- ミームコインの意味と特徴
- おすすめのミームコインランキング一覧
- 億り人を狙えるミームコインの見つけ方
- おすすめのミームコインの買い方
- 価格変動が大きい原理の理論的な理由
ミームコインとは、インターネット流行になっている面白ネタ(ミーム、meme)などを元に作られた仮想通貨のことです。

価格変動が非常に大きく、低価格帯で仕込めると数万倍の利益を出せる可能性があります。
2023年5月にはPEPE(ペペ)と呼ばれるミームコインを263ドルで購入した匿名トレーダーが、380万ドル(約5億円)の利益を上げました。
Coindeskjapan「ぺぺコイン、数万円で約5億円の利益──500万%の上昇」
本記事を最後まで読むことで、億り人を狙えるミームコインを見つける方法とその買い方が体系的に分かります。

本記事後半では数学的にミームコインの価格変動が大きい理由について解説しているので、理論的に仕組みを理解したい方は是非ご覧下さい!
ミームコインとはネタを元に発行された通貨


ミームコインとは、インターネット流行になっている面白ネタ(ミーム、meme)などを元に作られた仮想通貨のことです。
ただのネタ・ジョークとして発行されているものが大半ですが、発行まもないタイミングで仕込むことで大きな利益を出せることもあり、投機の対象として人気の仮想通貨です。



代表的なのは、2021年に価格が大きく高騰したドージコイン(DOGE Coin)です。イーロンマスク氏が度々言及し、話題になっています。
ドージコインは、2013人に4chanなどの人気サイトで流行したネットミーム「ドージ(DOGE)」を元に発行されたミームコインです。
Dogeとは、日本のブロガーの愛犬かぼすちゃんのことで、Dogのスペルをわざと誤ったものです。



日本で「ねこ」のことを「ぬこ」と呼んだりするのと同じ感覚ですね。
この何とも言えない表情の画像に面白い単語を載せるネットミームが流行りました。


2013年にドージコインが誕生しましたが、開発の理由は「面白いから」でした。
ビットコインやリップルといった金融面での課題解決といった理念は当然なく、ただのおふざけで発行され、ネット上のミームイラストへのチップとして利用される程度でした。
このコインが次第に投機の目的として利用されるようになり、イーロン・マスクに注目されるまでに至っています。
ミームコインは草コインと呼ばれることもあり、この2つは同じ意味の言葉です。
ちなみに、草コインの由来は笑ってしまうほど(草が生えるほど)価値が低いコインであることと、ミームコインの英語shit coinを直訳した糞コインが派生して草コインになったという2つの説があります。
特徴①:プロジェクトは基本的に無価値
ミームコインには基本的に何の意味もないという特徴があります。
時価総額が大きいメジャーな仮想通貨はその仮想通貨自体に使い道があったり、仮想通貨を発行している組織・企業自体に価値があったりします。
ミームコインはプロジェクトの内容が薄く、バイナンスやバイビットといった中央集権取引所には審査が通らずに上場できないものが大半です。



主に審査が不要な分散型取引所に上場し、取引されています。
簡単に仮想通貨の運用ができるイールドファーミングの1種の流動性マイニングに関しても、パンケーキスワップといった審査が必要な取引所では基本的に行うことができません。
特徴②:1円以下で買えるものが多い
ミームコインは発行量に制限がなく、流通量も多いため、1枚あたりの価格が安く、1円以下で買えるものが多いという特徴があります。
例えば、仮想通貨Pepeは2023年5月に暴騰してたくさんの億り人を誕生させたミームコインですが、総供給量は約420兆枚となっており、2023年5月12日の時点で1枚の価格は0.0002154円です。


ミームコインの走りであるドージコインは元々資産としては考えられておらず、チップとしてみんなに気軽に利用してもらう目的で発行されており、簡単に誰でも所有できるようにしていたため、その流れが今も続いています。
特徴③:価格変動が非常に大きい
ミームコインは価格の変動が非常に大きいという特徴があります。



2023年5月にはミームコインPEPE(ペペ)が数万倍値上がりし、多くの億り人を誕生させました。
Coindeskjapan「ぺぺコイン、数万円で約5億円の利益──500万%の上昇」


価格変動が大きい理由は次の2つです。
- 売り抜けが前提で取引されている
- 分散型取引所で提供されている流動性量が少ない
1点目は、ミームコインを長期的に保有する目的で購入する人はおらず、1カ月未満の短期で売り抜けを前提にトレードを行うのが基本のため、大量の資金が出し入れされやすいということです。
2点目は、分散型取引所で用意されている市場(流動性)が小さいことが多く、少額のトレードで価格が大きく変動するような価格決定の仕組み(AMM,Automated Market Makers)になっているからです。
中央集権取引所でイメージすると、取引板が薄いにも関わらず、突然大量の取引が流れ込んでくるイメージです。



確かにそれは大きく価格が動くよね・・・



流動性の提供量が少ないと、ミームコインの価格変動が大きくなる理由は本記事後半で数学的に解説しているので、理論的に仕組みを理解したい方は是非ご覧下さい!
巻末参考:ミームコインの価格変動が大きい理由をAMMの観点から理論的に解説
特徴④:投機目的で利用される
ミームコインは投資目的ではなく、単に利益を稼ぐためだけの投機目的で利用されることが大半という特徴があります。
DOGEコインのようにチップや寄付で使用されたり、実用的な用途があるミームコインは稀で、大半のミームコインは利益を得る目的でのみ取引されます。
プロジェクト内容を掴んで投機先を決める意味はなく、とにかくトレンドを掴んで上手にトレードを行う必要があります。



本記事で有料級のミームコインのトレンドを掴む方法について解説しているので、是非参考にして下さい!
今トレンドのミームコインのランキング一覧


後半で過去にトレンドになったミームコインについて紹介していますが、本記事では最新のトレンドのミームコイン一覧を自分で調べる方法について解説していきます。



本記事の作成時点でトレンドのミームコインのランキング紹介しても、あなたがこの記事を読むときには既にトレンドのミームコインではないからです!
トレンドのミームコインのランキング一覧は、DEXTools(デックスツール)を使うと簡単に確認できます。
DEXToolsとは、分散型取引所で取り扱われている銘柄のデータが収集されているサイトです。簡単にチャートを確認したり、今トレンドの仮想通貨を確認したりできます。


画面の見方は次の通りです。


左下のHot pairs(今熱いミームコイン)で、現在のミームコインのトレンドがランキング一覧で表示されます。
アクセスの多い仮想通貨が集計されているので、今一番注目されている仮想通貨をチェックできます。



Twitter等のSNSでトレンドで流れてくるミームコインがDEXToolsのランキングで上がっているはずです。
Coinmarketcapでも次の観点でミームコインのランキングを一覧で表示できます。
- 価格変動(直近1時間・24時間・7日間)
- 時価総額
- 取引金額(24時間)


しかし、こちらでは時価総額、取引量といった金額で測れる観点でランキング化しているため、既にある程度値上がりしているミームコインしか上位に表示されないので注意しましょう。



基本はDEXToolsがおすすめです!
【有料級】おすすめミームコインの見つけ方
後半で過去話題になったミームコインを載せていますが、本記事では基本的におすすめのミームコインの「見つけ方」を重点的に解説していきます。
本記事作成時点でおすすめのミームコインを紹介しても、あなたがこの記事を読むときにおすすめできるミームコインである可能性は低いからです。



ミームコインのトレンドを自分で調べられるようになりましょう!
億り人を狙えるミームコインの見つけ方は次の通りです。
大まかな流れとしては、まずは今後爆上げを期待できるミームコインに目星を付け、最低限のプロジェクトリサーチを行った後に仕組み上の安全度を測るようなイメージです。



順番に解説していきます!
①DEXTools or DeBankで目星を付ける
爆益を狙えるミームコインを見つける方法は、今既にトレンドのミームコインを見つける方法と、これから爆上がりする億り人を狙える方法の2つに分かれます。
- 見つけ方①:DEXToolsで今トレンドのミームコインを調べる
- 見つけ方②:Twitter等のSNSで今トレンドのミームコインを調べる



この方法の場合、トレンドに乗っかる形になるので、手堅く数倍~数十倍の利益を狙うことになります。
- 手順①:Lookonchain等でスマートマネーを見つける
- 手順②:DeBankでポジション・トレード実績を覗き見る



この方法の場合、トレンドが来る前のミームコインに手を付けることになるので、確率は低いですが、億り人が狙えます。
今トレンドになっているミームコインの見つけ方
今トレンドになっているミームコインは、DEXToolsと呼ばれる今トレンドになっているミームコインが一覧表示されるツールでチェックするか、Twitter等のSNSで調べます。
DEXToolsとは、分散型取引所で取り扱われている銘柄のデータが収集されているサイトです。簡単にチャートを確認したり、今トレンドの仮想通貨を確認したりできます。
一通りの画面の見方は次の通りです。


Hot pairsで今もっとも投資家に注目されている(チャートを確認されている)銘柄が表示されており、今投資家が注目している仮想通貨をリアルタイムで確認できます。
各銘柄を選択すると、チャート画面を表示できます。
このHot pairsで表示されている仮想通貨が、今トレンドのミームコインです。



価格が暴騰していたり、暴落していたりするのが分かるね!



同時にTwitterでも確認しましょう。
「草コイン」等で検索すれば今トレンドになっているミームコインが分かります。
ここで紹介したやり方は既にトレンドになっているミームコインを探す方法なので、既に価格はある程度上がりきってしまっている場合も多いです。
これから爆益を狙えるミームコインの見つけ方
これから爆益を狙う場合は、まったく話題になっていない有望なミームコインを見つける必要があります。



オススメに見つけ方は「スマートマネー」の動きを追うことです!
仮想通貨界隈で使われる「スマートマネー」とは、大量に資金で優位に取引を行っている投資家やその資金のことを指す言葉です。
ミームコインの取引は全てブロックチェーンに記録されているため、現在の億り人が過去にどんなミームコインを買っており、現在どんなミームコインを仕込んでいるかは簡単にのぞき見ることができます。



なるほど!既に成功した人のトレードを参考にすればいいんだ!



Etherscanやbscscan等のエクスプローラーサイトから自分でスマートマネーを探すのは大変です。
おすすめのスマートマネーの探し方は、Lookonchain(@lookonchain)というTwitterアカウントをフォローして情報を掴むこと方法です。





Lookonchainはスマートマネーの動きを事細かにツイートしているアカウントです。ツイートから、追いかけたいスマートマネーのウォレットアドレスを見つけましょう。
例えば、2023年5月6日のツイートでは草コインPEPEで数億円の利益を出したウォレットアドレスTOP10が掲載されており、この10のウォレットアドレスは追跡する価値があります。


ウォレットアドレスのポジション・トレード実績の追跡は、DeBank(デバンク)というツールを使うのがおすすめです。


DeBankは、ウォレットアドレス毎の資産を表示できるポートフォリオ管理ツールです。
ウォレットアドレスをフォローするだけで簡単にポジションやトレードの追跡ができます。
次の画像に従って、気になるウォレットアドレスを検索してフォローして追跡しましょう。


画面の下のウォレットで少額資産を表示させることで、億り人が現在仕込んでいる少額の草コインを見つけることできます。


数千円~数万円程度のミームコインを仕込んでいた場合、そのミームコインはあなたも仕込んでおくと将来爆益を狙える可能性があります。
②プロジェクト内容を最低限調べる
①で目星のミームコインを見つけることができたら、最低限プロジェクト内容のリサーチは行っておくとよいです。



まったく露出がなく、一応の開発ロードマップすらないようなミームコインの場合、運営が売り逃げを前提にしている可能性が高くなります。
しばしば参考にされているスマートマネーには、売り逃げを前提としている詐欺プロジェクトのミームコインが悪意を持って送金されることがあります。
有名なスマートマネーのウォレットアドレスは、多くの人にDeBankでフォローされており、そこに表示させるだけでもトレンドを発生させることができる可能性があるからです。
プロジェクトがある程度しっかり練られていれば、問題ないと判断しやすくなります。
ちなみにLookonchain(@lookonchain)のツイッターでは、こういった有名スマートマネーに送金されている詐欺ミームコインについてもツイートしてくれるので重宝します。


③バブルマップでホルダーを確認する
最低限のプロジェクト内容をチェックしたら、ホルダーランキングとTOPホルダーの保有率を確認しましょう。



仮に一部の投資家だけで大部分の草コインを所有していた場合、その投資家のトレードだけで簡単に暴落させることができてしまうからです。
ホルダーランキングのおすすめの確認方法は、バブルマップで視覚的にチェックするやり方です。
下の画像の手順い従って、調べたいミームコインの名称orコントラクトアドレスを入力します。


仮想通貨のアドレスはDEXToolsの各銘柄の画面から簡単にコピーできます。


画面右側にミームコインのトップホルダーとその割合が表示され、画面中央にはバブルの形でホルダーが表示されます。
資金移動があるバブルは繋がるため、同一アカウントかどうかも見逃さないで済みます。


数人の個人だけで大量のミームコインを保有していた場合、相場は全てその個人のトレードによって決まってしまうため、あなたが爆益を得る前に相場が崩壊してしまう可能性が高くなってしまいます。
また、最初からそのプロジェクト自体がその個人アドレスの売り抜けを目的としたものである可能性も考えらえます。



bubblemapを使って出来るだけバブルが分散して分布しているミームコインを選ぶのがおすすめです!
④監査サイトで安全度スコアを確認する
最後に、仮想通貨の安全度を監査サイトで測りましょう。
仮想通貨の監査サイトは「Token Sniffer」がおすすめです。


検索バーにトークンアドレスや名称を入力します。
次のように100点満点で仮想通貨の安全度が表示されます。


ここで特にチェックしたい点は次の2つです。
- ホルダー分析(Holder Analysis)
- 流動性分析(Liquidity Analysis)


ホルダー分析では次の2つが安全度の評価対象になっています。
- クリエイター側の保有量が供給量の5%未満になっている
- 各ホルダーの保有量が供給量の5%未満になっている



先程のバブルマップで確認した内容と同じです!
流動性分析では次の4つが安全度の評価対象になっています。
- 現時点で十分な流動性が提供されているか
- 最初の運営側の流動性提供量は十分か
- 95%以上の流動性が15日間以上ロックされているか
- クリエイターのウォレット所有の流動性が5%未満化
特に3つ目の項目に関しては必ず確認するようにしましょう。



流動性がロックされていないと、運営側がいつでも売り抜けることができる状態ということになり、詐欺ミームコインである可能性が非常に高くなります。
分散型取引所のミームコイン・草コインは流動性プールと呼ばれる市場が用意されているため、自由にスワップができます。


ミームコインの場合、分散型取引所が許可を出していないために、投資家側が流動性を提供できない場合もあり、全ての流動性はミームコインのプロジェクトが最初に提供する流動性が占める場合がほとんどです。
この流動性がいつでも解除して売り逃げできる状態のなっていては、投資家はリスクを恐れて草コインを買うことができなくなってしまいます。
そこでミームコインのプロジェクト側は流動性プールロック(LPロック)と呼ばれるサービスを利用し、流動性を一定期間ロックして、売り逃げしないことを証明する必要があります。
まともなプロジェクトであれば必ず流動性プールをロックしているので、必ず確認しましょう。



流動性プールロック(LPロック)については下の記事で詳細について解説しています。
⑤分散型取引所でミームコインを購入
購入するミームコインが決まったら、早速購入していきましょう。
ミームコインは分散型取引所で上場しており、ブロックチェーンによって利用する分散型取引所は変わってきます。
- BNB Smart Chain:パンケーキスワップ
- イーサリアム:ユニスワップ
分散型取引所でミームコインを購入する方法にはここからジャンプできます。
補足:いくら分コインを買えばいいのか
既にトレンドになっている仮想通貨に乗っかる場合は少し多めに購入し、まだ一切話題になっていない仮想通貨を事前に仕込む場合は少額にするのがオススメです。



私の場合、前者が5000円で後者が1000円程度で買うことが多いです!
ミームコインは数万倍の利益も出せるので、1000円程度でも数千万円の利益を出せる可能性があります。
例えば、2023年5月にはPEPE(ペペ)と呼ばれるミームコインを263ドルで購入した匿名トレーダーが、380万ドル(約5億円)の利益を上げました。
Coindeskjapan「ぺぺコイン、数万円で約5億円の利益──500万%の上昇」
おすすめのミームコインの買い方
ミームコインは次の手順で購入できます。
買い方①:DEXToolsで取引場所を確認
DEXToolsで購入したいミームコインを選んだ場合、取引できる場所が画面左に表示されます。



下の画像の場合、パンケーキスワップで取引できます。


買い方②:ガス代を用意する



ミームコインは分散型取引所で購入していくことになります。
BNB Smart Chainで発行されているミームコインの場合はパンケーキスワップ、イーサリアムで発行されている場合はユニスワップを利用します。
分散型取引所でミームコインを購入(スワップ)するためには、ガス代と呼ばれる手数料を仮想通貨ウォレット「メタマスク」に用意する必要があります。
メタマスクは次のリンクからインストールできます。
パンケーキスワップであればBNB(バイナンスコイン)が、ユニスワップであればETH(イーサリアム)がガス代として必要です。



ミームコインを購入したい金額+ガス代分の仮想通貨を事前に用意しておきましょう。
必要なガス代は海外取引所Bybit(バイビット)で購入できます。


海外仮想通貨取引所に日本円を直接入金することはできません。
Bybitで仮想通貨を購入するためには、国内取引所から仮想通貨を送金する必要があります。



Bybitへの送金手数料が無料の国内取引所ビットフライヤーの口座を開設して、送金手数料が無料の仮想通貨XRPを買って送金しましょう!
- bitFlyerで送金手数料が安い仮想通貨XRPを購入
- 仮想通貨XRPをBybitに送金
- XRPを使ってBybitでガス代となる仮想通貨を購入
- ガス代をメタマスクに送金



こちらの記事でbitFlyer⇒Bybit⇒メタマスクまでの一連のやり方を詳しく解説しているので参考にして下さい。
買い方③:分散型取引所にアクセスする
メタマスクにガス代を用意できたら、メタマスクを分散型取引所に接続します。
本記事ではパンケーキスワップの画面で説明していきますが、ユニスワップでも操作は全て同じです。
こちらからパンケーキスワップのスワップ画面にアクセスします。(ユニスワップはこちら)
画面右上からパンケーキスワップとメタマスクを接続します。


買い方④:トークンアドレスを入力
スワップ先のミームコインを設定しましょう。
検察バーにミームコインのトークンアドレスを入力します。


ミームコインのトークンアドレスは、DEXToolでも簡単に確認できます。


ミームコインをインポートするとスワップ先に接敵できます。


買い方⑤:枚数入力&ガス代を払い購入
スワップ元の枚数を入力すると、ミームコインの枚数は自動で入力されます。


「スワップの確定」を選択して、ガス代を支払ったらミームコインの購入は完了です!(上の画像のスワップ見積もりの見方はこちらの記事で解説しています)


補足・スマホのミームコインの買い方
本記事ではPC版の画面を使って解説してきましたが、スマホ版でもミームコインの買い方は同じです。



メタマスクアプリをパンケーキスワップに接続する手順は次の通りです。
こちらからパンケーキスワップのスワップ画面にアクセスします。
「ウォレットを接続」をタップして「Metamask」を選びます。


メタマスクのアプリ上でパンケーキスワップを開けました。
もう一度「接続」をタップしてMetamaskを選ぶことでメタマスクアプリと接続できます。


接続するメタマスクのアカウントを選んで「接続」をタップしたら完了です。


補足:ミームコインの売り方
ミームコインを売るときはスワップ画面で上にミームコインを設定して、下にスワップ先の仮想通貨を設定します。
後の手順はミームコインを購入するときと同じです。


昔話題になったおすすめミームコイン一覧
次に過去大きなトレンドを生んだミームコイン厳選5つを紹介します。
既に時価総額上位に食い込んでいるものも多く、価格変動は小さく本来のミームコインの役割とは異なってきていますが、イーロンマスク氏の言及などで現在も度々話題になっている通貨もあります。
※読みたい所にジャンプできます。
①DOGE(ドージコイン)
DOGEはインターネットミームのdoge(日本のブロガーの飼い犬のかぼすちゃん)が元ネタのミームコインです。
ミームコインの先駆者的な存在で、これまでイーロンマスク氏の言及等で何度も急騰と暴落を繰り替えしてきました。
2023年5月13日時点では時価総額は約13.6兆円、時価総額ランキングは8位となっており、もはやミームコインとはいえない知名度と価格変動の規模になっており、投機ではなく長期的な投資としても人気のある仮想通貨です。
②BABYDOGE(ベイビードージ)
BABYDOGE(ベイビードージ)は、DOGE(ドージ)の子供として発行されたミームコインです。
2021年~2022年の仮想通貨バブルで何度か急騰し、その後もDOGEの上昇に合わせて度々上昇しています。
イーロンマスク氏がDOGEについて度々言及する度に上昇が期待できるので、犬系のミームコインの中では人気があります。
③SHIBA(シバコイン)
SHIBA(シバコイン)は、名前の通り柴犬がモチーフになっているミームコインです。
SHIBAは2021年の10月に暴騰して多くに億り人を誕生させ、その知名度を大きく高めました。
④PEPE(ペペコイン)
PEPE(ペペコイン)は、2000年代初頭に流行したPepe the Frogをモチーフとしたミームコインです。
2023年5月にはPEPE(ペペ)は数万倍の価格に急騰し、を263ドルで購入した匿名トレーダーが、380万ドル(約5億円)の利益を上げました。
Coindeskjapan「ぺぺコイン、数万円で約5億円の利益──500万%の上昇」
⑤FLOKI Inu(フローキコイン)
FLOKI Inu(フローキコイン)とは、イーロンマスク氏が飼っている犬の名前を元に誕生したミームコインです。
FLOKI Inuは、2021年の10月に暴騰して多くに億り人を誕生させ、その知名度を大きく高めました。
まとめ:ミームコインで億り人を目指そう





本記事ではおすすめのミームコインの見つけ方・買い方・銘柄についてご紹介してきました。
ミームコインは価格変動が非常に大きく、数千円の少額の資産からでも億り人を狙える数少ない投資先です。
2023年5月にはPEPE(ペペ)と呼ばれる草コインを263ドルで購入した匿名トレーダーが、380万ドル(約5億円)の利益を上げました。
Coindeskjapan「ぺぺコイン、数万円で約5億円の利益──500万%の上昇」
億り人を狙える王道のミームコインの見つけ方は次の通りです。
※読みたい所にジャンプして戻れます。
見つけたミームコインは次の手順で購入できます。
※読みたい所にジャンプして戻れます。
必要なガス代は海外取引所Bybit(バイビット)で購入できます。


海外仮想通貨取引所に日本円を直接入金することはできません。
Bybitで仮想通貨を購入するためには、国内取引所から仮想通貨を送金する必要があります。



Bybitへの送金手数料が無料の国内取引所ビットフライヤーの口座を開設して、送金手数料が無料の仮想通貨XRPを買って送金しましょう!
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- 仮想通貨XRPをBybitに送金
- XRPを使ってBybitでガス代となる仮想通貨を購入
- ガス代をメタマスクに送金



こちらの記事でbitFlyer⇒Bybit⇒メタマスクまでの一連のやり方を詳しく解説しているので参考にして下さい。
参考:ミームコインの価格変動が大きい理由



最後に参考として、ミームコインの価格変動が大きい理由について数学的な側面から理論的に解説していきます。
ミームコインの価格変動が大きい理由は、主に次の2つです。
- 売り抜けが前提で取引されている
- 分散型取引所で提供されている流動性量が少ない
後者については理論的に説明できる内容です。
ミームコインは主に分散型取引所で取引することになりますが、分散型取引所の中でミームコインを直接人間同士で取引することはありません。
ミームコインのプロジェクトと個人投資家が仮想通貨をミームコイン&その他の仮想通貨のペアで提供しており、それを元に市場が作られ、私たちはこの市場とプログラムで自動で取引を行っています。
この提供された仮想通貨で作られた市場のことを流動性プールと呼びます。



これがスマートコントラクトだね!


分散型取引所内の仮想通貨をの表示価格は、この流動性プール毎に計算されており、各流動性プール内の仮想通貨の枚数の単純な割り算で計算されています。


DEXToolsで表示されている価格、はこの分散型取引所の流動性プール毎の価格です。(複数の価格が表示されるのはこれが理由)
ミームコインの流動性プール(ミームコイン&ETH、ミームコイン&BNBなど)は、他の流動性プールと比べて提供されている流動性の金額が少ないという特徴があります。
- 投資家の流動性提供が分散型取引所によっては認められてない
- ミームコインのプロジェクト側がそこまで資金を用意できない



手数料の一部が自動的に流動性に追加される仕組みになっているミームコインもありますが、最初は流動性が小さいことが一般的です。
提供されている流動性が少ないと価格変動が大きくなる理由は、ミームコインの自動価格決定の仕組み(AMM)の多くは、Constant Product AMM(定積AMM)を採用しているからです。
Constant Product AMMでは、次の式に従って流動性プール内の仮想通貨の枚数が変わる仕組みになっています。
xy=k
例えば、yはミームコインDOGEの現在の流動性の枚数、xは現在のUSDTの枚数としましょう。
このとき、kは流動性が新しく提供されるときのxとyの掛け算(積)で計算される値で、次に新しく流動性が提供されるまで変わらず一定です。



だから定積AMMなんだね!



次の状況のとき、50USDT分のステーブルコインでミームコインDOGEを買った場合を想定してみましょう。
- x=5,000USDT
- y=10,000DOGE
- k=50,000,000
ミームコインのプロジェクトが5,000USDT&10,000DOGEで最初に流動性を提供し、その後まだスワップは一度も行われいない状況です。
この時点のDOGEの価格は「5,000/10,000=0.5USDT/DOGE」となります。



ここであなたが50USDTでDOGEを購入したときの流動性プールの価格変化について見てみます。
このとき、あなたがスワップで受け取れるDOGEの枚数は次のように計算されます。
- 変化後のxを式に入れる:y=50,000,000/5,050
- yを計算する:y=9,900.9900…..
- yの変動分が受取り枚数::10,000-9,900.99=約99DOGE
※ちなみ、このときスワップ価格は50/99=0.5050USDT/DOGEとなり、1%価格が現在価格から上がった状態でスワップすることになります。
これはプライスインパクトと呼ばれ、あなた自身の取引があなたのスワップ価格に影響を与える仕組みです。



プールが枯渇しないようにスワップ効率が悪くなっていきます。
この取引により、流動性プールは次のように変化しました。
- x=5,050USDT
- y=9,900.99…DOGE
- k=50,000,000(定積で変わらない)
この時点のDOGEの価格は「5,050/9,900.99…=0.51USDT/DOGE」となり、約2%価格が上がりました。



なるほど・・・!こういう仕組みでミームコインの価格は上がっていくんだね!
今回は分かりやすく解説するために、ステーブルコインとミームコインの枚数を同じくらいにしてみましたが、実際はステーブルコインの枚数はミームコインの枚数より非常に小さくなります。
そこまでの資金をミームコインプロジェクトが用意することは稀だからです。



そこで、もっとステーブルコインの枚数が少な現実的なケースについて考えてみましょう。
- x=100USDT
- y=10,000DOGE
- k=1,000,000
ミームコインのプロジェクトが100USDT&10,000DOGEで最初に流動性を提供し、その後まだスワップは一度も行われいない状況です。
この時点のDOGEの価格は「100/10,000=0.01USDT/DOGE」となります。



ここであなたが50USDTでDOGEを購入したときの流動性プールの価格変化について見てみましょう。
このとき、あなたがスワップで受け取れるDOGEの枚数は次のように計算されます。
- 変化後のxを式に入れる:y=1,000,000/150
- yを計算する:y=6,666.66666…..
- yの変動分が受取り枚数:10,000-6,666.66….=約3,333DOGE
※ちなみ、このときスワップ価格は50/3333.3333////=0.5050USDT/DOGEとなり、1%価格が現在価格から上がった状態でスワップすることになります。(プライスインパクト)
この取引により、流動性プールは次のように変化しました。
- x=150USDT
- y=6,666.6666…DOGE
- k=1,000,000(定積で変わらない)
この時点のDOGEの価格は「150/6,666.6666…=0.0225USDT/DOGE」となり、125%価格が上がりました。



すごい価格が上がってる!
このように流動性の提供金額が少ないと、同じ金額のスワップでもミームコインの価格は大きく変動するようになります。



今回の2つの例をグラフで表して比べてみましょう。
例①と例②のグラフ、そして流動性の変化は次のように表すことができます。


流動性の価格は流動性枚数の単純な割り算で計算されるので、グラフ上の点における傾き(接線の傾き)が価格を表します。
最初の例①では流動性が大きいため、接線の傾きが点Cと点Dでほとんど変わりません。つまり、価格変化が起きづらいということを意味しています。


一方、例②では流動性が小さいため、接線の傾きが点Aと点Bで異なり、価格が大きく変化していることが分かります。


このように、AMMの仕組みからもミームコイン・草コインは価格が変動しやすくなっています。



今回使用したグラフはGeoGebraで作成しており、下のリンクから誰でも閲覧できるので、参考にして下さい!
https://www.geogebra.org/calculator/dxj8da3a
Constant Product AMMは、こちらのUniswapV2の公式文献でも詳しく解説されています。
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