当サイトのコンテンツ制作ポリシー
「ぱんだくりぷとの」のコンテンツ制作・編集ポリシーはこちらでご紹介しています。
- メタマスクにリップルを追加する方法
- メタマスクにリップルを送金する方法
結論、メタマスクへのリップル(XRP)の追加・送金は、WXRPまたはXRP(BEP-20)と呼ばれるトークンでのみ行うことができ、通常のリップル(XRP)では行うことができません。


理由は、メタマスクは通常のリップルのブロックチェーン「XRP Ledger)」に対応していない仮想通貨ウォレットだからです。
つまり、コインチェックやビットフライヤーといった仮想通貨取引所から、通常のリップル(XRP)をメタマスクに送金することはできません。



XRPは手数料が安くて早いから便利なんだけど、メタマスクにお得に送金する方法はないの?
GMOコインなら、全ての仮想通貨銘柄のメタマスクへの送金手数料が無料なので、GMOコインからメタマスクに対応しているイーサリアム等を送るとお得です。



私も愛用している仮想通貨取引所です。
※当メディアでは、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」で認可を受けており、「関東財務局」に登録されている仮想通貨取引所の利用を推奨しています。また、当メディアの「仮想通貨」は「暗号資産」のことを指します。
暗号資産に関する注意事項は、金融庁・消費者庁・警察庁による「暗号資産の利用者のみなさまへ」を是非ご覧ください。
普通のXRPはメタマスクに送金/追加できない


結論、メタマスクには国内取引所で買える通常の仮想通貨リップル(XRP)は、送金・追加できません。
通常の仮想通貨リップル(XRP)は「XRP Ledger」と呼ばれるブロックチェーンでのみ入出金を行えますが、メタマスクがXRP Ledgerに対応していなからです。
国内取引所では用意できない、WXRP・XRP(BEP-20,BSC)のみメタマスクに送金できます。
メタマスクには対応チェーンのみ送金可
メタマスクが送金・入金に対応している主なブロックチェーンは、次の通りです。
Ethereum Mainnet | BNB Smart Chain |
Linea Mainnet | Polygon Mainnet |
Arbitrum One | Aurora Mainnet |
Avalance Netwrok C-Chain | Celo Mainnet |
Fantom Opera | Harmony Mainnet |
Optimism | Palm |
このように、ブロックチェーン「XRP Ledger」には対応していません。



国内取引所はXRP Ledgerでしかリップル(XRP)を送金できないため、メタマスクに送金できないという訳です。
メタマスクに安くお得に送金する方法
国内取引所からメタマスクに仮想通貨を安く送金したい場合は、送金手数料が全銘柄完全無料のところを利用すればまったく問題ありません。
メタマスクへの送金手数料が完全無料の国内取引所は、次の3箇所です。
おすすめは、イーサリアムの購入手数料が0.05%と安く、全銘柄の送金手数料が完全無料のGMOコインです。



DMMビットコインは仮想通貨の購入手数料が少し高く(約4%)、ビットポイントもスマホからだと少し高めです。(約5%)
メタマスクに送金できるWXRPとは
国内取引所では取り扱いがない、メタマスクに送金・追加できるXRPの1つ目は「Wrapped XRP(WXRP)」です。
WXRPは「ラップトXRP」と読み、イーサリアムブロックチェーン上でやり取りができるリップルなので、メタマスクへの送金・追加に対応しています。
WXRPは「Wrapped.com(ラップトドットコム)」と呼ばれる、Tokensoft inc.が運営しているサービスより、発行されている仮想通貨です。
Wrapped.comがHex Trustと呼ばれるカストディアン(保管のプロ企業)に通常の仮想通貨リップルを預け入れ、それと同額のWXRPを発行し、分散型取引所スシスワップにイーサリアムブロックチェーンで流通させています。


このように、WXRPはイーサリアムブロックチェーンで発行されている仮想通貨なので、メタマスクに問題なく送金・追加できます。
ただ、WXRPはどこの中央集権取引所でも取り扱われていないので、分散型取引所で流動性マイニングで運用するのが現時点での主な用途になります。



ちなみに、担保がカストディアンにしっかり保管されているので、WXRPの価値は通常のXRPの価値と同じになっています。
以下、WXRP(ラップトリップル)の基本情報です。
通貨名称 | Wrapped XRP |
シンボル | WXRP |
ブロックチェーン | Ethereum Mainnet |
トークンアドレス | 0x39fbbabf11738317a448031930706cd3e612e1b9 |
発行元 | Wrapped.com |
公式Twitter | https://twitter.com/WrappedFi |
上場分散型取引所 | Sushiswap |
メタマスクに送金できるXRP(BSC)とは
国内取引所では取り扱いがない、メタマスクに送金・追加できるXRPの2つ目は「XRP(BSC,BEP-20)」です。
BSCはBNB Smart Chainの略、BEP-20はそのトークン規格のことで、バイナンスのブロックチェーン上で利用できる仮想通貨リップルです。



メタマスクはBNB Smart Chainに対応しているので、XRP(BSC)は問題なくメタマスクに送金・追加できます。
XRP(BSC)は、バイナンスから仮想通貨リップルを送金するとき、送金に使うブロックチェーンを「XRP Ledger」ではなく「BSC」を選ぶことで、バイナンス側が新規で発行します。


WXRPと同じように、通常のXRPは保管され、同額のXRPがBSCで発行されるのが特徴です。(預かり資産としてのXRPはペグトークンと呼ばれる)
ただ、バイナンス以外のどこの中央集権取引所でも取り扱われていないため、分散型取引所で流動性マイニングで運用するのが主な用途になります。
以下、XRP(BSC)の基本情報です。
通貨名称 | Binance-Peg XRP |
シンボル | XRP |
ブロックチェーン | BNB Smart Chain |
トークンアドレス | 0x1d2f0da169ceb9fc7b3144628db156f3f6c60dbe |
発行元 | Binance |
上場取引所 | Binance、Pancakeswap |
WXRPをメタマスクに送金/追加する方法


メタマスクにWXRP(ラップトリップル)を送金・追加するやり方を解説していきます。
メタマスクにWXRPを追加する方法
メタマスクのアプリを開いてEthereum Main Networkを選択したら、画面下部の「トークンをインポート」をタップします。
アドレスに「0x39fBBABf11738317a448031930706cd3e612e1B9」を入力すると、Wrapped XRP(WXRP)が表示されるので、選択してインポートをタップすれば、追加完了です。


メタマスクにWXRPを送金する方法
WXRPは中央集権取引所では取り扱いがなく、主に送金はウォレット間に限られるので、トラストウォレットからメタマスクに送金する方法を解説していきます。
トラストウォレットのアプリでWXRPの「送信」をタップします。


送金先のメタマスクアドレスと送金するWXRPの量を入力し、続行をタップします。


見積もりが表示されるので、確認して送金を実行しましょう。


XRP(BSC)をメタマスクに送金/追加する方法


メタマスクにXRP(BSC)を送金・追加するやり方を解説していきます。
メタマスクにXRP(BSC)を追加する方法
メタマスクのアプリを開いてBNB Smart chainを選択したら、画面下部の「トークンをインポート」をタップします。
アドレスに「0x1D2F0da169ceB9fC7B3144628dB156f3F6c60dBE」を入力すると、XRP Token(XRP)が表示されるので、選択してインポートをタップすれば、追加完了です。


メタマスクにXRP(BSC)を送金する方法
WXRPは日本人が利用できないバイナンスでしか取り扱いがなく、主に送金はウォレット間に限られるので、トラストウォレットからメタマスクに送金する方法を解説していきます。
トラストウォレットのアプリでXRP(BEP-20)の「送信」をタップします。


送金先のメタマスクアドレスと送金するXRP(BEP-20)の量を入力し、続行をタップします。


見積もりが表示されるので、確認して送金を実行しましょう。


XRPを送金/追加できるウォレットもある


メタマスク以外のウォレットには、ブロックチェーン「XRP Ledger」で仮想通貨リップル(XRP)を送金・追加できるものもあります。



メタマスクようなインターネットに接続して利用するタイプのホットウォレットで例を挙げると、次の通りです。
- Trast Wallet
- Exodus Wallet
- Guarda Wallet
- Atomic Wallet
- Coinomi Wallet
Trast Walletは、XRPのウォレットを利用するためにアクティベーションフィー(Activation Fee)が
10XRP必要になるので、注意しましょう。
他のウォレットは本記事更新時点では使用可能ですが、メタマスクやトラストウォレットと比べると日本で利用者が少なく情報が手に入りにくいです。
最新の情報を公式サイト等で確認してから利用することを強くオススメします。
まとめ:送金手数料無料の取引所を使おう





本記事では、メタマスクに仮想通貨リップル(XRP)を送金・アドレスを追加するやり方をご紹介してきました。
結論、メタマスクに国内取引所で買える通常の仮想通貨リップルを送金したり、アドレスを追加したりすることは絶対にできません。
メタマスクは通常のリップルのブロックチェーン「XRP Ledger」に対応していない仮想通貨ウォレットだからです。


国内取引所からメタマスクに安く仮想通貨を送金したい場合は、送金手数料が完全無料の取引所を利用しましょう。
メタマスクへの送金手数料が完全無料の国内取引所は、次の3箇所です。
おすすめは、イーサリアムなどの主要な銘柄の購入手数料が0.05%と安く、全銘柄の送金手数料が完全無料のGMOコインです。



私も愛用しています。
【9月更新】口座開設キャンペーン一覧
【金融庁】仮想通貨に関する注意喚起



仮想通貨に関する法令・注意喚起について知りたい方は、以下の関連ページを一読することをオススメします。
消費者庁の「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」のYoutube視聴もおすすめです。
コメント