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仮想通貨投資を始めてみたいんだけど、「仮想通貨は危ない」っていう声をよく聞くんだよね・・・なんとなく危なそうなイメージがあるんだけど、どういう理由なのかな?
この記事ではこんな方の疑問を解決します。
- 「仮想通貨は危ない」と言われる3つの理由
- それでも仮想通貨に投資するメリットとは
- 仮想通貨投資のリスクを減らす方法
仮想通貨は以下の3つの理由から危ないと言われることがあります。
- 価格変動が大きい
- 暴落するリスクがある
- 資産を盗まれる事例がある
しかし、次のことを意識することで仮想通貨のリスクは十分回避できます。
- 長期目線で仮想通貨投資を行う
- ドルコスト平均法で積立投資する
- 損切りラインを決めて投資する
- 余裕資産で少額投資する
- リカバリーフレーズを教えない
- 不当な電子署名にサインしない



ビットコインは将来1枚1億円になるという有名な予測もあり、リスクだけを気にして投資しないのは勿体ないです!
この記事を最後まで読むことで、仮想通貨投資のリスクが分かり、その対策方法を理解した上で、正しいやり方で仮想通貨投資を始めることができるようになります。
第1回:ビットコインってそもそも何?
第2回:今から始めても遅くないの?
第3回:仮想通貨のリスクを知ろう(今ここ)
第4回:仮想通貨を実際に買ってみよう
第5回:ビットコイン以外も知ろう
第6回:仮想通貨ウォレットって何?
第7回:仮想通貨の手数料ガス代とは
第8回:分散型取引所で投資してみよう
第9回:色々な仮想通貨取引所を知ろう
第10回:仮想通貨の運用に挑戦しよう
※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。
暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
仮想通貨が危ない理由①:価格変動が大きい


「仮想通貨が危ない」と言われる理由の1つ目は、他の金融商品と比べて価格変動が大きいことです。
価格変動が比較的少ない仮想通貨の1つであるビットコインでも、代表的な米国な株式指数と比べて2倍から3倍ほど価格変動の幅に違いがあると言われています。
下のグラフは2021年末のビットコインとナスダックの価格を基準にした時の22年の価格変動率の推移になります。





このグラフを見ると、ビットコインとナスダックでは価格の変動の大きさが最大2倍異なることが分かります。
ちなみに、仮想通貨については株とは別の値動きをする、相関関係がないと考えられていたこともありましたが、2022年は株と高い相関があり、仮想通貨の価格予測もしばしば株式市場の予測をもとに行われることが多いです。
最近は株式と仮想通貨は投資家からは同じリスク資産という扱いになってきており、値動きは概ね連動するという見方が一般的です。
下のグラフは2021年末のビットコインとS&P500の価格を基準にした時の22年の価格変動率の推移になります。





このグラフを見ると、ビットコインとS&P500では価格の変動の大きさが約3倍異なることが分かります。



本当だ!こんなに価格の動きが大きいんだったらそれは危ないって言われるよね・・・
上の例では仮想通貨の価格が下落しているときですが、価格が上昇するときも同様に他の資産と比べて大きく上昇します。
このように仮想通貨は大きく儲かることもある一方で、大きな損失となってしまうこともあることから「仮想通貨は危ない」と言われることがあります。
この価格変動リスクについては、本記事後半で解説する「積立投資」を行うことでリスクを十分抑えることができます。
仮想通貨が危ない理由②:暴落するリスク


「仮想通貨は危ない」と言われる理由の2つ目は、暴落するリスクがあるということです。



仮想通貨の暴落に影響する、次の代表的な3つのリスクについて紹介していきます!
※読みたい所にジャンプできます。
①信用リスクによる暴落
仮想通貨の基盤技術である「ブロックチェーン」には不正に入出金を行ったり、過去の取引データを改ざんすることができないという優れた特徴があります。
しかし、裏を返せばこのブロックチェーンのセキュリティが突破されてしまうと価値の根幹が揺らいでしまうため、常に通貨としての「信用リスク」に晒されていると言えます。





残念ながら過去にブロックチェーンの仕組みの裏をついて不正に入出金を行った例がいくつか存在します。
2018年5月17日モナコイン(MONA)と呼ばれる仮想通貨で、1500万円相当のモナコインを残高を減らさずに別の通貨に換金したという事件が発生しました。
この事件をきっかけにモナコインは長く下落し続けました。


この当時は仮想通貨全体の地合いが少し悪かったためその影響も一部はありますが、明らかにモナコインは他の仮想通貨と比べて下落率が大きくなりました。



株でもその会社の信用が落ちたら株価は下がるだろうし、これは仮想通貨でも一緒なんだね・・・
このように、仮想通貨の価値の裏付けである優れたセキュリティが破られてしまうと、その仮想通貨の価値は大きく下落してしまうため、こういった理由からも「仮想通貨は危ない」と言われています。
②世界的なリスクオフ傾向による暴落
暴落リスクの2つ目は、株・仮想通貨といったリスクがある資産の価値は、投資家の心理がリスクオフの傾向になると下落してしまうことです。





難しい・・・「リスクオフ」ってなんのこと?



以下のような投資家の心理状態のことをリスクオン・リスクオフと言います。
- リスクオン:投資家がリスクの高い資産に投資をしたいと思う状態のこと
- リスクオフ:投資家がリスクの低い資産に投資をしたいと思う状態のこと
リスクオンとリスクオフは以下の要因によって変化します。
- 不景気:企業は業績が上がらず、先行きが不透明になり、株のようなリスク資産の価値は下落します。
- 戦争・疫病:世界全体に悪い影響を与えるため、株といったリスクのある資産の価値は下落します。
- 金融引き締め:銀行の貸出しの利上げを行い、企業が借入れを行い投資をすることを難しくします。



世界全体が良くない方向に進んでいるときや過熱気味の景気が抑え込まれる時、投資家はリスクを避けるようになります。
- 好景気:企業の業績が上がり、将来に期待が持てるようになり、株のようなリスク資産の価値は上昇します。
- 戦争・疫病等の不安解消:世界全体に良い影響を与えるため、株のようなリスク資産の価値は上昇します。
- 金融緩和:銀行の貸出しの利下げを行い、企業が借入れを行い投資をしやすくなります。



世界全体が良い方向に進んでいると、投資家はリスクを積極的にとるようになります。
例えば、2022年は戦争・疫病・インフレを抑えるための米ドル利上げにより、世界的なリスクオフ傾向となったため、株・仮想通貨のようなリスク資産の価値が下落しました。
このように仮想通貨は仮想通貨自体の値動きや技術の価値とは関係なく、世界経済の動向に左右されて価格が大きく変動することから「仮想通貨は危ない」と言われます。



どこの国にも属さないのが仮想通貨の良いところだから、こういう要因に影響されちゃうのはちょっと残念だね・・・



世界的にリスクオフ傾向になっている時は投資する金額を控えめにしたり、積立投資を行ってリスクを押さえるのがお勧めです!
③カントリーリスクによる暴落
3つ目は、国・地域における法規制などによって仮想通貨の取引が規制される「カントリーリスク」による暴落です。





下の地図は世界各国の仮想通貨の法規制状況を色別に示したものです。


赤色は全面的に仮想通貨を禁止、オレンジ色は一部規制、緑色は基本的に許可されている国・地域となります。
中国の規制が最も厳しく、2017年にはICO(仮想通貨を新たに発行して資金調達を行うこと)の禁止、2021年には仮想通貨取引とビットコインのマイニングを以下の理由で全面的に禁止しました。
- 仮想通貨は法定通貨と並ぶ価値はない
- 資本流出を防ぐ
- 秩序を乱すマネーロンダリングを規制
- デジタル人民元の枷になる



確かに仮想通貨の法規制の話は良くニュースで見るよね・・・
中国の仮想通貨取引の禁止が発表された2021年9月24日はビットコインの価格が一時的に約10%下落しました。


このように仮想通貨はそれ自体の価値とは無関係に、各国の政治により規制・禁止されることがあるため「仮想通貨は危ない」と言われることがあります。



確かに仮想通貨の取引がいきなり禁止されたらどうしよう・・・これは危ないかも!
仮想通貨が危ない理由③:資産を盗まれる


仮想通貨は危ないと言われる理由の3つ目は、ハッキングや詐欺サイトで資産を盗まれる可能性があるということです。
ハッキングの手口は様々ですが、大きく分けて次の2つのパターンで仮想通貨は盗まれてしまうことがあります。
ウォレットから資産を盗まれるケース



購入した仮想通貨には大きく分けて2つの管理方法があります。
- 仮想通貨ウォレットに保管する(例:メタマスク)
- 仮想通貨取引所に保管する(例:コインチェック)
まず、仮想通貨は「ウォレット」と呼ばれる自分専用の仮想通貨の財布に保管することができます。
ウォレットに仮想通貨を保管することで、様々なサイトに自分のウォレットを接続し、日本の取引所では購入することができない仮想通貨を購入したり、NFTゲームやブロックチェーンゲームで遊んだりすることもできます。
しかし、ウォレットの接続先のサイトの中には詐欺サイトのようなものが存在し、誤って接続すると資産が盗まれしまうことがあります。


仮想通貨は特に自分のウォレットで保管する場合、こういった被害は全て自己責任となってしまい、誰も補償してくれないため「仮想通貨は危ない」と言われることがあります。



仮想通貨ウォレットから資産が盗まれてしまうリスクについては、以下の2つを意識するだけで完璧に回避できます!
- ウォレットのリカバリーフレーズを教えない
- 不当な電子署名にサインしない
取引所から資産を盗まれるケース
仮想通貨は取引所で購入すると最初は、取引所の保管アドレスに保管されます。
仮想通貨をコインチェックといった会社が運営する取引所に預けている場合でも、ハッキングで仮想通貨が盗まれてしまうことがあります。


保管アドレスは、取引所側で管理する「秘密鍵」と呼ばれるマスターキーによってセキュリティが保たれています。
そして、預けた仮想通貨は厳密には一時的に取引所側の「預かり資産」という扱いになり、その気になれば取引所側で自由に入出金できる状況になっています。
この秘密鍵が悪意を持ったハッカーのハッキングによって盗まれてしまうと、私たちが預けている仮想通貨はハッカーによって全て盗まれてしまうことになります。



滅多に起こることではありませんが、取引所側でのセキュリティ状況に依ってしまうので、こちらでは対策することが難しいです。
なるべく信頼と実績がある取引所を利用するようにしましょう。
このように仮想通貨は他の金融資産と比べるとハッキングや詐欺の被害がやや起きやすい状況にあるため「仮想通貨は危ない」と言われることがあります。



企業のサービスを利用してても盗まれてしまうことがあるんだね・・・
それでも仮想通貨に投資するメリットとは


ここまで仮想通貨投資についてネガティブな見方をしてきましたが、メリットの方がずっと大きいのが仮想通貨です。
価値が今後大きく上昇する可能性がある
仮想通貨は他の資産と比べて価格変動が大きく、将来の価値が何倍・何十倍になる可能性があります。



ビットコインの「ストックフローモデル」と「半減期」の2つの観点から、ビットコインの将来性についてご紹介します!
ストックフローモデルによる価格予想


例えば、ビットコイン・仮想通貨界隈で非常に有名なインフルエンサーであるPlanBさん(@100trillionUSD)は、ビットコインの価格は2025年に「1BTC=1億円」になる、2019年の3月にMediumでこのように発信しました。
▶Modeling Bitcoin Value with Scarcity(Medium)
日本語訳すると「希少性に基づくビットコインの価格モデル」となり、ストックフローモデルと呼ばれることが多いです。



この大胆な価格要素について当時様々なメディアで取り上げられ、現在でもビットコインの将来価格予想で度々登場する一説となっています!
この「1BTC=1億円」という価格予想は、金(Gold)や銀(Silver)といった希少性の高い鉱物資源の価格予想で使用される「ストックフローモデル」に従って計算されたものです。



「1BTC=1億円」っていうのはすごいね!僕は1BTC=300万円くらいで買ったから30倍以上!これはリスクに見合う価値があるかも・・・
勿論、1人の個人が考えた仮説に過ぎませんが、ビットコインの価格は長期的に見ると上昇していくという見方をしている投資家が大多数です。
ビットコインの半減期による価格上昇
ビットコインには「半減期」と呼ばれる4年に一度オリンピックイヤーの年に起きる新規発行枚数の調整時期があり、このタイミングで仮想通貨の価格は大きく上昇すると言われています。


「半減期」とは4年毎に訪れるマイニングの報酬量が半分になる時期のことを言います。



ビットコインの新規発行量を調整し、過剰に通貨が発行されてしまうのとを防ぎ、希少性・価値を維持する仕組みです。
先程紹介したストックフローモデルの価格予測である1億円もこの半減期を考慮して計算されたものです。
ビットコインの送金等の取引の承認は特定の管理者が行っている訳ではなく、ブロックチェーンに参加している全てのコンピュータが同時に承認作業を行っており、取引の承認を実際に成功させた1つのコンピュータがマイニング報酬としてビットコイン獲得できます。
このマイニング報酬がビットコインが新規に発行される唯一の機会となっており、「半減期」ではこのマイニング報酬量が半分になります。
下のグラフはビットコイン(ドル建て)の価格推移と過去の半減期の実施時期を表したものになります。





半減期後はビットコイン価格が大きく上昇していることが分かります。
実際の価格の動きには半減期以外の多くの要素が複雑に影響するため、次の半減期後に価格が上昇するかは勿論誰にも分かりません。
しかし、ビットコインの価値が高まる1つの大きな要因となっているといえます。



これはすごい!次の半減期も期待できそう!
Web3.0の最先端に触れることができる
仮想通貨を購入することで、購入した仮想通貨を支払ってNFTを購入できるようになり、NFT投資やNFTゲームを楽しむことができます。
- NFTは非代替性トークンの略で、他に替えが利かないデータ
- ブロックチェーンの技術により、データの所有権が明確になり唯一無二
- データの所有権が明確になることにより、データに価値が生まれた
仮想通貨に使われている基盤技術であるブロックチェーンによりデジタルデータに所有の概念が生まれ、その結果データに価値が付くようになりました。



例えば、下の画像はCryptopunks(クリプトパンクス)と呼ばれるNFTですが、数億円・数十億円で取引されています。


ただ自分の好きなNFTをコレクションしてもいいですし、これから価値が上がりそうなNFTに投資しても良いです。
また購入したNFTを実際にキャラクターやアイテムとして遊ぶことができるNFTゲームといったゲームもあります。



NFTゲームはただ遊ぶだけでなく、お金を稼ぐことができます!
NFTや仮想通貨を使ったサービス・エンタメは今後どんどん普及していくと考えられており、全ての入り口は仮想通貨の購入です。
価格変動のリスクを抑える4つ方法


次にこれまでに挙げた仮想通貨のリスクを抑える方法を4つご紹介していきます。
※読みたい所にジャンプできます。
①長期目線で仮想通貨投資を行う
仮想通貨は将来的に何倍・何十倍になる可能性がある資産となっています。
しかし、これは長期的に見た場合であり、短期的には大きく下落してしまうことも考えられますが、先述したように最低でも半減期が起きるオリンピックイヤーまでは売らずに仮想通貨を持ち続ける必要があります。



短期の変動に惑わされちゃいけないんだね・・・!





多くの人が仮想通貨投資で失敗してしまう理由は、短期の価格変動で慌てて売ってしまい、損失を出したまま投資を止めてしまうからです。
仮想通貨はそんな荒れた相場の中で生き残った人が大きく勝てる投資と言えます。
できるだけ長いスパンで仮想通貨投資を行い、短期で自分の投資パフォーマンスの判断をしないようにしましょう。
②ドルコスト平均法で積立投資する
ドルコスト平均法は伝統的な投資手法の1つで、以下のイメージ図のように一定期間毎に同じ金額で仮想通貨を積立投資していくことを言います。





仮想通貨の相場は乱高下することが多く、プロでもどこか高値でどこか安値かを見極めることは難しいです。
しかし、このように一定間隔で同じ金額だけ仮想通貨を購入することで取得単価を平準化させることができ、価格変動リスクを抑えることができます。
以下がドルコスト平均法のメリットです。
- 長期で続けることで価格が平準化され、負けにくくなる
- 投資を始めるタイミングを悩む必要がない
- 価格変動で精神をすり減らす必要がない
- 自動で積み立てる設定にすれば投資に手間が掛からない



なるほど!これは仮想通貨初心者にも出来そうな投資方法だね!
以下がドルコスト平均法のデメリットです。
- 価格が平準化されるため、大きく稼ぐことはできない
- 自動積立の場合、手数料が少し掛かることがある
大きく稼ぐことはできませんが、負けにくく難しいことを考えずに楽に投資できるため、ドルコスト平均法は仮想通貨初心者にオススメの投資方法となっています。
以下が自動で積立投資をする機能がある仮想通貨の取引所になります。
③損切りラインを決めて投資する
「損切り」とは投資用語で、損失を抑える目的であらかじめ売ってもいい価格を決めておき、その価格まで仮想通貨の価格が落ちた時にその価格で自動で売却することを言います。





このように自分で許容できる損失をあらかじめ決めて、損切りラインを設けることで仮想通貨が暴落したときの損失を抑えることができます。
しかし、先述のように仮想通貨(特にビットコイン)は長期的なスパンで見ると価格が上昇していくという考え方が主流です。
短期的な下落に惑わされないためにも、損切りよりは追加で積み立てることで平均購入単価を薄めていくことが初心者には最善な投資戦略ともいえます。



積立投資をやるって決めたなら、多少下がっても続けるべきだよね・・・
この損切りの設定は全ての仮想通貨の取引所で出来る訳ではなく、以下の「逆指値(STOP注文)」の機能がある仮想通貨取引所を利用する必要があります。
④余裕資産で少額投資する
特にまだ仮想通貨投資に慣れていないうちは、余裕資産で少額だけ投資することがなにより重要です。
実際に仮想通貨投資をある程度の期間経験してみないと、どれだけ理解した気になっても分からないことも実際は多いです。



例えば下のようなことは、仮想通貨投資をしていく中で徐々に分かっていき、自分の中の投資スタイルも変わっていくものです。
- 仮想通貨の価格の動き方
- 自分が値動きによってどの程度動揺したり、精神を消耗するか
- 有名なビットコイン以外のどんな銘柄に興味がでるか
- どういった戦略で仮想通貨投資をするか
最初は少額から始め、少しずつ投資額を増やしていけば失敗する可能性は大きく減ります。
最大でも最初は自分の資産のうち5%ぐらいがオススメです。(資産100万円なら最大5万円分仮想通貨を買う)
このぐらいであればゼロになっても本業等で十分補うことは可能ですし、他の投資で挽回することもできます。



初心者ならなおさら少額で始めるべきだよね・・・
慣れてきたら少しずつ増やしていこう!
資産が盗まれるリスクを回避する2つの方法


資産が盗まれてしまう経路は、自分の持っている「仮想通貨ウォレット」か利用している「取引所」のどちらかです。
取引所の場合は企業側でセキュリティ強化に努めているので自分で対策することは難しいですが、自分のウォレットであれば次の2つのことを意識するだけで盗難被害を完全に防げます。
対策①:リカバリーフレーズを教えない
ウォレットにはリカバリーフレーズと呼ばれる大切なパスワードのようなものが存在しますが、このリカバリーフレーズを人に教えないというのが最も重要な対策です。



リカバリーフレーズがあると、ウォレットを誤って削除してしまっても簡単に呼び戻せます!
逆に、これを盗まれてしまうと他の人に自由にウォレットが復元されてしまい、資産も全て盗まれてしまいます。
メタマスクをインストールする際、12個の英単語をリカバリーシードフレーズとしてメモして大切に保管します。


このフレーズはメタマスクを誤って削除した際や他のブラウザでも使用したい際、復元させるために使用します。
このシードフレーズが盗まれると、盗んだ人があなたのウォレットを勝手に復元できることになり、全ての資産が盗まれてしまいます。
上記以外の場面で入力を求められた際は全て詐欺なので、絶対に入力しないでください。
仮想通貨初心者の場合、安易にこのパスワードを教えてしまい、ウォレットの中身を盗まれてしまうという事例が多いです。



リカバリーシードフレーズの入力を求められたら、詐欺師か詐欺サイトであることを必ず疑って下さい。
対策②:不当な電子署名にサインしない
メタマスクを詐欺サイトに接続すると、以下のような「SET APPROVAL FOR ALL」の電子署名を求められることがあります。


「SET APPROVAL FOR ALL」への署名はイーサリアム上のルールで「特定のアドレスに全ての資産の譲渡を許可する」ことに対して署名することを意味しています。
この署名にサイトするとあなたの資産が盗まれてしまいます。
仮想通貨初心者がよく分からずにサインをしてしまい、資産を盗まれてしまう事例が多いです。



「全ての資産を譲渡する許可」を通常の利用の範囲で署名することはないので、この表示が出たらまず詐欺を疑って下さい。



この2つさえ覚えておけば、ウォレットのセキュリティは問題なさそうだね!
まとめ:リスクを理解して投資を始めよう


本記事では仮想通貨が危ないと言われる3つの理由について紹介してきました。
※読みたい所にジャンプして戻れます。
3つ目の盗難リスクについては次の2つのことを意識することで回避できます。
※読みたい所にジャンプして戻れます。
1つ目と2つ目のリスクに関しては、以下の方法でリスクを抑えることができます。
※読みたい所にジャンプして戻れます。
この中でも本記事で紹介した積立投資は特に有効です。
積立投資のメリット | 積立投資の | デメリット
---|---|
購入する時期を気にする必要がない 購入する金額を気にする必要がない リスクが低い分散投資ができる 自動で投資できる | 短期で大勝ちはできない 手数料が少し発生することがある |
大勝ち出来る可能性は低いですが、仮想通貨の値動きリスクを抑えて投資を行うことができ、全て自動でテクニックが必要ないことから、仮想通貨未経験者には最もオススメできる投資手法です。
次の半減期は2024年4月なので、2024年~2025年まで積立投資を継続すれば資産が何倍・何十倍になることもあるでしょう。


仮想通貨取引所コインチェックは国内の取引所で唯一仮想通貨の完全自動積立ができます。



まずはリスクを抑えてビットコインの積立投資から始めてみて下さい!
第1回:ビットコインってそもそも何?
第2回:今から始めても遅くないの?
第3回:仮想通貨のリスクを知ろう(今ここ)
第4回:仮想通貨を実際に買ってみよう
第5回:ビットコイン以外も知ろう
第6回:仮想通貨ウォレットって何?
第7回:仮想通貨の手数料ガス代とは
第8回:分散型取引所で投資してみよう
第9回:色々な仮想通貨取引所を知ろう
第10回:仮想通貨の運用に挑戦しよう
【9月更新】口座開設キャンペーン一覧
【金融庁】仮想通貨に関する注意喚起



仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。
消費者庁の「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」のYoutube視聴もおすすめです。
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