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- Uniswap V3のスワップのやり方
- Uniswap V3のステーキングのやり方
- Uniswap V3のおすすめの使い方
- Uniswap V3でお勧めのステーキング戦略
- Uniswap V3のメリットとは
Uniswap(ユニスワップ)とは、主にブロックチェーンEthereumで利用されている2018年に誕生した世界初の分散型取引所です。

2023年4月24日時点では、24時間あたりの取引量ランキング1位、預け入れられている仮想通貨量(TVL)は2位となっており、多くの人に利用されている人気DEX(Decentrilized Exchange)の1つです。
2021年5月5日に資本効率性を重視したUniswapV3にアップデートされ、他の分散取引所にはない沢山のメリットが生まれました。
UniswapV3の機能は他の取引所でも利用されており、UniswapV3の使い方をマスターすると分散型取引所の利用の幅が広がるので、本記事で一緒に学んでいきましょう。

後半では年間利回り100%超えのオススメのステーキング(流動性マイニング)のやり方も紹介しています。
Uniswapを利用するためには、メタマスクにガス代を用意しておく必要があります。
GMOコインならガス代ETH(イーサリアム)を0.05%の格安の手数料で購入でき、メタマスクへの送金手数料も完全無料なのでオススメです。


・特徴①:仮想通貨の取引手数料が安い
・特徴②:仮想通貨の送金手数料が無料
・特徴③:最短10分で口座開設できる
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※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。
暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
Uniswap(ユニスワップ)とは主要DEXの1つ


Uniswap(ユニスワップ)とは、主にブロックチェーンEthereumで利用されている2018年に誕生した世界初の分散型取引所です。
2023年4月24日時点では、24時間あたりの取引量ランキング1位、預け入れられている仮想通貨量(TVL)は2位となっており、多くの人に利用されている人気DEX(Decentrilized Exchange)の1つです。





主にEthereumで利用されていますが、他のBNB Smart ChainやPolygonといった他のブロックチェーンでも利用できます。
取引所名称 | Uniswap(ユニスワップ) |
ガバナンストークン | UNI |
UNI時価総額ランキング | 21位 |
DEX 24h取引量ランキング | 1位 |
DEX TVLランキング | 2位 |
対応チェーン | ETH,BNB,Polygon…etc |
対応通貨数 | 1500種類以上 |
公式サイト | https://app.uniswap.org/#/swap |
主な用途① | Ethereum上のスワップ |
主な用途② | Ethereum上の流動性提供 |
分散型取引所はAMM(Automated Market Makers)と呼ばれる、取引相手がいなくても価格が自動で決まり、取引ができる仕組みが利用されていますが、多くの分散型取引所はUniswapの仕組みが元になっています。
XY=kの積の式で価格を決定するConstant Product AMMがその代表です。
2021年5月5日に資本効率性を重視する大型アップデートが行われてUniswapV2からV3になりましたが、V3の仕組みも他の取引所で広く利用されています。
2023年4月4日にはPancakeswapが、UniswapV3を元にしたPancakeswapV3に移行しています。



Uniswapをマスターすれば他の分散型取引所も使いこなせるようになるので、本記事で一緒に学んでいきましょう。
UniswapV3の使い方①:仮想通貨スワップ


Uniswap V3は対応しているブロックチェーンで仮想通貨のスワップ(交換)ができます。
Uniswap V3で仮想通貨をスワップ(交換)する方法は次の通りです。


スワップのやり方①:ガス代を用意
Uniswapを利用するために必要なガス代をメタマスクに用意しましょう。
GMOコインならガス代ETH(イーサリアム)を0.05%の格安の手数料で購入でき、メタマスクへの送金手数料も完全無料なのでオススメです。


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GMOコインでイーサリアムを購入して、メタマスクに送金する手順はこちらの記事で詳しく解説しています。
スワップのやり方②:メタマスクを接続
こちらのリンクからUniswapの仮想通貨スワップ画面にアクセスできます。
画面右上から仮想通貨ウォレットメタマスクを接続しましょう。


スワップのやり方③:チェーンを選択
メタマスクを接続したら、利用したいブロックチェーンを選択しましょう。


スワップのやり方④:通貨と枚数を設定
ブロックチェーンを切り替えたら、スワップ元・スワップ先の仮想通貨を一覧から選択して、スワップしたい枚数を入力します。


初めてUniswapで利用する仮想通貨の場合、一度少額のガス代を支払ってApprove(承認)します。


スワップのやり方⑤:ガス代を払い実行
「スワップ」を選択して見積もり内容を確認したら「スワップの確認」を押します。


メタマスクのガス代支払い画面が表示されるので、ガス代を支払ったらスワップが実行されます。


補足:スワップ見積もり内容の見方
UniswapV3のスワップ見積もり画面の見方はこちらの記事で詳しく解説しています。
Uniswap V3のスワップの4つのメリット


Uniswap V3のスワップには、他の分散型取引所にはない次の4つのメリットがあります。
※読みたい所にジャンプできます。
メリット①:ルート分割機能がある
Uniswap V3のスワップの1つ目のメリットは、ルートの分割機能があるという点です。


複数の流動性を経由した方が安くスワップできると判断した場合、1つの流動性プールだけではなく、複数の流動性プールで複数回スワップを自動で行ってくれます。
例えば、BTC⇒USDTのスワップを行うとき、直接BTC⇒USDTの流動性プールだけを利用してスワップするのではなく、BTC⇒ETH⇒USDTのように他の流動性プールを挟むパターンを組み合わせてスワップします。



これにより②のプライスインパクトの減少に繋がります!
スワップ回数が増えてガス代は増えてしまうこともありますが、③により最終的にガス代も含めて一番安くスワップできる方法を自動で選んでくれるので安心です。
メリット②:Price Impact込みの見積り
Uniswap V3の2つ目のメリットは、プライスインパクトの影響を踏まえて、最も安くスワップできる方法を自動提案してくれる点です。


プライスインパクト(Price Impact)とは、あなた自身の取引によって価格が高くなることによる損失です。



提供されている流動性が少ないと発生しやすくなります。
例えば、BTCをUSDTにスワップする方法は、BTC&USDTの流動性プールを利用する方法だけではありません。
BTCÐで一度ETHにスワップしてから、ETH&USDTにスワップするといった方法もあります。
仮にBTC&USDTの流動性プールの総量が少なく、BTCÐとETH&USDTの流動性プールが多い場合、後者の2つのプールを経由して利用することでプライスインパクトを抑えることができます。





特に取引量が多い場合は、この機能により数十パーセントのメリットが出ることもあります!
メリット③:ガス代金額込みの見積り
Uniswap V3のスワップの3つ目のメリットは、ガス代の金額込みで最も安くスワップできる方法を提案してくれる点です。
プライスインパクトを抑えるために複数の流動性プールを経由すると、その分スワップ回数が増えてガス代が高くなってしまいますが、この高くなってしまうガス代も含めて最終的に一番安価な方法でスワップしてくれるので安心です。


メリット④:Price Impactが少ない
Uniswap V3のスワップは、従来のUniswapV2や他の分散型取引所のスワップと比べるとプライスインパクト(Price Impact)が発生しづらい仕組みになっています。
プライスインパクト(Price Impact)とは、あなた自身の取引によって価格が高くなることによる損失です。
分散型取引所内の仮想通貨の価格は、他の市場とほとんど同じになることが多いです。
これは、アービトラージトレードと呼ばれる市場間の価格差で利益を得るトレード方法があり、仮に一時的に価格に乖離があってもすぐに埋まる仕組みなっているからです。



しかし、価格の変動しやすさには市場間で違いがあります。
中央集権取引所なら売り板や買い板の厚さ、分散型取引所では流動性の提供量の多さが価格の変動のしやすさに影響します。
分散型取引所であれば、流動性の提供量が少ない中であなたが大きなスワップを行うと、プライスインパクトが大きく発生して不利な価格で取引を行うことになってしまう訳です。



UniswapV3ではこのプライスインパクトが起きにくいんだね!
Uniswap V3では流動性が価格範囲を決めて提供されるため、現在価格付近は流動性が厚くなります。
下の画像(流動性提供側の画面)のように、現在の価格付近に流動性は集中して提供される訳です。


流動性が少ないことによる価格変動が起きにくくなり、、他の大きな取引所の適正市場価格と同じ価格で取引できる可能性が高まります。



プライスインパクトはこちらの記事で詳しく解説してるので、気になる方は是非ご覧下さい!
Uniswap V3の使い方②:ステーキング


Uniswapでステーキング(流動性マイニング)行う手順は次の通りです。


ステーキング(流動性マイニング)とは



最初にステーキング(流動性マイニング)とはそもそも何か解説していきます!
分散型取引所で行うステーキングとは、分散型取引所に仮想通貨を預けて運用し、スワップに利用してもらうことで報酬を得ることを言います。
イールドファーミングと呼ばれる分散型取引所の稼ぎ方の1つで、厳密には「流動性マイニング」と呼ばれます。
分散型取引所は人間と直接取引を行うことはありません。
流動性プールと呼ばれる、仮想通貨投資家が仮想通貨を提供して出来上がっている保管場所と取引を行います。


この流動性プールに仮想通貨を預け入れると、スワップする人が支払うスワップ手数料を報酬として貰うことができます。



これが分散型取引所で行う「ステーキング」です。
こちらの記事で分散型取引所の流動性プールについてさらに詳細に解説しています。
Uniswapで貰えるステーキング報酬はスワップ手数料分だけです。
例えば、BNB&BUSDの流動性プールでステーキングしていると、BNB&BUSDの流動性プールでスワップが行われるとBNBまたはBUSDが報酬として貰えます。



ガバナンストークンUNIが報酬として貰えると記載しているメディアが多いですが、UNIは貰えないので注意しましょう!
Pancakeswapでは流動性マイニングを行うとガバナンストークンCAKEが貰えますが、これはコミュニティの方針の違いです。
仮想通貨UNIはコミュニティの投票に参加するガバナンストークンとしての色が強く、流動性マイニングの報酬としてUNIを割り付けることは滅多にしません。
一方CAKEはガバナンストークンではありますが、大量に報酬として新規発行することを前提に設計されているため、CAKEが報酬として貰える訳です。



全部の分散型取引所がガバナンストークンを報酬としている訳じゃないんだね!
やり方①:ガス代を用意
Uniswapを利用するために必要なガス代をメタマスクに用意しましょう。
GMOコインならガス代ETH(イーサリアム)を0.05%の格安の手数料で購入でき、メタマスクへの送金手数料も完全無料なのでオススメです。


・特徴①:仮想通貨の取引手数料が安い
・特徴②:仮想通貨の送金手数料が無料
・特徴③:最短10分で口座開設できる
・特徴④:信頼と実績のGMOグループ
\ 【期間限定】仮想通貨500円分購入で1000円がもらえる/
🐼 GMOコイン公式サイト:https://coin.z.com/jp/
GMOコインでイーサリアムを購入して、メタマスクに送金する手順はこちらの記事で詳しく解説しています。
やり方②:メタマスクを接続
こちらからUniswapの流動性提供画面にアクセスできます。
画面右上からメタマスクに接続できます。


やり方③:チェーンを選択
メタマスクに接続したら、同じように画面右上から利用したいブロックチェーンを選びましょう。


やり方④:提供したい通貨を選択
次に提供した仮想通貨をペアで選びます。


UniswapV3では利用者に支払ってもらう手数料を流動性提供者側で決めることになりますが、基本的に自動選択されるものを選べば問題ありません。
やり方⑤:価格範囲の設定&枚数の入力
次に提供する仮想通貨の価格範囲を決めましょう。
設定する価格範囲は提供する仮想通貨ペアの枚数比に影響し、初期設定では提供する仮想通貨のペアが1:1の等価になるように価格範囲が自動で設定されています。


上の画像は初期設定のままとなっており、233BUSD/BNB~438BUSD/BNBが価格範囲となっており、この範囲であなたの流動性は提供されることになります。
価格範囲から外れると、スワップ手数料を報酬として貰えなくなってしまいますが、この範囲にあれば大量のスワップ手数料を貰えます。(V3が大切にしている資本効率性)



ここがちょっと難しいんだよね・・・どうすればいいの?
初期設定のままでも投資戦略上で大きな問題がある訳ではないので、価格範囲はこのままでも問題ありません。



ここの価格範囲の設定の意味とオススメ設定は本記事後半の「お勧めステーキング通貨と価格帯設定とは」で詳しく解説しています!
価格範囲の設定が終わったら、提供する仮想通貨の枚数を入力します。
Uniswapで初めて利用する仮想通貨は承認しておきましょう。(少額のガス代が掛かります)
やり方⑥:ガス代を払い流動性を提供
全て設定できたら、プレビューを押して誤りがないか確認します。


誤りがなければ「追加」を選択してガス代を支払ったら流動性の提供(ステーキング)は完了です。


報酬の受取り方とステーキング解除方法
こちらからUniswapの自分のポジション画面にアクセスできます。
自分の流動性プールのポジションが表示されるので、選択します。


画面右上から流動性を解除でき、右下からスワップ手数料を報酬として受け取れます。
報酬手数料はスワップが行われる度にどんどん増えていきます。


流動性の解除と報酬の請求にはガス代が必要です。
Uniswap V3ステーキングの3つのメリット


Uniswap V3のステーキング(流動性マイニング)には、他の分散型取引所にはない次の3つのメリットがあります。
※読みたい所にジャンプできます。
①ステーキング者が手数料を設定できる
Uniswap V3のステーキング(流動性マイニング)のメリットの1つ目は、次の4つから流動性提供者側で自由に手数料を設定できる点です。
- 1%(マイナーなペアに最低)
- 0.3%(ほとんどのペアに最低)
- 0.05%(安定的なペアに最適)
- 0.01%(非常に安定したペアに最適)



例えば1%に設定すると、1回のスワップであなたにたくさんの手数料が報酬として入ることになります!
V2では全ての流動性プールに対してスワップ手数料が0.25%で固定となっており、その流動性を提供している人に報酬として流動性提供金額の比率で配分されていました。
これを自由に決められるようになりましたが、Uniswap側が次のように推奨の手数料を選んでくれるので、特に難しく感じることはありません。
- ステーブルコイン同士といった価格変動が小さいペアは最低の0.01%
- 価格変動リスクが高い通貨を含む場合は1%
このような設定が推奨される理由は、流動性提供者側の利益は「報酬-インパーマネントロス」で計算されるからです。
本記事後半で詳しく解説していますが、仮想通貨の流動性マイニングは価格変動が起きれば起きるほど、インパーマネントロスと呼ばれる損失が発生します。
ステーブルコイン同士の場合は価格変動が起きないため、報酬となるスワップ手数料が少なくても投資家側としては問題なく魅力的な投資先として映ります。



確かにステーブルコインは安定した投資先だから、年間利回りが低くても全然納得だね!
しかし、価格変動が大きい仮想通貨を含むペアの場合、投資家は常にインパーマネントロスのリスクがあるため、ベースとなるスワップ手数料を底上げしておく必要がある訳です。



利用者側は手数料が安い流動性プールを利用しやすいので、手数料は推奨設定のままにしておくのがオススメです。
ステーブルコインはStable Swap AMMという自動の価格決定の仕組みが使われているため、価格が変動しないようになっています。
②ステーキングする価格帯を設定できる
Uniswap V3のステーキング(流動性マイニング)のメリットの2つ目は、提供する流動性の価格帯を自由に設定でき、少ない流動性提供金額でも多くのスワップ手数料を報酬として貰うことができる点です。
V3のステーキングでは、提供する流動性の価格帯を下のように設定することができます。(V2や他の分散型取引所では不要な場合がほとんど)




あなたが提供した流動性は、あなたが設定した価格範囲に現在価格が含まれている時だけスワップに利用され、手数料を報酬として貰えます。
これによるメリット・デメリットは次の通りです。
- レンジを狭くすればするほど、大量にスワップ手数料を貰える
- レンジを適切な範囲で広く設定すると、安定してそこそこスワップ手数料が貰える
- レンジを狭くしすぎて価格帯から外れてしまうと、スワップ手数料が貰えない
- レンジあまりにも広くし過ぎると、ほとんどスワップ手数料を貰えなくなってしまう



意味のある流動性を提供してくれた人にはたくさん報酬をあげるという仕組みになっているんだね!
少しテクニカルになりましたが、少ない流動性でも大量にスワップ手数料を貰える可能性があるため、これはUniswap特有のメリットです。
③1:1の等価で流動性提供する必要なし
Uniswap V3のステーキング(流動性マイニング)のメリットの3つ目は、仮想通貨を1:1の等価で提供する必要がなくなったという点です。



従来のV2や他の分散型取引所では、仮想通貨を1:1の等価で提供する必要がありますが、UniswapV3では自由に設定できます!
仮想通貨ペアの提供の比率は、価格範囲の設定と連動しています。
初期は提供する仮想通貨ペアの比が等価になるように設定されており、次の式を満たすような上限価格と下限価格が自動で設定されています。
この価格範囲は自分で調整することもでき、必ずしも等価で提供する必要はありません。
BNB&BUSDの流動性提供を例に挙げてみましょう。
- BUSD/BNBの上限価格を広くする⇒BNBの提供枚数が増える
- BUSD/BNBの下限価格を広くする⇒BUSDの提供枚数が増える
これはUniswapV3は資本効率性を重要視しており、価格が上昇している局面では仮想通貨BNBの方がステーブルコインBUSDより多く必要になるからです。(BNBがたくさん流動性から抜けていってしまう)



上限価格の方が広い場合、BNBの上昇局面で多く利用される流動性のため、BNBの提供枚数が多くなります。下限価格の方が広い場合は逆にBUSDの提供枚数が相対的に多くなります。
仮想通貨を等価で提供する必要がなくなったことにより、価格範囲を限定して流動性を提供できるようになり。少額でも大量のスワップ報酬を受け取るチャンスが生まれました。



なるほど!必要な分だけ流動性を集めるのがV3の仕組みなんだ!だから必ずしも1:1で同じ価値分流動性を集める仕組みになっていないんだね!
お勧めステーキング通貨と価格範囲の設定


次に、UniswapV3のステーキングのオススメの使い方や投資戦略についてご紹介します。
※読みたい所にジャンプできます。
V3ステーキングのAPRの確認方法
まずはUniswap V3のステーキングの年間利回り(APR)を自分で調べられるようになりましょう。



公式のUniswapV3のステーキング画面からでは年間利回り(APR)を確認することができません。
従来のV2ではスワップ手数料は一律0.25%で固定となっており、価格範囲の設定もなかったため、スワップ手数料が流動性提供金額の比率で全体に配分されていただけなので、全体に共通のAPRが表示されていました。(V3では各個人の設定によって異なる)



V3は人によって戦略が違うんだよね・・・どうすればいいの?
以下のuniswap.fishというシミュレーションサイトで各流動性プール毎の報酬の目安を簡単に確認できます。


右上から確認するブロックチェーンを変更できます。
画像の1000ドル流動性を提供したときに貰える1日あたりスワップ手数料の推定が計算されています。
価格範囲の設定は次を前提にAPRが計算されています。
- 上限価格:現在価格+直近24時間の価格変化
- 下限価格:現在価格-直近24時間の価格変化
24時間の価格変化はそこまで大きくなりません。(メジャーな通貨でも数パーセント)



価格範囲は比較的狭くシミュレーションされているので、かなり効率よく稼げた場合のイメージです。まずは最大限稼げる場合の基準を知りましょう。
お勧めのステーキング仮想通貨ペアとは



実際にuniswap.fishを使ってステーキングする仮想通貨ペアを見つけていきましょう。
まず、ステーキングに利用するブロックチェーンはEthereum(イーサリアム)がオススメです。
Uniswapは、主にEthereumで流動性提供者やスワップ利用者が多い分散型取引所です。
流動性提供者が多くてスワップ利用者が多いと、分散型取引所内での価格が他の市場価格と近くなり、価格が変動しづらくなります。(逆に少ないと枯渇して他の市場と乖離してインパーマネントロス発生のリスクが高まる)
提供するペアは次の2つを満たすものがオススメです。
- リスクが「SAFE」または「LOW RISK」
- 24時間あたり手数料が高め
この2つを満たしている流動性プールは、流動性が多く安定しており、かつスワップ利用者が多くたくさん手数料も落ちることになるからです。
お勧めの流動性提供ペアは次の2つです。
- ETH&USDC
- ステーブルコイン同士
ETH&USDCは特に利用頻度が高いスワップペアで、リスクが低くAPRも比較的高めです。
ステーブルコイン同士のペアは手数料が0.01%で設定されるため報酬は少ないですが、インパーマネントロスが発生しないのでこちらもオススメです。



リスクゼロで手堅く稼ぐならステーブルコインペア、少し攻めるならETH&USDCだね!
オススメの価格範囲設定とは
ステーブルコイン同士のペアは価格レンジは非常に狭くて問題ありません。
価格変動が起きない前提で作られているため、価格範囲を広くしてもリスクヘッジにならず、受け取れる報酬量だけ減ってしまって意味がないからです。
ステーブルコイン同士のペア以外の場合は、自分の取りたい戦略に合わせて価格範囲を設定する必要があります。



これもuniswap.fishを利用すれば、簡単にオススメの価格範囲設定を見つけることができます!
あなたが提供したい仮想通貨ペアの右にある「Calculate」を選択し、詳細情報を確認します。


画面下部に多く流動性を提供している人のポジション状況や年間利回り(ARP)が表示されます。
確認するべきは次の2点です。
- Strategy(戦略):LONG、MIDDLE、SHORTから選ぶ
- Fee APR(手数料が年間利回り):高いものが望ましい
LONGは価格範囲を広めに取っている人のポジション、SHORTは狭い人、MEDDLEはその真ん中ぐらいのポジションです。
ここで自分の投資戦略と合致したポジションを持っている人探しましょう。
右の「Apply」を選択すると、画面上に設定している価格範囲が出力されます。





あとはこの設定Uniswap側で流動性を提供すればOKです!
資金力がそこまで多くない場合は、基本的にLONGの人同じような価格範囲ポジションを持つのがオススメです。
ブロックチェーンEthereumで流動性を提供する場合、ポジション変更に多くのガス代が掛かり、価格範囲を外れたときにポジションを持ち直すことが難しいからです。
ポジションを積極的に変更できる資金力がある場合、SHORTでAPR100%越えも狙えるので、自分の資金力に合わせて戦略を決めるようにしましょう。
価格がもみ合って動かない相場であればSHORTはかなりおいしいポジションです。



uniswap.fishを使えば、他の人のポジションを参考にしながら価格範囲の設定ができるんだね!便利!
ステーキングはインパーマネントロスに注意


Uniswap V3のインパーマネントロスは、従来のV2のインパーマネントロスや、他の分散型取引所のインパーマネントロスより大きいです。



価格範囲を設定する分、インパーマネントロスが集中して発生するイメージです。
インパーマネントロスのそもそもの仕組みや、従来のV2のインパーマネントロスはこちらの記事で解説しています。


BTC&USDTの流動性を提供した場合をイメージしてみましょう。
以下のように十分な価格範囲を取っても下のイラストのようにV2のインパーマネントロスと比べて、数倍のインパーマネントロスが発生することが分かります。


しかし、その分の年間利回りも大きく上がっているのがUniswapV3の流動性マイニングです。
UniswapV3は資本効率性を重要視したアップデートだったので、インパーマネントロスや年間利回りが大きくなった分、提供する流動性を少なめにすれば良いだけです。



インパーマネントロスが大きく発生する理由や、V3インパーマネントロスの詳細な仕組みはこちらの記事で解説してます。


Uniswapのガス代/手数料は高くない


Uniswap(ユニスワップ)のガス代や手数料は高いと言われますが、結論高くないです。
次の2点に分けて解説します。
- ガス代
- スワップ手数料
ガス代とはブロックチェーンの取引承認者(バリデーター)に支払う手数料のことです。
スワップ手数料は、ガス代とは別に発生する手数料です。(流動性提供者への報酬)
ガス代は全分散型取引所で共通
Uniswapのガス代が高いと言われる理由は、UniswapはブロックチェーンEthereumでよく利用される分散型取引所だからです。
Ethereumは取引の処理能力が高いブロックチェーンではないですが、NFT等により取引の需要は増しているため、ガス代が高騰しています。


Ethereumのガス代の計算は、下の表のように取引タイプ毎に大まかに決まっており、そこに混雑度合い等が影響してきますが、Uniswapのスワップのガス量はとりわけ高い訳ではありません。(スワップに掛かるガス代の平均くらい)
取引タイプ | ガス量 | 取引例 |
---|---|---|
Standard Transfer | 21000 | ETHの送金 |
ERC-20:Transfer | 65000 | DAIの送金 |
ERC-721:Transfer | 84904 | NFTの送金 |
USDT:Transfer | 54128 | USDTの送金 |
Opensea:Sale | 71645 | NFTの売却 |
Uniswap:Swap | 184523 | – |
Uniswap:Add Liquidity | 216912 | – |
Curve:Swap | 183758 | – |
Curve:Add Liquidity | 271909 | – |
1inch:Swap | 141905 | – |
SushiSwap:Swap | 141225 | – |



Ethereumのブロックチェーンを利用すればどこの分散型取引所でも同じように高いので、Uniswapが高いことを心配する必要はありません!
スワップ手数料は他の取引所より安い
Uniswapの仮想通貨スワップに掛かる手数料は、他の分散型取引所より安いです。
Uniswapでは次の4つの手数料のいずれかが掛かるようになっています。
- 1%(マイナーなペアに最低)
- 0.3%(ほとんどのペアに最低)
- 0.05%(安定的なペアに最適)
- 0.01%(非常に安定したペアに最適)
他の取引所は一律で0.2%~0.3%の手数料が発生することが一般的です。
Uniswapであればステーブルコイン同士のスワップは0.01%、その他メジャーな仮想通貨同士のスワップであれば0.05の手数料で済むので、他の取引所と比べて安く収まることが多いです。
これは流動性を提供してくれる側のリスクを踏まえて流動性プール毎に手数料が調整される仕組みになっているからです。



Uniswapのスワップはお得なので、安心して利用しましょう!
まとめ:Uniswapの使い方をマスターしよう


Uniswap(ユニスワップ)とは、主にブロックチェーンEthereumで利用されている2018年に誕生した世界初の分散型取引所です。
2023年4月24日時点では、24時間あたりの取引量ランキング1位、預け入れられている仮想通貨量(TVL)は2位となっており、多くの人に利用されている人気DEX(Decentrilized Exchange)の1つです。
UniswapV3のスワップ機能には次の4つのメリットがあります。
※読みたい所にジャンプして戻れます。
UniswapV3のステーキングには次の3つのメリットがあります。
※読みたい所にジャンプして戻れます。
元祖分散型取引所ということだけあり、他の分散型取引所より便利な機能がたくさんありますね。



是非本記事でUniswapの使い方をマスターして下さい。
Uniswapを利用するためには、メタマスクにガス代を用意しておく必要があります。
GMOコインならガス代ETH(イーサリアム)を0.05%の格安の手数料で購入でき、メタマスクへの送金手数料も完全無料なのでオススメです。


・特徴①:仮想通貨の取引手数料が安い
・特徴②:仮想通貨の送金手数料が無料
・特徴③:最短10分で口座開設できる
・特徴④:信頼と実績のGMOグループ
\ 【期間限定】仮想通貨500円分購入で1000円がもらえる/
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V3版ユニスワップの使い方・ステーキング方法を知りたい方向け!
ユニスワップのスワップのやり方を知りたい方向け!
ユニスワップV3のインパーマネントロスを知りたい方向け!
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【金融庁】仮想通貨に関する注意喚起



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