メルコイン(メルカリビットコイン)のデメリット・メリットを徹底解説！

メルコイン(メルカリでビットコイン)とは、2023年3月9日にサービスが開始されたメルカリのビットコイン取引サービスです。

メルカリアプリだけで簡単にビットコインの取引を行うことができます。

結論、メルコイン(メルカリでビットコイン)は他社の取引所と比べると機能が限られており、ライトユーザー向けのサービスとなっています。

しかし、手軽に仮想通貨投資ができるので、メルカリユーザーだけでなく仮想通貨投資を初めて体験してみたい方にもオススメです。

メルコイン(メルカリビットコイン)の5つのデメリットとは

結論、メルコイン(メルカリビットコイン)のデメリットは次の5つです。

デメリット①：手数料が発生（約2%）

メルコイン(メルカリビットコイン)の1つ目のデメリットは、サービス利用手数料が無料と表記されていますが、スプレッドと呼ばれる見えない手数料が2%発生する点です。

スプレッドとは販売所で仮想通貨を買うときの価格と売るときの価格の差額のことです。

メルコインが市場から調達してきた仮想通貨は、市場価格より少し割り増しで販売されます。逆に、私たちがビットコイン売るときは少し割安で売る必要があります。

メルコイン(メルカリビットコイン)のスプレッドは約2%なので、この分がメルコイン運営に支払う実質的なサービス手数料ということになります。

本当に2%なのかどうかは、実際に調べてみました。計測期間は、サービス開始の23年3月9日から11月9日までです。

日別で散布図としてプロットしてみましたが、2.0%～2.5%の間で推移しているような形だったので、概ね2%と考えて問題ないでしょう。

例えば他の仮想通貨取引所では、取引所でビットコインの取引を行うと、取引手数料が完全無料だったり、一番かかったとしても0.15%です。

仮に1万分のビットコインを買うとなると、メルコインなら200円の手数料、他の取引所ならその手数料が無料ということになります。

コインチェックの口コミ

コインチェックは仮想通貨ビギナーには最適だと思います。まず、アプリからのアクセスが簡単で、レイアウトも非常に見やすく、仮想通貨ビギナーの方でも簡単に仮想通貨を購入できると思います。あと、アルトコインも種類が豊富で、選択肢が多いというのもコインチェックの魅力のひとつだと思います。コマーシャルもやっているので、安全性も伺えるのでおすすめです。

参照：みん評

知り合いに「初心者ならここがいいよ」と言われ、コインチェックを選びました。入金からコイン購入までの手順がスムーズで、難しくてできないといったことはまずないと思います。また、チャートが見やすく、値の変動が分かりやすい点でもおすすめです。チャット機能も付いているため、他の人がどのような状況にあるのかもなんとなく分かって面白いです。外部アプリを用いた二重認証システムがあり、安全性についても十分信用できると思います。

参照：みん評

デメリット②：取引方法が限られる

メルコイン(メルカリビットコイン)の2つ目のデメリットは、他の仮想通貨取引所で利用できる取引方法・注文方法は利用できないという点です。

メルコインでは、メルコイン運営と直接ビットコインの売買をするだけになります。

簡潔で初心者には利用しやすいサービスですが、以下のような投資戦略は取れないので注意しましょう。

デメリット③：銘柄はビットコインのみ

メルコイン(メルカリビットコイン)の3つ目のデメリットは、取り扱っている銘柄がビットコインのみという点です。

ビットコインは最初に開発された時価総額が最も大きい仮想通貨です。

投資銘柄はビットコインで十分ですが、他の仮想通貨（アルトコイン）も検討している場合は他の取引所の利用を検討するようにしましょう。

例えば、コインチェックであれば以下の仮想通貨の取り扱いに対応しています。（2023年3月10日時点）

デメリット④：定期メンテが行われる

メルコイン(メルカリビットコイン)の4つ目のデメリットは、毎週水曜日13:50～16:03（時間前後あり）でメンテナンスが行われ、取引を行えなくなる点です。

仮想通貨は価格変動が大きく、価格が大きく下がったり上がったりした際にすぐに対応を取る必要があるケースもあります。

他の仮想通貨取引所については原則365日24時間サービス稼働となっていることが多く、数か月に1度メンテナンスが入るような頻度であることが多いです。

大きな金額をメルコインで取り扱う場合は注意しましょう！

デメリット⑤：仮想通貨の送金は不可

メルコイン(メルカリビットコイン)の5つ目のデメリットは、ビットコインの入出金を行うことができないという点です。

通常の仮想通貨投資の範囲であれば不要ですが、以下のようなケースでは仮想通貨の送金が必要になります。

メルコイン(メルカリビットコイン)の3つのメリットとは

メルコイン(メルカリビットコイン)には、次の3つのメリットがあります。

メリット①：シンプルで分かりやすい

メルコイン(メルカリビットコイン)の1つ目のメリットは、とにかくサービス内容がシンプルで分かりやすく、仮想通貨初心者にも利用しやすい点です。

メルカリのアプリを通して簡単に仮想通貨を購入でき、スプレッド2%で十分狭いので、難しい操作をしたくない方で仮想通貨に興味がある方の入門としてメルコインは最適です。

メリット②：売上金で支払いができる

メルコイン(メルカリビットコイン)の2つ目のメリットは、メルカリの売上代金でビットコインを購入できる点です。

メルペイのチャージは銀行からメルカリに振り込みを行うことで利用できます。

メルカリポイントはメルカリのキャンペーンで獲得したポイントです。

メルカリの売上金はメルカリで出品した物品の売り上げで、こちらをビットコインの購入に充てることができます。

メルカリの売上金は、これまでは以下のように使われていました。

これからは新しくビットコインに投資するという選択肢が増えたことになります。

メルカリの売上金分はメルカリ内の買い物に使ったりと無駄遣いしがちでしたが、投資に回せるのは大きなメリットです。

メリット③：スプレッド2%は狭い部類

メルコイン(メルカリビットコイン)の3つ目のメリットは、他社のスプレッドと比べるとメルコインのスプレッドは狭く安価な点です。

他の仮想通貨取引所では「取引所」と「販売所」の2か所で仮想通貨の取引ができます。

販売所は運営提示の価格で取引する必要があるため、市場の適正価格より少し不利な価格になる場合がありますが、すぐにかんたんに仮想通貨の取引ができます。

取引所は自分で注文を設定する必要がありますが、手数料がほとんど掛かりません。

メルコインはサービス内容として「取引所」がなく「販売所」しかないようなイメージです。

スプレッドは発生してしまいますが、他社のスプレッドと比べると狭く利用しやすいことが分かります。（手数料が安いということ）

これは、他社は収益構造のうち多くの割合を販売所のスプレッドが占めており、ビジネスモデルとして販売所の収益がないと成り立たないからです。（こちらの記事で詳細は解説）

メルカリは元々フリマアプリの事業があるため、そもそもメルコインの利益に依存する必要がありません。

簡単に仮想通貨を買える販売所の中ではメルコインは最もスプレッドが狭く、安価な手数料で取引できるサービスといえます。

メルカリの新サービス「メルコイン」とは

メルコイン(メルカリビットコイン)とは、2023年3月9日にサービスが開始されたメルカリのビットコイン取引サービスです。

メルカリアプリだけで簡単にビットコインの取引を行うことができます。

サービス名称	メルコイン
公式サイト	https://about.mercoin.com/
会社名	株式会社メルコイン
関連会社	株式会社メルカリ
利用条件	20歳以上75歳未満
銘柄	ビットコインのみ
登録料金	無料
日本円入出金手数料	無料
サービス利用手数料	無料
スプレッド	2%（買い1%/売り1%）
最小注文額	1円
仮想通貨の入出金	非対応
レバレッジ取引	非対応

メルコイン(メルカリビットコイン)は、以下の点に特徴がある仮想通貨取引サービスです。

結論、メルカリユーザーで仮想通貨を体験してみたい方、仮想通貨に興味がある方で手軽にビットコインに投資してみたい方にはオススメのサービスです。

メルコインはこんな方にオススメ！

結論、メルコイン(メルカリビットコイン)は以下のような方にオススメのサービスです。

①メルカリユーザーで仮想通貨未経験

メルコイン(メルカリビットコイン)はメルカリユーザーで仮想通貨投資を一度も経験したことがない方が仮想通貨を始めて体験するにはぴったりのサービスです。

一切迷わずに簡単に仮想通貨を購入でき、スプレッドも狭いので利用しやすいです。

メルカリユーザーで仮想通貨を未経験の方の入門にはぴったりなサービスです。

②ビットコインに手軽に投資してみたい

メルカリユーザーに限らず、ビットコインに興味はあるけど難しいことは苦手で手軽に買ってみたいという方にもオススメです。

メルコインのビットコイン購入手順は、大きく分けると以下の2つのみです。

迷うことなく、仮想通貨未経験でも簡単にビットコインを買うことができます。

一方、他社の取引所でビットコインを買うには以下のような手順を踏む必要があります。

他社の取引所の方が機能は充実している

機能面・サービス内容の充実さでは、他の仮想通貨取引所の方が優れています。

メルコイン(メルカリビットコイン)には以下のようなデメリットがあるからです。

特に手数料（スプレッド）が2%発生してしまう点と、積立投資ができない点は仮想通貨初心者にとっては利用しづらいサービスです。

例えば、コインチェックの取引所の場合、ビットコインの取引所手数料は完全無料です。

積立機能「Coincheck つみたて」を利用すれば、日本円の入金から仮想通貨の購入まで完全自動で行えます。

メルカリのビットコインの買い方・始め方

メルコイン(メルカリビットコイン)は以下の手順で始めることができます。

①本人確認を行う

メルカリでビットコインの取引サービスを利用するには、本人確認が必要です。

まずは、メルカリアプリから本人確認を行いましょう。

https://help.jp.mercari.com/guide/articles/593/

②認証の設定を行う

本人確認が済んだら、マイページより「ビットコインを買う」をタップします。

その後利用の流れを確認し、画面下部の「はじめる」をタップします。

「認証の設定へ進む」をタップすると、メルコインを利用するための認証の設定に進みます。

画面の指示に従って、認証の設定を行いましょう。

③重要事項へ同意して申込情報を入力

重要事項に同意して、本人情報を入力していきます。

④ビットコインを購入する

メルコインに利用する日本円は、画面中央の「チャージ」から次のどちらの方法でできます。

日本円をチャージできたら、画面下部の「買う」から購入画面に進み、日本円の購入金額を入力したら「購入額の確認へ」に進みビットコインの購入は完了です。

まとめ：メルカリユーザーは利用価値あり

メルコイン(メルカリビットコイン)は、2023年3月9日開始されたビットコイン取引サービスです。

メルカリアプリだけで簡単にビットコインの取引を行うことができます。

サービス名称	メルコイン
公式サイト	https://about.mercoin.com/
会社名	株式会社メルコイン
関連会社	株式会社メルカリ
利用条件	20歳以上75歳未満
銘柄	ビットコインのみ
登録料金	無料
日本円入出金手数料	無料
サービス利用手数料	無料
スプレッド	2%（買い1%/売り1%）
最小注文額	1円
仮想通貨の入出金	非対応
レバレッジ取引	非対応

特にメルカリの売上金分はメルカリ内の買い物に使ったりと無駄遣いしがちでしたが、これからビットコイン投資に回せるのは大きなメリットです。

メルコイン(メルカリビットコイン)は以下のような方にはオススメのサービスです。

仮想通貨投資を本格的に始めてみたい方は、他の仮想通貨取引所の口座を開設しておきましょう。