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最近ビットコイン投資って流行ってるよね・・・僕も始めてみたいんだけど、そもそもビットコインって何?しっかりどういうものか理解した上で投資を始めたい!
この記事ではこんな疑問を解決します。
- 仮想通貨・ビットコインってそもそも何?
- ビットコインの特徴と仕組み
- ビットコインに価値が生まれている理由
仮想通貨とは、国から発行されていない、独自の価値を持っているデジタル通貨のことです。


仮想通貨には様々な種類がありますが、ビットコインは最初に開発され、最も時価総額が大きい代表的な仮想通貨です。





まずは代表的な仮想通貨であるビットコインについて知り、仮想通貨についての理解を深めましょう!
ビットコインは管理者や発行者が存在せず、国や政府に縛られることがない新時代のデジタル通貨で、その優れた技術や利便性から世界中で保有者数が右肩上がりで増えています。
Coinpost「0.1BTC以上保有するビットコインアドレス数が過去最多」
将来価格が数倍・数十倍になるとも言われており、投資先としても非常に魅力的な仮想通貨です。
本記事を最後まで読むことで、ビットコインがどんな通貨なのか特徴と仕組みを理解し、本質を理解した上で投資を行うかどうか判断できるようになります!
ちなみに、2023年はビットコイン投資を始めるのに適した時期といえます。


国内で唯一自動でビットコインの積立投資ができるコインチェックで仮想通貨を始めてみて下さい。
第1回:ビットコインってそもそも何?(今ここ)
第2回:今から始めても遅くないの?
第3回:仮想通貨のリスクを知ろう
第4回:仮想通貨を実際に買ってみよう
第5回:ビットコイン以外も知ろう
第6回:仮想通貨ウォレットって何?
第7回:仮想通貨の手数料ガス代とは
第8回:分散型取引所で投資してみよう
第9回:色々な仮想通貨取引所を知ろう
第10回:仮想通貨の運用に挑戦しよう
※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。
暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
ビットコインとは?7つの特徴総まとめ表





まず最初にビットコインの特徴についてまとめてご紹介します!
こちらで全体像をざっくり掴んでみましょう。


ビットコインの特徴は、主に次の7つで説明することができます。
日本円の場合は政府・銀行が発行・管理を行っていますが、ビットコインにそのような管理者は存在しません。
取引の承認は利用者の間で行われ、新規発行はシステムに従って自動で行われます。
日本円の場合は政策により流通量が管理されており、無限に発行することもできてしまいます。
ビットコインの場合はシステムで決まった量が自動で発行されていき、2100万枚で発行が止まるため、過剰に発行されることはなく希少性が維持される仕組みになっています。
日本円に価値があるのは、日本という国自体に信頼があり日本でこの先も日本円を使って買い物ができる信じられているからです。
ビットコインの場合は技術が信頼されています。
どこの国に属している訳ではなく自律して機能しているので、唯一無二の価値があります。
ビットコインは管理者が不要な仕組みのため、通常の送金と比べると人件費や複雑なプロセスが必要ありません。
取引の手数料が安く、取引に掛かる時間もとても短いです。
ビットコインは管理者が不要ながら、そのセキュリティはとても強固で安心安全に取引ができます。
これはビットコインの基盤技術である「ブロックチェーン」という仕組みによって実現しています。
ビットコインは他の資産と比べると価格変動が大きく、大きく儲けることもできますが、大きく損してしまうこともあります。
これは仮想通貨の市場がやや未成熟であり、株のようにストップ高やストップ安がなく値動きに制限がないことが影響しています。
ビットコインはパソコンかスマホさえあれば誰でも簡単に利用できるデジタル通貨です。
地域や国境関係なく、ワンタップで誰とでも自由にビットコインの取引を行うことができます。
このように、これまでの法定通貨や他の資産とは大きく異なった性質を持っていることが分かります。



確かに全然違う!少し興味出てきたかも・・・!
ビットコインの特に押さえたい4つの特徴





特徴をざっと確認できた所で、ビットコインの魅力がよく分かる以下の4つの特徴を深堀りしてご紹介します!
※読みたい所にジャンプできます。
特徴①:管理者不要で取引が承認される
ビットコインは特定の国や管理者が通貨を発行したり、管理したりしている訳ではありません。


ビットコインの基盤技術の「ブロックチェーン」と呼ばれる仕組みに参加している世界中のコンピュータが、24時間体制で取引の承認を行い、新規発行もブロックチェーンのシステムで自動で行っているからです。
承認を行うと新しく発行されたビットコインを貰えるので、協力者達はそれをモチベーションにビットコインの取引作業を頑張っています。



ブロックチェーンの仕組みについては本記事の後半で詳しく解説しています!
法定通貨のように国家の信頼に価値が依存していたり、政策によって流通量が操作されたりすることもなく、世界中の利用者に全てが委ねれらている民主的な通貨といえます。
ブロックチェーンは世界中のコンピュータで協力して運営されているため、取引が障害によって停止したり、過去の取引履歴が紛失したりすることもありません。



管理者がいないってすごいね!銀行とかよく障害で停止しちゃうから、これはすごい便利!
特徴②:送金コストが安くて早い
仮想通貨の送金は従来の法定通貨の送金に比べてコストが安く、送金に掛かる時間が短いです。
例えば、日本円を海外に送金する場合、以下の4つの手数料で合計約4,000円の手数料が発生し、送金には3日~5日程度掛かってしまいます。


- 送金手数料:日本の銀行の手数料
- 円貨送金手数料:日本円を外貨に交換するための手数料
- 中継銀行手数料:海外の銀行との仲介を行う銀行に支払う手数料
- 受取銀行手数料:海外の送金先の銀行に支払う手数料



従来の送金方法だと多くの工程が必要になるため、手数料をたくさん支払う必要がありました。
しかし、仮想通貨の海外送金の場合、スマホワンタップで格安の手数料&短時間で送金を行うことができます。


仮想通貨の中には送金に特化した種類もあり、そういった通貨を利用すれば数円の手数料で即時送金も可能です。



こんなに違うんだ・・・仮想通貨ってただの投資先だと思ってたんだけど、ちゃんと実用的なんだね!



でもなんでこんなに仮想通貨だと安くて早いの?
仮想通貨の送金が安くて早い理由は、次の3つです。
- 送金の承認に必要な工程が他のブロックチェーン参加者の承認のみ
- 承認に必要なコストは承認者のコンピュータの電気代のみ
- 送金に特化した仮想通貨が開発されている



仮想通貨の基盤技術であるブロックチェーンは、法定通貨の送金と比べると人や設備の手間がほとんど掛かっていません。
送金に特化した仮想通貨も開発されており、国際送金でも数秒で対応できるまでに進化しています。
特徴③:価格の変動が大きい
ビットコインを含む仮想通貨は他の金融資産と比べて価格変動が大きく、上昇するときは大きく上昇し、下落するときは大きく下落しやすいという特徴があります。



確かに価格がたくさん動くイメージはあるね・・・どのくらい違うの?
最も取引量が多く価格変動が比較的少ない仮想通貨の1つであるビットコインでも、代表的な米国な株式指数と比べて2倍から3倍くらい価格変動の幅に違いがあります。
下のグラフは2021年末のビットコインと米国の代表的な株式指数ナスダックの価格を基準にした時の22年の価格変動率の推移になります。





2022年の推移を見ると、2倍程度の価格変動差があることが分かりますね!上昇するときも同じように価格変動差があります。



結構違うんだね・・・
仮想通貨の値動きが大きい理由は以下の通りです。
- 通常の取引量が少ない
- 1日あたりの値動きに上限がない(ストップ安等)
- 仮想通貨そのものと市場がまだ成長段階
仮想通貨はまだ株といった金融商品と比べるとややマイナーで、取引量も少ないものが多いです。取引量が少ない場合、個人の力が動きやすくなるため、それだけ価格が不安定になります。
また、1日あたりの値動き幅に制限がないため、市況によっては短時間で大きく上昇したり、下落したりすることがあります。
そして、仮想通貨はまだまだ歴史が短く、様々な良いイベント・悪いイベントが発生しやすいため、暴騰・暴落する頻度が比較的多いといえます。



このように仮想通貨の価格変動リスクは比較的大きいですが、投資方法を間違えなければ大きな資産を作ることができる金融資産です!
特徴④:希少性を高める発行量調整
ビットコインは、ブロックチェーンに参加している「マイナー」と呼ばれる承認者が取引の承認を行います。(私たちのパソコンでも協力できる承認作業)
承認に成功すると報酬としてビットコインを貰うことができ、これがビットコイン唯一の新規発行の仕組みであり、承認者が承認作業に協力する見返り・インセンティブです。
ビットコインの新規発行量は4年に1回半分になるタイミングがあり、この時期のこと「半減期」と呼びます。





なんで新規発行枚数を減らすの?



半減期はビットコインの希少性を高めるために行われており、半減期前後はビットコインの価格が大きく上昇する傾向があります。
ビットコインの発行上限は2100万枚となっていますが、2022年末時点で92%のビットコインが発行済みとなっています。
ビットコインの新規発行量は4年毎に減っていくため、発行上限である2100万枚に到達するのは2140年頃になる見込みです。



2140年には新規でビットコインが発行されなくなって、報酬がないから取引の承認を行ってくれる人はいなくなっちゃうの?
取引承認者の報酬となるビットコインは、ビットコインの取引を行う側からも手数料として少しだけ支払われることになるため、承認の体制に問題はありません。



ちゃんと永続する仕組みになっているんだね!
ビットコインの基盤技術:ブロックチェーン





次に、ビットコインに使われている革新的な技術「ブロックチェーン」について、次の話に沿って分かりやすくご紹介します!
※読みたい所にジャンプできます。
ブロックチェーンは仮想通貨の基盤技術
ブロックチェーンとは、ビットコインやその他の仮想通貨に使われている技術のことです。
ブロックチェーン上で行われている取引の承認作業は特定の企業や管理者が行っていません。
世界中のブロックチェーンに参加している個人・組織がコンピュータで取引の承認作業を行っています。
承認作業に参加するとビットコインを報酬を貰えるので、喜んでやる人・組織がたくさんいる訳です。



家庭用の少し良いスペックのパソコンでもこのブロックチェーンの取引承認作業に参加できてしまいます!
ブロックチェーンの取引と従来の取引の特徴を比較してみましょう。





従来のお金取引には以下のような特徴がありました。
- 特定の企業が情報を管理していて、第三者は基本見れない
- トラブルが起きると、全体に障害が発生する
- 人件費等のコストが掛かり、営業時間内のサービスのみ



ブロックチェーン技術による取引には以下のような特徴があります。
- 取引は高いセキュリティで安全であり、誰でも閲覧できる高い透明性がある
- 管理者がおらず、ブロックチェーン参加者全体で取引を承認するため、一部でトラブルが起きても影響がない
- ブロックチェーン参加者全体で仕組みを作っているため、24時間体制で取引が可能かつ格安で高速
管理者がいたことによって生じていた不都合が、ブロックチェーンを使った取引では解決していることが分かります。
その上、高速・格安・安全な取引もできるので、従来のお金の取引と比べてあらゆる点で優れているといえます。
ブロックチェーンの承認の仕組みとは



次に、ビットコインのブロックチェーンの仕組みについてざっくりイメージだけ掴んでみましょう。


ビットコインの取引が行われると、世界中のブロックチェーンに参加しているコンピューターが承認作業を行ってくれます。
承認作業を行うと報酬としてビットコインを受け取ることができますが、「ビットコイン取引の承認作業のこと」を金や銀といった希少資源を掘り当てることに由来して「マイニング」と呼ぶことがあります。



ブロックチェーンの世界の取引はこの「マイニング」によって24時間自律して安全に行われています!
ブロックチェーンで行われた取引には次の3つの重要な特徴があります。
- 行われた取引は10分毎にブロックとしてまとめられて承認されていく
- ブロックチェーンには承認された過去の取引情報が全て詰まっており、一本に結び付いている
- ブロックチェーン内の取引は過去から現在まで全て記録として誰でも閲覧が可能
最新のブロック情報に過去の取引情報が全て詰まっているという点が特に重要で、この特徴により全てのブロックが結びついており、一本のチェーンのようにつながった「ブロックチェーン」が生まれています。
例えば、過去の取引情報1点だけを不正に修正しようとしても、その後のチェーンとは整合性が取れていないため、その修正を実行することはできない仕組みになっています。



なるほど!だから「ブロックチェーン」っていうんだね!これは中々にセキュリティが頑丈そう・・・
また、ブロックチェーンは管理者のいない非中央集権的で民主的な仕組みとなっており、次のように誰でも取引の内容、承認結果等を自由にチェックできます。





すごい!これは悪いことできないね・・・!
不正が難しいセキュリティの仕組みとは



次に、ブロックチェーンのセキュリティの強固さについて、深堀りしてご紹介します。
不正を行う具体的な手口として「ブロックチェーンを意図的に分岐させ、過去取引を削除する」といった手法があります。
ブロックチェーンは取引が承認されると前のブロックに繋がっていきますが、ここで意図的に分岐させることができます。
前提として、ブロックチェーンは参加者が協力して行う民主的な取引の承認の仕組みで、常に長いチェーンが採用されるというルールがあります。



勝手に分岐させても短い方のチェーンは削除され、長い方のチェーンに再統合されていくため、基本的に問題は起きません。
しかし、分岐させたチェーンを1人で伸ばしていき、メインのチェーンより長くすることに成功した場合に問題が起きることがあります。
メインのチェーンと重複しているとみなされた取引が再統合される際に削除されることがあり、これを利用して過去の取引を狙って削除することができるのです。





しかし、こういった不正を行うことも実際は非常に難しいです。
メインのチェーンは世界中のコンピュータが承認を行い続けており、常にチェーンが先に伸び続けているからです。
個人レベルがコンピュータで承認作業を行った所で、メインのチェーンの承認速度に追いつくことがまず不可能です。
分岐させてもすぐに削除され、再統合されるだけになってしまいます。


また、チェーンが削除されてしまうと承認の報酬であるビットコインを受け取ることができず、コンピュータの電気代も掛かってしまうため、不正に挑戦する意味もありません。
不正に関与していない第三者が、不正を行うために作られた分岐チェーンの方に承認されたブロックを繋げることも考えられます。
しかし、長いチェーンを追い越せなかった場合は承認の報酬を貰うことができないため、第三者が不正にに協力する意味もありません。



上手く不正が起きない仕組みになってるんだね!



ブロックチェーンの仕組みは以下の記事でさらに詳しく解説しているので、もっと知りたい方は是非ご覧ください!
ビットコインはどうやって誕生したの?





ビットコインの特徴はなんとなく分かってきたんだけど、そもそもビットコインってどうやって生まれたの?
次に、ビットコインがどのように誕生し、どうやって世界中に普及していったのか紹介していきます。
ビットコインは匿名の人物から誕生した


ビットコインが生まれたのは2008年の11月です。
サトシ・ナカモトと呼ばれる匿名の人物が「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」というビットコインに関する論文を公表しました。



このサトシ・ナカモトと呼ばれる人物の素性は現在も一切分かっていません。
そのあと他の開発者と共同で開発が進められていき、2009年1月に最初のブロックが承認され、ビットコインの歴史がスタートしました。
同年の10月にNew Liberty Standardという匿名の組織・人物がビットコインに対して興味を持ち、取引サイトを作成するために、ビットコインを買い取りたいという話を開発者に持ちかけました。
この時5050枚のビットコインが、発行にあたって必要になった電気代5.02ドルで取引されることになりました。
これがビットコインが最初に法定通貨と交換された瞬間です。



ビットコイン1枚が0.001ドルで取引されたことになるので、今の数万ドルの価格からは信じられないですよね。
初めてビットコインの市場を作ったNew Liberty Standardの公式サイトは現在も残っており、下のリンクからアクセスすることができます。


取引サイトといっても非常に簡素なもので、New Liberty Standardに直接メールを行い、ビットコインを何枚買いたい・売りたいというオーダーを出す形でした。



こういう個人サイトが始まりなんだね!この時はビットコインの価格が1枚数百万円になるなんて想像も付かないよね・・・
ビットコインは日本の会社から普及した
2010年5月に初めてビットコインで商品の購入が行われました。


- 2010年5月18日:ラズロ氏が「1万BTCでピザを2枚買いたい」とビットコインのコミュニティに投稿する
- 2010年5月22日:数日相手にされながったが、ジェレミー氏が「パパジョンズ」でピザをカードで購入
- 2010年5月23日:ラズロ氏がジェレミー氏に1万BTCを送付
厳密にはジェレミー氏が「パパ・ジョンズ」でクレジットカードでピザを購入し、ラズロ氏の所を配達先にしているだけなので、ビットコイン決済を行っている訳ではないですが、5月22日は「ビットコイン・ピザデー」と呼ばれる仮想通貨の歴史上で有名な日となっています。



今はこんなに注目されてるビットコインも最初はこんなやり取りから始まってるんだね・・・



ラズロ氏が「ピザを購入したい」と投稿した内容は下のBitcoin Forumから確認することができます。


2010年7月には世界初のビットコイン取引所である「マウントゴックス」が日本で誕生しました。


当時にビットコインで商品やサービスを購入することはほとんど出来なかったため、実用性はありませんでしたが、興味本位や投機目的で注目を集めていきました。
その後世界中で仮想通貨の取引所が少しずつ増えていき、仮想通貨の市場規模はどんどん拡大していきました。
ビットコインは何故価値があるの?





最初は興味本位や投機目的で購入されていたビットコインですが、ここまで広く知られるようになった理由をご紹介します!
法定通貨の価値の本質は国への信頼
昔、「金本位制」という制度が導入されていた時代では物の価値は「金(Gold)」によって裏付けられており、金に対して信頼を置いていました。
金本位制とは
1816年に英国で始まった金を通貨の価値基準とする制度。各国の中央銀行が発行した紙幣と同額の金を保有し、いつでも相互に交換することを保証する。19世紀から20世紀の初めにかけて世界で取り入れられていたが、1929年の世界恐慌以降、相次いで廃止。金の保有量とは関係なく中央銀行の管理の下、自国の経済に見合った貨幣を発行する管理通貨制度に移行した。
野村證券 用語解説集
- 地球上に存在する量が決まっている(人口的に作り出せない)
- 錆びにくく、耐久性がある
- 美しい
しかし、同額の金を保有していないと通貨を発行できない仕組みは、戦争や不況といった不安定な経済状況の中では上手く機能しませんでした。
現代では金融緩和として金利を下げ、国が銀行に低金利で紙幣を貸し付け、マネーサプライ(紙幣の流通総量)を増やして投資や支出を促すといった政策が行われたりしますが、金本位制の中ではこのような政策は取ることができません。
また、そもそも地球上の金の総量は決まっているため、各国の価値を自由に表現することも難しいです。



こうして段々と「金」という裏付けなしに自国の価値を高めていくことが主流になってきました。
金本位性の次に台頭したのが現在の「通貨管理制度」です。
この通貨管理制度の中で、紙幣の価値の裏付けとなっている金ではなく「国への信頼」です。
国がこの紙幣は1万円の価値があると最初に決めつけ、国民がそれを信じることによってこの制度は成立しています。



戦争で負けてしまったり、混乱で無政府状態になってしまったり、国の信頼が失われてしまうと通貨の価値は暴落してしまうでしょう。



日本っていう国がしっかり成立してるから、ぼくたちの持っている日本円には価値が付いているんだね!
ビットコインの価値の本質は技術の信頼
ビットコインに投資を行っている人はビットコインの何を信頼し、価値を見出しているのでしょうか。



ビットコインの信頼の本質は、本記事で解説したような特徴です。
- 管理者がいなくても回る承認システム
- 希少性が維持される新規自動システム
- 送金時間が短く、送金コストも安い
- 不正を行うことができない強固なセキュリティ
- 世界中で使える新時代のデジタル通貨



誰に管理される訳でもなく、自律して仕組みが成立してるんだよね!
現代は戦争や病気など、国家を常に不景気や自然の脅威に脅かされており、100%の未来が保証されている所はどこにもありません。
そんな中で特定の国家・管理者に属さず、自律して機能するデジタル通貨「ビットコイン」は注目され、価値が見出され、投資先として非常に注目されているといえます。
最初は興味本位・投機目的で購入されていたビットコインですが、2021年6月には中央アメリカ中部に位置する国「エルサルバドル」ではビットコインを法定通貨とする法案が可決されるまでに至っています。
▶朝日新聞DIGITAL「ビットコインが法定通貨へ エルサルバドルで世界初採用」



今まで通貨は国に信頼が置かれてたけど、ビットコインは技術自体に信頼が置かれているんだね!どこの国にも属さないけど信頼されてるってかっこいいかも!
まとめ:ビットコインは新時代の電子通貨


ビットコインは国や政府に縛られていない新時代のデジタル通貨となっており、以下のような特徴がありました。


現在のGoogleやAmazonといった巨大プラットフォーマー企業が市場を独占しているような時代はWeb2.0と呼ばれていますが、これからは管理者がいない分散型のWeb3.0時代に突入するといわれています。
特に発行主体・管理者がいないという点はこれからのWeb3.0と呼ばれる時代において非常に重要です。


これからビットコインはこれからのWeb3.0時代でさらに普及していき、その需要はどんどん増していきます。
将来性は十分期待できるので、是非ビットコインの積立投資から始めてみてください。



国内で唯一ビットコインの自動積立ができるコインチェックが最初の取引所としてオススメです!
こちらの記事で仮想通貨の始め方を初心者向けに詳しく解説しています!
第1回:ビットコインってそもそも何?(今ここ)
第2回:今から始めても遅くないの?
第3回:仮想通貨のリスクを知ろう
第4回:仮想通貨を実際に買ってみよう
第5回:ビットコイン以外も知ろう
第6回:仮想通貨ウォレットって何?
第7回:仮想通貨の手数料ガス代とは
第8回:分散型取引所で投資してみよう
第9回:色々な仮想通貨取引所を知ろう
第10回:仮想通貨の運用に挑戦しよう
【9月更新】口座開設キャンペーン一覧
【金融庁】仮想通貨に関する注意喚起



仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。
消費者庁の「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」のYoutube視聴もおすすめです。
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