この時点ではまだテスト段階となっておりステーキングの解除機能が備わっていませんでした。



リキッドステーキングがここで役に立ったんだね!
リキッドステーキング対応の仮想通貨
リキッドステーキングに対応している主な仮想通貨は、次の通りです。
- イーサリアム
- Solana
- AVAX
- MATIC
- NEAR
- ATOM
- OSMO…etc



こちらから債権トークンの時価総額ランキングを確認できます。
▶https://www.coingecko.com/ja/categories/liquid-staking-tokens


Proof of StakeやDelegated Proof of Stakeを承認ルールとしている仮想通貨で、解除に制限がある場合は導入されていることが多いので、積極的にリキッドステーキングを利用しましょう。
リキッドステーキングの4つのメリットとは


リキッドステーキングには、次の4つのメリットがあります。
※読みたい所にジャンプできます。


①債権トークンはいつでも即売却できる
リキッドステーキングで仮想通貨を預ける引き換えに受け取った債権トークンは、いつでもすぐに売却することができます。
債権トークンの取引は主に分散型取引所で行われ、他の仮想通貨に簡単に交換(スワップ)できます。
分散型取引所でスワップできる仮想通貨は、分散型取引所に流動性プールが用意されている仮想通貨です。



例えば、リキッドステーキングができるETHは、このように債権トークンstETHとETHの流動性プールが分散型取引所に用意されています。


従来の普通のステーキングでは、次のような理由ですぐにステーキングを解除して売却できないことがありました。
- 売り圧を防ぐため
- セキュリティを高めるため
- そもそも出金機能が未搭載
リキッドステーキングで債権トークンを貰えれば私たちはいつでも売却の判断ができるので、ステーキングの利便性が非常に良くなりました。
②仮想通貨を借りる際の担保にできる
債権トークンは、仮想通貨を借りるときの担保にすることができます。



「担保」は逃げられたり、損質が出ちゃった時に補うために用意する必要があるものだよね!
仮想通貨を簡単に貸し借りできるAave(エーベ)やCompound(コンパウンド)といったレンディングプラットフォームで、債権トークンを担保として活用します。
レンディングプラットフォームで仮想通貨を借りるためには、基本的に仮想通貨を担保として預け入れる必要があります。
イーサリアムやステーブルコインといった仮想通貨が担保になっていましたが、債権トークンも担保にできるレンディングプラットフォームが増えています。



担保として入れた額の一定割合分まで仮想通貨を借りれるようになり、その仮想通貨をさらに運用するといったこともでできます。
つまり、100万円分の仮想通貨をリキッドステーキングし、100万円分の債権トークンを担保にして仮想通貨を借りることで、さらに+70万円分の仮想通貨を借りて運用するといったこともできる訳です。
債権トークンを担保に仮想通貨を借りるやり方は、こちらの記事で解説しています。
③セキュリティ面でより強固になる
リキッドステーキングを導入することで、ブロックチェーンのセキュリティがより強固になります。
リキッドステーキングに対応した仮想通貨は、次の取引承認ルール(コンセンサスアルゴリズム)が採用されていることが多いです。
- Proof of Stake(PoS)
- Delegated Proof of Stake(DPoS)



Proof of Stakeは主にイーサリアムで採用されている承認ルールです。
Proof of Stake では、仮想通貨を保有することで承認作業に参加して報酬を貰うことができます。
保有量が多いほど承認できる確率も上がり、報酬を貰いやすくなります。
承認に高度な計算処理は必要ないため、ビットコインのProof of Workと比べて電気代はまったく掛からないので、とてもエコな承認の仕組みです。
承認で不正を行うと保有している仮想通貨が没収されるので不正対策も万全です。


Delegated Proof of Stake(DPoS)はブロックチェーンの取引承認ルール(コンセンサスアルゴリズム)の1つです。
似通ったコンセンサスアルゴリズムとしては、イーサリアムが採用している仮想通貨をたくさん保有することで承認者になれるProof of Stakeがあります。
Delegatedは「委任された」という意味で、DPoSでは仮想通貨はステーキングすることで投票権になり、取引の承認者(バリデーター)の候補者に投票を行うことでバリデーターが決まります。



バリデーターが取引承認を行って報酬を貰うと、その一部が投票者(デリゲーター)に還元される仕組みです!


いずれの場合も仮想通貨を保有していれば保有しているほど、承認作業に影響を与えることができるルールになっており、一定割合以上を保有されると不正に繋がります。
他の人がステーキングを解除すればするほど、このリスクも高まるという訳です。
しかし、リキッドステーキングで債権トークンが発行されている場合は、ステーキングは解除さずに債権トークンを売却する仮想通貨投資家が現れるようになります。
つまり、ステーキングしている仮想通貨はステーキングサイト側に残り、代わりにステーキングされ続けるため、セキュリティ上でもメリットがあるという訳です。
④債権トークン自体で簡単に運用できる
債権トークンは、分散型取引所で運用できます。
例えば、Cosmos Networkの分散型取引所OsmosisにはstATOMとATOMの組み合わせの流動性プールがあります。





この組み合わせの流動性プールが分散型取引所Osmosisに用意されているので、私たちはいつでもstATOMをATOMと自由に交換できるという訳です。
このstATOM&ATOMの流動性プールにstATOMとATOMを提供すると、イールドファーミングで報酬を貰えます。



でもstATOMと同じ額のATOMを用意する必要があるんだよね?ATOMだけでステーキングした方が稼げない?
これに関しては、その時のstATOMとATOMの流動性プールの利回り(ARP)次第です。
例えば、ATOMをAPR20%で50ドル分ステーキングすると年間で10ドル稼げます。
この時、別にstATOMが50ドル分あってOsmosisにATOMと一緒に預ければ100ドル分の運用額になります。



単純計算でAPRが10%以上あればOsmosisでイールドファーミングした方が稼げるということになりますね!
例えば、Osmosisの流動性プールの報酬は、流動性プールでスワップされた際の手数料や別途プロジェクトが特別に用意した報酬で構成されています。(詳しくは以下の記事で解説しています)
その都度ARPの状況を確認して、より稼げる方法で運用しましょう。
リキッドステーキングで損するリスクとは


リキッドステーキングには、次の2つのリスクがあります。
※読みたい所にジャンプできます。
①債権トークンの価格下落リスク
リキッドステーキングの最大のリスクは、債権トークン自体の価格の下落です。
債権トークンは、債権トークン発行時のサイト・システムでステーキング元の仮想通貨を返してもらうことができますが、諸事情により早めに市場で売却したいケースも出てきます。



そんな時、債権トークンは分散型取引所で売却することになります。
イーサリアムの債権トークンstETHであれば、分散型取引所にstETHとETHのペアが預けられ、流動性プールが用意されることで市場が作られてスワップできるようになっています。
しかし、困ったことにstETH1枚をETH1枚に交換できなくなる場合があります。
結論、確かにstETHは一時的に大きく下落する可能性がありますが、同時にすぐに価格が戻る可能性も高いです。



stETHの価格が下落するケースについて考えてみましょう。



分散型取引所内の仮想通貨の価格は、流動性プールの中の仮想通貨の枚数の単純な割り算で決まるんだったよね!
基本的にはその通りで、次のように各流動性プール毎に仮想通貨の価格が決まります。


このように自動で価格が決定される仕組みは、AMM(Automated Market Maker)と呼ばれます。



取引する人間が相手にいなくても価格が簡単に決まるから、便利な仕組みだね!
例えば、上の画像の左のBTC&USDTの流動性プールでBTCが買われると、次のように流動性プール内のBTCが減ってUSDTが増えるため、仮想通貨の枚数比が変わり価格も変わるという訳です。
- USDT25,000枚
- BTC1枚
25,000USDTC÷1BTC=25,000USDT/BTC



ビットコインが買われてビットコインの価格が高くなった!中央集権取引所の市場価格の変化と同じイメージだね!
しかし、この前提ではstETHとETHの流動性プールは困ったことになってしまいます。
stETHが売られると、どんどんstETHの価格が下がってしまうからです。



確かにstETHを売ったら同じ枚数のETHにスワップしたいよね・・・将来的に同じ枚数のETHに交換できる権利だもん!
そこで、stETHとETHのように価値が本質的に同じである仮想通貨で構成されている流動性プールは、別のAMMのルールが特別に適用されるようになっています。
例えば、分散型取引所Curveの流動性プールであるstETHとETHのAMMは、基本的に取引があっても価格が変わらない仕組みになっており、常に1:1でスワップができるルールになっています。



だから、stETHの価格は次の画像のように基本的には大きく変動していない訳ですね。





じゃあ時々、stETHの価格が割れたことが話題になるのはなんでなの?
極端に売られすぎたり、買われすぎた場合だけ価格が急激に変動するようなAMMの仕組みになっているからです。
だから、時々チャートが凸凹してしまいます。
売られ過ぎの場合は価格を変動させないと、プールの中身が枯渇してしまうのと、売られ過ぎた場合は明らかに価値が落ちているとみなすこともできるので、その価格を反映させる必要があるからです。
しかし、stETHの価格が下がってもすぐに戻る場合がほとんどです。



これは将来的にETHに交換できる権利を安く手に入れたい人はたくさんいるからです。
価格が戻るときは逆に急激に価格が戻るようになっているので、すぐ1:1になります。
ステーブルコイン同士の流動性プールにも同じようなことが言え、ステーブルコインに導入されていたルールが債権トークンの流動性プールに応用されているイメージです。
このルールは、分散型取引所Curve(カーブ)のホワイトペーパーではStableSwap AMM(ステーブルスワップAMM)と呼ばれており、等価同士の流動性プールに適用されている仕組みです。



StableSwap AMMの具体的な式や仕組みはこちらの記事で詳しく解説しているので、AMMの仕組みに興味がある方は是非ご覧ください!







プールの中身がなくなったり、価格割れたりする心配をし過ぎる必要はないってことだね!
CurveのstETH&ETHの流動性プールのスマートコントラクトはこちら
https://github.com/curvefi/curve-contract/blob/master/contracts/pools/steth/StableSwapSTETH.vy
②プラットフォームの手数料リスク
リキッドステーキングはリキッドステーキングプラットフォームで行うことになり、常に一定の手数料が発生します。(数パーセント程度でそこまで高くはないことが多い)





この手数料が報酬になり、リキッドステーキングのプロジェクトは運営されているからですね。
しかし、Proof of Stake(PoS)が承認ルールとなっているイーサリアムといった仮想通貨であれば、手数料を支払ってもリキッドステーキングプラットフォームにを依頼するメリットがあります。


イーサリアムのステーキングを個人で行うとすると、32ETHを自分で用意する必要があり、ハードルがとても高いですが、リキッドステーキングの場合は少額からでも運用できるからです。



少額でもイーサリアムを運用したい場合は、リキッドステーキングを活用することになります。
リキッドステーキングのやり方(ETH)


仮想通貨ETHは、リキッドステーキングで最も利用されている仮想通貨です。
ここでは、イーサリアムのリキッドステーキングのやり方を解説していきます。
PoSになりリキッドステーキングが可能
2022年9月15日に実施されたイーサリアムの大型アップデート「The Merge」がをきっかけにリキッドステーキングが広まりました。
The Merge(ザ・マージ)はイーサリアムの取引承認のルール(コンセンサスアルゴリズム)をProof of WorkからProof of Stakeに変更するというものです。


ステーキングができる仮想通貨に変わりましたが、この時点ではまだテスト段階となっておりステーキングの解除機能が備わっていませんでした。
ステーキングを行っている方が困るため、債権トークンを代わりに発行できるリキッドステーキングがここで重宝されるようになりました。
ETHのリキッドステーキングのやり方
ETHのオススメのリキッドステーキングサイトはLido Finance(リドファイナンス)です。
Lido Financeは、最もイーサリアムのステーキング量が多いバリデーター(承認者)です。




LidoはDeFi(分散型金融)サービスを提供しているプラットフォームです。
Proof of Stakeに参加するために必要な仮想通貨を複数人で集めてステーキングを行う「ステーキングプール」のサービスを行っています。
特に、イーサリアムのステーキングは世界で最大規模です。
Lidoはリキッドステーキングサービスを通して大量のイーサリアムを集め、承認者(バリデーター)として承認作業を行ってバリデーター報酬を利用者に還元しています。



ここからLidoでETHのリキッドステーキングを行うやり方を解説していきます!
「Stake now」からETHのステーキング画面にアクセスし、「Connect wallet」でメタマスクと接続します。


ステーキングするETHの枚数を入力します。下の画像の場合、年利は5.2%となっています。
ETHをステーキングすると、債権トークンstETHが同じ枚数付与されます。



+マークを押すことでstETHをメタマスクに表示させることができます!


Submitでガス代を支払ったらETHのステーキングは完了ですstTETHが報酬として増えてきます。
stETHは、Curve(カーブ)という分散型取引所でいつでもETHに戻すことができます。
ここからCurveのスワップ画面にアクセスし、下記の手順でスワップを行いましょう。


リキッドステーキングのやり方(ATOM)


仮想通貨ATOMは、リキッドステーキングができる主要アルトコインの代表です。
仮想通貨ATOM(アトム)とは?
仮想通貨ATOMとは、ブロックチェーン「Cosmos Hub(コスモスハブ)」から公式に発行されている仮想通貨です。
Cosmos Hubは、異なるブロックチェーンの間で相互に簡単にやり取りができる環境を作ることを目的とした「Cosmos(コスモス)」と呼ばれるプロジェクトの元で開発されたブロックチェーンの1つです。


仮想通貨名称 | ATOM(アトム,コスモス) |
シンボル | ATOM |
ブロックチェーン | Cosmos Hub |
時価総額順位 | 22位 |
時価総額 | 4,192億円 |
総発行枚数 | 制限なし |
上場先 | GMOコイン,Binance,Osmosis等 |
公式サイト | https://cosmos.network/ |
公式Twitter | https://twitter.com/cosmos |
白書ver1.0 | Cosmos Whitepaper |
白書ver.2.0 | The Cosmos Hub |
イーサリアムキラーと言われており、将来の価格上昇も大きく期待されていることからリキッドステーキング先としてオススメできます。
また、イーサリアムより年間の利回り(APR)が高く、20%以上で運用できる点が魅力です。
2023年4月8日時点、ATOMは国内取引所ではGMOコインでのみ取り扱いがあります。



GMOコインは格安の0.09%の手数料で取引できるオススメの取引所です!仮想通貨の送金手数料も完全無料です!




・特徴①:仮想通貨の取引手数料が安い
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ATOMのリキッドステーキングのやり方
ATOMを使ったリキッドステーキングのやり方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
受け取った債権トークンの運用法について


債権トークンを運用する方法は、大きく分けて2つあります。
方法①:分散型取引所で運用
債権トークンは、分散型取引所で運用して利息を稼ぐことができます。
債権トークンは、分散型取引所で他の仮想通貨に自由にスワップすることができます。
これは、分散型取引所に流動性プールと呼ばれる市場が用意されているからです。


債権トークンstETHであればstETH&ETHが、仮想通貨stATOMであればstATOM&ATOMの流動性プールが仮想通貨が用意されています。





これを用意する側に回ることで利息を稼ぐことができ、この運用方法を「イールドファーミング」と呼びます!
stETHであれば分散型取引所Curve(カーブ)で、stATOMであれば分散型取引所Osmosis(オスモーシス)で流動性の提供行います。
stETHであれば以下のような手順でイールドファーミングを行います。
- 同額のstETHとETHをメタマスクに用意する
- Curveにメタマスクを接続する
- 流動性を提供してイールドファーミング開始
2023年4月11日時点では、年利2%前後でイールドファーミングができます。


stATOMを分散型取引所Osmosisで運用する方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
分散型取引所に債権トークンを提供する際の注意点としては、イールドファーミングで必ずしもメリットが出る訳ではないということです。



1つ例を挙げてイメージしてみましょう。
例えば、仮想通貨ATOM(アトム)50ドル分のリキッドステーキングを行い、50ドル分の債権トークンstATOMを手に入れることができたとしましょう。
この50ドル分の債権トークンをOsmosisに預けてイールドファーミングするには、仮想通貨ATOMを50ドル分用意する必要があります。(流動性は等価で預ける)
ここで気になるのは、仮想通貨ATOM50ドル分を自分でさらにステーキングした方がメリットが大きい可能性があるということです。
債権トークンと組み合わせれば元本が2倍になるので、仮想通貨ATOMのステーキングのARPが20%の場合、イールドファーミングの年利が10%以上あればメリットがあるという計算になります。
イールドファーミングの年利はその流動性プールを使ったスワップ者が落とす手数料や、分散型取引所を運営するコミュニティが別途割り付ける報酬量の多さで随時変わります。



状況によって運用方法を見極めるようにしたいですね。


方法②:レンディングサイトで運用
債権トークンを担保にすることで、レンディングプラットフォームで仮想通貨を借りることができます。
ステーブルコインを借りてさらに貸し出しを行い、年利回り10%程度で運用するといったこともできます。
こちらの方法の場合、①とは違って債権トークン以外に仮想通貨を用意する必要がありません。
レンディングプラットフォームAave(アーベ)では、債権トークンstETHを担保にして仮想通貨を借りることができます。





こちらの記事で具体的なやり方について解説しています。


まとめ:新しいステーキングを使いこなす


リキッドステーキングとは、仮想通貨をステーキングすると代わりに債権トークンを受け取れるステーキングのことです。
債権トークンはすぐに取引所で売却したり、担保にして運用できたりするため、通常のステーキングより流動的なためリキッドステーキングと呼ばれています。


リキッドステーキングには次の4つのメリットがあるオススメのステーキング方法です。
※読みたい所にジャンプして戻れます。



リキッドステーキングができるオススメの仮想通貨は、ATOM(アトム)です。
2023年4月8日時点では、仮想通貨ATOMは時価総額22位の主要アルトコインの1つです。
イーサリアムキラーと呼ばれ、ATOM自体の将来性・値上がりが大きく期待されている中、ステーキングで年利(APR)20%以上のステーキングができます。
債権トークンも貰えるとなればさらに運用方法次第では利回り率を増やせます。



仮想通貨ATOMは国内の仮想通貨取引所GMOコインで購入できます。(2023年4月8日時点ではGMOコインにのみ上場)


・特徴①:仮想通貨の取引手数料が安い
・特徴②:仮想通貨の送金手数料が無料
・特徴③:最短10分で口座開設できる
・特徴④:信頼と実績のGMOグループ
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【金融庁】仮想通貨に関する注意喚起



仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。
消費者庁の「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」のYoutube視聴もおすすめです。
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